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楽っ! 鼻から胃カメラ

2008-12-04 10:14:15 | ただの日記
美味しくも、美しくも、面白くもない話なんだけど、5年ぶりくらいに胃カメラ検査受けました。
過去2回受けて、そのたびにもう絶対!やだ!って思ったんだけど、ここしばらく気になる症状があって
観念して受けました。
お医者さんが「鼻からの方が楽だよ。どっちでもいいけど」というので、順番待つ間に(個人病院なので先生が診察の合間に検査するんです)思案。
夫が以前、鼻からのを受けて「楽だよ~」と言ってたんだけど、そんなん同じことやっても感覚とか人それぞれだから信用できん。
さらに、友人が「鼻はねえ、たまに細くて通らない人がいて、そういうときは口からやりなおすらしいよ」と言ってたし。
でも、口からのは確実に辛いという経験があるので、ここはいちかばちか医者を信じて
「鼻からにしてください」
看護士さんが鼻にまず止血剤をスプレーして、次に麻酔(かな?)のスプレーともう少しどろっとした液体を注入。
でもそういうものも味を感じないだけ口より平気。
「あの.....鼻からするときも、喉を麻痺させるんですか?」
とうぜんそうだろう(喉を通るしかないんだから)と思いつつダメ元で質問する。
なんでかというと、カメラで見られるのも結構辛いけど、何より私は喉が麻痺した状態で検査を待つ時間がいちばん辛かった。
息がつまりそうでパニックになりそうになる。
なので、今回は喉が麻痺してることを自分で気づかないように、出てきた唾液を飲まないように(飲もうとすると喉がいうことをきかなくてパニックになる)ハンカチとティッシュを握りしめて検査にのぞんだのです。
なのに、看護士さんのお返事は
「苦手ですか?じゃあ喉のスプレーはしなくても大丈夫ですよ」
え?そうなの?ほんとに?
でもそれじゃ喉通る時辛くないかな....と質問。まったくわがままな患者だと自分でも思うけど
看護士さんは鼻からの薬だけで大丈夫ですよ、とやさしく答えてくれました。
横になって待つこと10分くらい。(5分かもしれない.......3分かも)先生登場。
「ちょっと上を向いて。鼻の中がちょっと痛いかもしれんからね。」
あっという間に何か鼻に挿入された感じ。痛くはない。
「はい、一度飲み込んで」
いわれるままにゴクン。
「うん、入ったよ。あとは普通にしててね」
え?もう?
普通って?わからんけどぎゅっと目を閉じ心を落ち着けてひたすらゆっくり呼吸(鼻からできる)を繰り返す。
背中を摩り続けてくれる看護士さんの手の感触がすごく心強かったな。
入ってしまえば鼻からも口からもやることは同じなんだろうに、以前とは辛さがぜんぜん違う。
カメラの性能が進化したのか、先生の腕が上達したのか。
検査はすぐ終わったってわけじゃないけど、このくらいなら毎年やってもいいって思えるくらいでした。






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