第一回目の会議が終了した。
いやぁ～、長い・・。
修行じゃな。
しかもＩ社長、開始前に、
「これ、超～塾長、３回くらい聞いてますよ。」
「まじ？外で５時間くらいタバコ吸ってていい？」
「ダメ・・」
修行じゃ・・・
そのあとは、ＡＯ入試でＹくんとＩくんが説明してくれた。
Ｙくんは、高校生で初？の世界一周ということで、講演会でも大人気である。
なんというか、そのバイタリティは、すごいもんがあるのぅ～。
一方、Ｉくんは、Ｙくんと見た感じ正反対であるが、かなりＡＯの仕組みを研究しているのが分かる。
そういう意味で、２人で１つちゅうビジネスである。
メンバーも、色々と飲み会では話をしておるじゃろう・・。
夜の部では、コアなメンバーが朝３時（４時？）まで。
「ちなみに超～塾長、なんで通信制やろうと思ったんですか？」
「名刺じゃな・・・」
「なんでですか？」
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「そういうことか、そうか、確かにそうだ・・」
「ま、不文律じゃからな・・」
「そうか、そうや。」「ちなみに学校法人とか作るんですか？」
「ま、５年くらいはかかるかな？」
「え？！それどうやるんですか？」
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「確かに、●●県でも１０くらいあるたらしいですし・・」「ただ手放さないでしょ？」
「なので、××を出してもらって・・・」
「そ～と～、えげつないですね。」
「何が？！」
「いやぁ～、ほんま、なんでそんなことまで知っとんですか？」
「・・・」
ま、地域ビジネスをしてると色々なことがあるからのぅ～。
帰ってきてからは、中学めぐり。大体、この市の校長は押さえておる。
まずは、地元から。何せ同級じゃし楽勝である。
「ちゅうことで高校を作りました。」
すげぇ～！！オレ行く！オレも！何？技術はいらんのか？！
と全部の先生、大喜び。ま、田舎はこんなものである。
同級の校長も
「いやぁ～、今、ミニミニ塾長の作文を読んでて・・」
「ほう。」
「ボクは大人になったら、パパの後を継ぎたいと思いますとか書いててさ、いい子やん。」
「お前、それ減点しとけよ。」
「・・・」
「ほんなヤクザな商売継がれても、しゃぁ～ないじゃろ！」
生徒よりも保護者に寄りそう学校であることを祈っております。
「で、どうしょうか？教育委員会も行った方がええと思う？」
「そらええやろ？どうせ、Ｓ先生、知っとるやろ？」
「ほな行くかのぅ～。」
と、教育委員会へ。
「毎度です。」
「おお！何？留学？」
「いや、学校作りました。」
「何ぃ～？？？」
「あ、通信制です。」
「あ、なるほど・・・」
「ちゅうことで、先生足りてないんで、ここはひとつ、よろしくお願いします。」
「何？先生、引き抜きにきた？」
「いや、バイトでＯＫっす。」
「そら、現役はぶりじゃろ。」
「なので、ご老人を・・」
「あ、退職した先生方々・・。あ、なるほど。ほんと、なんでもありやな。」
「ほな、お願いしま～す！」
「で、中学校は回った？」
「今、地元でＦ校長と話して・・」
「あ、そっか、同級やんね。なら、Ｙ校長は？」
「それ、ほんまイヤな感じしかせんわ。」
「いや、喜んでくれるんちゃうの？」
「出来れば、あいつを喜ばせたくないんじゃけど・・・」
ちゅうことでＹ校長のもとに行くことにした。
「毎度。」
「オレ、賢いヤツの知り合いはおらんのよなぁ～」
「あ、そうですか？超～塾長と申します。え～、私の記憶が正しければ、理系で同級だったかと・・」
「あれ？そう？？」
「え～、え～、運動会に竹を切ったバカがいて、代わりにＯ先生と私が謝りにいきまして・・」
「あ～、竹切った、切った。」
「お前、ほんま泣かす。」
「ほんで？」
「学校作った。」
「お？」
「どうせお前の下で働いても先生ら大変じゃろうから、引き受けるわ。」
「若いのはやめて。」
「やかましわ！体育とか技術とかもらいますわ。」
「あ、オレ、技術・・」
「それいらんわ・・・」
なんで、こいつが校長になれたかが不思議じゃ・・・。
「で、何？お前も校長？！」
「校舎長。」
「え？何、校長は別におるの？」
「そら本校にいるわな・・」
「へ、そうなん？？」
ほんま、やかまし・・・
「で、誰ぞおる？」
「ま、おるけど勉強してるみたいなんで、行かんかなぁ～」
「ほな、失礼しま～す！」
「いやいや、まだ・・」
これから、このくだり何回せなアカンのじゃろ・・。
つらいわ・・。
