〔駐車場の奥に貸切露天風呂が３棟あります〕
先週の日曜日に行った『みやまホテル』の【日帰り温泉満喫プラン】は、貸切湯＋お昼の会席料理で3500円。土日祝も同じ価格なので、観光地にしてはリーズナブルだと思います。
あまり温泉に行きたがらない母ですが、このプランは大満足のようでした。
〔１階に『空のふもと』がある霧島温泉市場〕
『みやまホテル』は霧島温泉市場の隣にあり、駐車場は温泉市場駐車場の上にあります。車でビューと通ると見落としやすく、わたしも友人に教えてもらうまで気がついていませんでした。
１人で利用しやすい貸切湯ということで教えてもらったのですが、貸切湯は５つしかないため空くまで待つこともあるようです。でもそういうときでも隣に温泉市場があるから時間がつぶせていいですよね。
〔ロビー横のレストランスペース〕
日帰り温泉満喫プランは３日前までに予約が必要で、食事の後先と食事場所が座敷かテーブルかを選ぶことができます。
わたしは食事が先でテーブル席で予約しました。母娘そろって正座が苦手だからテーブル席にしたのですが、この日は座敷に団体さんが来ていて盛り上がっていたので、テーブル席で静かに食事ができてよかったです。
〔先付けなど〕 〔ヒラメとカツオのお造り〕
料理はちょっと豪華な和定食くらいを想像していたのですが、ちゃんとした会席料理で優雅な気分を味わうことができました。
〔羽子板形の飲み物メニューがかわいい〕
〔蓋物は黒豚の柔らか煮〕 〔焼き物はりんごのグラタン〕
〔鶏の鍋物〕 〔レタス巻と豚汁〕
鍋の出汁がおいしかったです。レタス巻は２切れ食べた後に撮影。
〔デザートはフルーツゼリー〕
料理はどれもおいしかったのですが、時間をかけて一品一品運ばれてくるうえに量が多かったので、すぐには動けないくらい満腹になりました。
お風呂を先にするべきだったか・・と後悔したけれど、この日は温泉の出が悪く浴槽にお湯がたまるまで時間がかかるということで、食後30分以上ゆっくりできたのでよかったです。
わたしたちが待っている間も次々に入浴の申し込みにきていて、後の方ではお断りされていました。みんなここの立ち寄り湯がいいことを知っているんですね～。
〔内湯：丸尾の湯〕
母が露天風呂を嫌がるので、予約時に内湯をお願いしました。５人利用できるお風呂なので、とても広かったです。
今回はたまたま一番湯だったけど、ゲストごとにお湯を入れ替えるわけではなく源泉掛け流しになっています。
〔お子さん連れでも利用しやすい配慮があってよいですね〕
くまもんの珪藻土（たぶん）マット、初めてみました。特にくまもん好きというわけではないのですが、これはかわいいと思いました。顔を足で踏んづけちゃうけどね。
〔設備も充実している洗面所〕
脱衣所内にはトイレもありました。浴室内には高齢者とか体の不自由な方が利用しやすい浴室用の椅子も置いてあったし、安い家族湯とはこういうところが違うなぁ～と感じました。
〔湯の温度はぬるめでした〕 〔紅葉の季節はきれいかも〕
湯温は涌き出し部（というのかな）でも50度なかったと思います。一番湯で浴槽がまだ温まっていなかったため湯船の温度はかなりぬるく、沸き出し口のお湯を直接肌にあてないと体が温まらない気がしました。
温泉って自然のものだから成分も湧出量も日によって変化するというけれど、湯温も変化するのかな～。
〔脱衣所に成分表が掲示してありました〕ぬるめのお湯だったから長く浸かることができて、体の芯から温まったおかげで、えびの高原でも上着を脱いで歩くことができました。
ポカポカした状態が長く続くのが温泉の薬効なんでしょうねー。温泉の成分にも興味がわいてきたので、今後はちょっと学んでみようかな。
〔レストランにあった大きなこけ玉〕この『みやまホテル』でとても印象に残ったこと、それは心のこもった接客だったなということです。
よっぽどハズレのホテルに行かない限りは、ホテルの接客は丁寧で感じがいいものですが、このみやまホテルの接客はほんとうに心がこもっていて温かみがある対応でした。
ご家族で経営していらっしゃるのかなという感じを受けたのですが、対応してくださった方みなさん（主に３名）とも感じがよくて、この温かい家庭的な雰囲気が好きで利用される方も多いんだろうなぁ～と感じました。
料理の味もホテルの設備も大事だけど、満足感を感じるというかいい気分になれるかどうかというのは、スタップの人の接客態度の善し悪しが重要な気がします。
今回はとっても満足しました。霧島に行ったらまた寄りたいです。今度は立ち寄り湯だけの利用になるとは思うけど。
