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- アニメの演出関係の仕事をしています。
アニメの制作会社に１８年間勤務して、
そのあとフリーになって９年がたちました。
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いつもガルパンを楽しみに見させていただいています。
私は、監督や演出という事に関しては、全くの素人ですので
本業として監督をされている方に対して以下のようなコメントをすることには
正直、気が引けるところもあったのですが
ガルパンが好きですので、書き込ませていただきます。
早速、第６話の試合が決着する場面なんですが、放送では、
華さんの「発射」の台詞のあと、Ⅳ号とファイアフライがほぼ同時に発砲
Ⅳ号の放った砲弾が、サンダースのフラッグ車に命中
少し遅れてファイアフライの砲弾が４号に命中
サンダースのフラッグ車の白旗が揚がる
Ⅳ号が映し出された時には白旗がすでに揚がっている
と言う流れでした。
見ていて「おー」となりましたが、この場面を次のようにしたら、緊張感が増すのではと思ったのですが
１．華さんの手元、引き金を引こうとする（ちょっとだけ指に力が入る。引き金自体は動かない）
２．ファイアフライが発砲（先に発砲されたことで、「華さん早く！」という気持ちがより強まる気がします）
３．再び華さんの手元、「発射」の台詞と同時に引き金を引く、Ⅳ号が発砲
４．Ⅳ号から発射された砲弾越しに、Ⅳ号が見える（徐々にアウトフォーカスとなる）が、
５．直後、Ⅳ号の車体が揺れ黒煙が上がるのが分かる。フォーカスがⅣ号に合い、白旗が揚がるのが見える。
６．カメラが砲弾の後ろに回りこみ、サンダースのフラッグ車を視界に捉え、命中。白旗が揚がる。
ガルパン内の試合の判定ルールが分からないので、上に書いたことは
「被弾（白旗）前に発砲していた砲弾は有効弾」
という解釈を前提にしています。
Ⅳ号がやられても試合は終わりではありませんが、見ている側からすると
大洗側の司令塔であるミホさんが乗るⅣ号がリタイアすると言うことは
実質的には「負け決定」ですよね。
話数を考えると「なんだかんだで、大洗は勝つ」と思って見ている人が大半だと思いますが
そうであっても、Ⅳ号の砲弾がサンダースのフラッグ車に当たる前に、Ⅳ号の白旗が揚がる
と言う状況は、見ている側に「当たれー！」の感情をより強く起こさせるのではと考えましたがどうでしょう。
１の所で華さんの手元を映すと、３の所も手元が必要になると思いまが、そうすると
放送の方にあった、Ⅳ号の正面を捉えた発射の場面を入れづらくなりそうです。
見せ場としても迫力があったので、ここは切りたくはない所ですね。
これを書いていて思いましたが、この場面に使える尺とか全く考え無しですし
あれも入れたい、これは切りたくないとかやっていると、他にしわ寄せが行きますね。
でも、こういうのをあれこれ考えるのも楽しいですが。
監督さんは、楽しいばかりじゃ済まないでしょうけど…。
ところで話は変わりますが、この第６話で、アリサの乗るフラッグ車支援に現れたサンダースの４輌。
被写界深度から外れて、アウトフォーカス気味のファイアフライが方向転換する場面はゾクゾクしました。
印象に残った台詞は「１発でいいはずです」「Ｔｈａｔ’ｓ 戦車道」あたりでしょうか。
笑ったのは「反省会するから」ですね。でも１番気になったのはアリサさんの「廃校」と「タカシ」です。
これはどうでもいい情報ですが
私は４０台半ばのおっさんなんですが、放送開始当初、同年代でガルパンを見ている人はいませんでしたが
現在、２名の巻き込みに成功しています。身近にガルパン談義が出来る人が増えてくれるといいのですが。
取り留めなく色々書いてしまいましたが、ガルパンは大成功で終わって欲しいと思っています。
そして、今後手がけられる作品を楽しみにしております。
お体に気をつけて、作品制作頑張ってください。
あ、ＢＤは前金払って予約入れましたので、もう後には引けません。だから大成功で終わってもらわないと困るんです。
１０．５話を見終えてからこれまでの間、録画したものやＢＤを見つつ、１１話、１２話を待っていました。
見ていて印象に残ったところについてコメントさせてください。
