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   日々のステップ模様

ラウに恋して

2008-02-12 00:02:12 | 聴く観る
「インファナル・アフェア」観ました。

なんとなく今更。
リメイクの「ディパーテッド」DVD出た時に観ました。
元来、暴力的な映画が好きではないので、おもしろいと思わなかったけど
オリジナルのほうが面白いっていう周囲の反応を聞いていたので
それならば。と観てみました。(いまさら)

いやはや。
オリジナルとリメイクの差は歴然。
ストーリーを知っていても ぐんぐん映画にひきこまれました。

何より やるせないラストが良かった。
ここ、完全にリメイクでは全く違うラストになってたな。

観終えて、リメイクはなんやったん?って思いました。
ディカプリオもマット・ディモンも好きな役者さんだけど
この作品では、トニー・レオンとアンディ・ラウに見劣りしてました。
ハリウッド役者には、内に秘める静かな演技というのが向いてへんのか
そういう演技指導がなされてなかったのか。

役者だけではなく、ストーリーにおいても
キーになってたモールス信号が
リメイクでは、現代的に携帯ピコピコしてただけで芸がなく。
それに何をさしおいても
「無間道」。
これを描かな、この映画の意味をなさへんやん。
何をしてるんや。マーティン・スコセッシさんよぉ。
っと、リメイクへの不満がふつふつと溢れてくるくらい
「インファナル・アフェア」を気に入りました。

そして、何より
私は、アンディ・ラウに恋に落ち、終始ドキドキしてました。
悲しみを秘めてるような表情がたまらない。


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