ピアノレッスン・音楽の幸せな時間

小口美弥子・希代子ピアノ教室が発信するブログ♪
岡谷・下諏訪・上諏訪・茅野・塩尻・松本から通いやすい教室です。

ワークショップ参加!

2011-02-17 01:24:09 | Weblog
『オルフ・シュールヴェルク』のワークショップに参加してきました。

『オルフ・シュールヴェルク』は、ドイツで生まれたカール・オルフという作曲家が構想した子どものための音楽教育です。
音楽教育は母国語からはじめるべきということや、音楽教育は創造的でなくてはならないなど、子どもの自然発生的な言葉、動きのリズムを出発点として、即興指導を中心に表現力を育てていこうとする教育論です。

ワークショップでは、与えられた日本語の言葉をリズミカルに唱え、それをボディ・パーカッションのリズムに創作してみました。また、ボンゴやマラカスなど小楽器を使いリズムアンサンブルを行うなど、2時間頭と体をフル回転させました。

参加してみて、言葉からリズムを意識させることが、リズムを理解するのに一番わかりやすい方法なのだと思いました。
その反面、母国語である日本語は、リズムの抑揚が少ない言葉なので、西洋音楽を演奏する上で、作曲者の母国語を知る・聞くことはとても大事なのではと思いました。(話せることが一番なのでしょうけど・・・)
日頃から生き生きとしたリズム表現を体得しておくことで、ピアノ演奏も自然と生き生きしてくると思います。

ワークショップの内容はレッスンですぐに活用できそうなことが多かったので、教室でぜひ実践してみたいと思います。子どもたちの反応が楽しみです。




今年の抱負

2011-02-09 01:44:27 | Weblog
年が明け、ずいぶん久しぶりのブログ更新になってしまいました。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2011年2月6日、塩尻市レザンホール(大ホール)にて、『ピティナ・ピアノ・コンペティション優秀者演奏会~ピティナピアノコンサート』が行われました。

このコンサートは、中南信地域在住でピティナピアノコンペティションの予選を通過した年中から高校生までの子どもたちが出演しました。またゲスト演奏として、全国大会で金賞を受賞した2名の方が東京と愛知からいらしてくださいました。

今年は大ホールでの演奏でしたので、客席へどのように音が響くのか心配もしていましたが、音一つ一つがとても柔らかく鮮明に聴こえました。また演奏者それぞれの持つ音の個性がはっきりと聴こえてきたので、皆さんの演奏をとても楽しく聴くことができました。

こんなに大きなホールですと、なんだかしり込みしてしまいそうですが、小さな子どもたちもとても堂々と演奏していました。本当にすごいです!

この日はちょうど午前中のレッスンの時間が空いたので、途中まで聴くことができましたが、最後までいることができず残念でした。。。

いつも思うのですが、コンクールは人を大きく成長させるものだと、改めて感じました。コンクールの場合結果が出てくるので、それまでの努力が実ったかどうかをその結果によって判断してしまいがちですが、こういった子どもが受けるコンクールの場合はそうではなく、ステージで演奏することや、受けるまでの過程の中で、試行錯誤しながらもできることを全部やってみること、がもっと大事だと思います。
また、結果をしっかり自分のものとして受け止めることや、今年ダメだったけど来年こそは!という気持ちもすごく大事だと思います。

今年も、ピアノが好きな子どもたちを増やすこと。そして、音楽を通して、目標をもって頑張る気持ちを育てることを大事にしていきたいと思います。