第７話、大洗の夕暮れの風景を見て。
ガルパンでは、放課後となる場面が多くなるという面もあるのでしょうが、夕暮れ時の描写が多いようです。
特に７話は印象的でした。川や遠くの山なみを背景に、田園の中を走る列車。夕焼けという言葉から思い
浮かぶような濃い色ではありませんでしたが、水平に近く描かれた日差しが、この時間帯独特の雰囲気を
作り出していました。
大洗の駅から学園艦までは、いわゆるマジックアワーと言われる時間帯が描かれていましたが、町並みや
送迎艦のデッキの明かり、それの映る水面など、ゆっくりとした時間の流れが感じられました。
２０１１年に放送された「放浪息子」に出てくる町並みの中にも印象的な夜の場面がありました。
子供の頃から見知った場所が多く登場し、見慣れたはずの風景が「こうなるのか！」と感心させられました。
この見知った場所というのは、「太陽にほえろ」や「ケンちゃんシリーズ」などの制作を行っていた撮影所が
あった所で、撮影風景も何度か見ています。テレビ画面に自分の生活圏が登場することは、他の方と比べると
多いと思いますし慣れていましたが、アニメでは、制作される方々を通して光や色が独特の雰囲気となるため
見知った場所でも、新鮮な印象を受けたことを思い出しました。
大洗にお住まいも方々も同じような気持ちで見ているのかな、などと思いをめぐらせています。大洗では
地域で盛り上げている分、ご近所同士で話題にすることもあるのかなと思うと、ちょっとうらやましいですね。
まだ家庭用ビデオすら無い時代、こういったことの話題を共有することは難しかったですから。
１１話、１２話の放送が３ケ月延期され首が長くなりましたが、各方面にガルパン特需があるようで
延期によって、ガルパンを盛り上げてくださっている大洗の方々にも良い結果となっているのであれば
それはそれで有りかなと。ガルパン２期は、放送かＯＶＡか、という話題を見かけたことがありますが
ＯＶＡだと、こういった盛り上がり方は想像しにくいので、やはりテレビ放送でお願いしたいです。
話題は変わりますが、前に「私は４０台半ばのおっさん」と書きましたが、もうちょっと言うと１９６６年
３月生まれです。水島監督は１９６５年１２月らしいので３ヶ月違いということになります。学年で言えば
同学年ですね。生まれた地域が近かったら、同級生になっていたかも知れません。「お詫び」に至った事は
決して褒められたものではありませんが、良いものを送り出そうという、監督をはじめ作品に携わっている
方々の頑張りは伝わって来るので、架空の同級生とはいえ水島監督に肩入れしたくなります（頑張れ！）。
放送まで１週間を切り、レコーダーの番組表に「ガールズ＆パンツァー」の文字が表示されているのを見て
感慨深いものがありました（大袈裟か）。自分が関わっているわけでもなく、一視聴者に過ぎないんですけど。
どこかのコメントで、同じようなことを書いている方がいて、ちょっとうれしかったですね。
また長くなってしまいました。すみません。
ガルパンの放送分については山場を越えられたのだと思いますが、今後もお忙しい日々が続くようですので
お体に気をつけつつ、面白い作品を送り出してください。
１１話放送まであとちょっと。楽しみです。
にやにやしつつ楽しんでいたら、「完全新作劇場版」、「ｖｓアンツィオ戦 ＯＶＡ化」
なんて情報が飛び交ってるじゃないですか。いや～、びっくり。でも嬉しいですね。
ただちょっとだけ残念なことも。私は、海外に公式配信されているガルパンを見た人の
感想を、翻訳して記事を上げてくれているブログを読ませていただいています。
水島監督やスタッフの方も、海外の方の感想はご存知かもしれませんが、日本人と同じか
それ以上に濃い書き込みがあるのを知ると、なんだか嬉しいんですよね。劇場版やＯＶＡ
だと、そういった人たちの反応が見られなくてもったいないかなと。
とは言え、再びガルパンを「待つ楽しみ」が出来たのは、それだけでもわくわくしますね。
どこかのコメントで「ガルパンを見るようになって、月曜日が来るのが楽しみになった」
と書き込まれている方がいました（ＭＸで見ていた方だと思います）が同感です。
期待しています。
ついでで申し訳ありませんが、アザゼルさんＺ。も楽しく見させていただいています。