月夜の上機嫌

こんにちは。水島努といいます。なんとなくの日記です。アニメに関するはなしが、若干多いかも。

カスカベボーイズの中の映画について。

2015-04-04 | クレヨンしんちゃん
質問を頂いたのでお答えします。

【Q】
しんのすけ達が取り込まれるあの西部劇の映画は、いつごろ撮影されたという設定なのでしょうか。
閉館したカスカベ座で、しかも映画そのものがチカラを持つほどですから、やはり古い映画であったのかなと。

しんのすけ達が取り込まれるおおよそ何年前の作られた未完成品であるのか、考察の為に知りたいです。

カスカベについては、もううんざりかも知れませんが、お答えして頂けると助かります。

【A】
劇中内の西部劇の映画は、バブル時代(80年後半~90年頭)の頃、製作されました。
そして製作が(おそらくバブル崩壊によって)頓挫しました。
カスカベボーイズが2004年のお話なので、12~18年くらい経っているという感じです。
Comments (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カスカベボーイズの映画館。ネタバレありです。

2014-08-13 | クレヨンしんちゃん
「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ夕陽のカスカベボーイズ」について、
質問をいただいたのでお答えします。
ネタバレを含むので、未視聴の方は読まないで下さいませ。

カスカベボーイズの質問をたまにいただきます。
自分の稚拙な構成のせいで、皆さんを混乱させてしまって、
本当に申し訳ない限りです。






①「どうして誰もいない映画館で、
完成されていない映画がずーっと放映されていて、
どうしてその中へ吸い込まれてしまったのでしょうか」

未完成の映画そのものに意志があったからです。
未完成の映画は、完成してもらいたくて、人々を呼び込みました。

②「映画の1番最後にヒロシが映画館を出ようと歩み出した時に歩みを止めて振り返ったのはなぜでしょうか?
僕の考えではヒロシにはつばきちゃんの正体がシロだったって気付いて振り返ったのかと思ったんですけど。あの”振り返り”には何か意図があったのですか?
もしもこのコメントに気付いていただけたら教えてください。」

あまり深い意図はなくて、現実に帰って来たひろしが、
「さっきまでの世界は何だったんだろう。もしかしたら夢でも見ていたんじゃないか?」と思って、
自分たちの出てきたスクリーンを、改めて見直すという、それだけのことでした。
意味深に見えたとしたら、ごめんなさい。
Comments (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カスカベボーイズの質問。

2012-10-11 | クレヨンしんちゃん
コメント欄に以下の質問が来たのでお答えします。

>最後のシーンで、椅子が6個下がってるのは、演出では無くて作画ミスだという話は聞いてますが、
 もう一つ作画ミスかな?というのを見付けました。
 それは、つばきちゃんが列車の中に居て、走ってくるジャスティスロボを見上げた時の絵です。
 つばきちゃんのヘアゴムは、内側に青で、外側が緑のはずなのに、そのシーンは反対になってるんです。
 「お前か、先導したのは」の台詞の後は、元通りになってたので、単なる作画ミスかなぁ……と(笑)

単純にミスです。
申し訳ありません。




Comments (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カスカベボーイズの頼りない返答。

2012-05-07 | クレヨンしんちゃん
コメント欄に質問が来ました。

>ひろしが振り返ったシーンには何か意図があっての事ですか?
>長い間考えてもわからなかったので、質問させていただきました。

はっきりした意図はありません。
例えば東京タワーに登って、その後降りてきて、
「さっきまであんな高いところにいたんだなあ」と、さっきまでいた場所を見上げる。
そんな感じです。
演出力不足で様々な憶測をよんでしまって、申し訳ないです。
Comments (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オトナの帝国。

2010-12-04 | クレヨンしんちゃん
ひさしぶりにクレヨンしんちゃんの、最初の頃のメンバーとお酒を飲みました。 最近のお酒の席は、結構気をつかわれてたりすることが多いので、申し訳ないやらな感じなのですが、 しんちゃんキャストスタッフのなかでは、未だにパシリ的な立場なので、それがすごくうれしかったです。 大好きで憧れていた先輩たちの前なので、もう、はしゃぎすぎちゃいました。 やっぱ、子分体質なのかも知れません。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カスカベボーイズのつばきのこと。(ネタバレありです)

2010-03-22 | クレヨンしんちゃん
ブログのコメント欄に以下のメッセージを頂戴しました。

「質問です。クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズの最後、椅子が5個から6個に変化したのは、つばきちゃんと関係あるのでしょうか?よろしくお願いします」

大変申し訳ないことなのですが、「椅子の数の変化」は演出意図でもなんでもなくて、単純にミスです。登場人物であるつばきとは何の関係もありません。深読みをさせてしまって本当にごめんなさい。

「カスカベボーイズ」はいろんな人から質問を受けます。
それはわたしの構成の悪さのせいです。
今まで聞かれたことをちょっと書いてみます。

☆「つばき」は「シロ」なの?
ずいぶん前ブログのコメント欄にも書いたのですが、少なくても製作中はそんな意識はありませんでした。
カスカベボーイズ」はシナリオが完璧でない状態で実作業に入っており、特にラストのくだりは「しんのすけは何かをきっかけとして立ち直る」みたいなことしか(自分のせいですが)書かれてありませんでした。
「そうだ。立ち直るきっかけはシロにしよう!」と思いついたのはずいぶんと後のことでした。
なのでつばきがいなくなって変わりにシロがやってきた、というのははっきりいってたまたまです。
ただ、初号試写(はじめて冷静に、一本通して見られる状態)のときに、「つばきとシロ」は何か関係がありそうに見えるなあと、無責任に思ったのも事実です。
意図としては「違う存在」だけど、そうかも知れない。というのが正直な私の答えです。

☆登場人物はみんな横文字なのになんでつばきだけ日本語?
本当はつばきも花の関する名前を使った横文字にする予定でした。シナリオには「つばき(仮)」と書いてあります。
しかし特に良い名前が見つからず、かといって椿の英語名のカメリアじゃあちょっとなあ、ということでそのままにしました。

☆つばきは何で一人だけはだしなの?そして何でラストは靴をはいているの?
結果として裏設定になってしまったのですが、つばきは今作品のボス役、「ジャスティスラブ」の前でなんらかのミスをしてしまい、それ以来「靴はくの禁止!」という理不尽な言いつけを受けたのです。そのためずっとはだしでいます。
ラストは、幸せなシーンなので、靴をはかせています。

とまあ、たたけばほこりが出まくるような感じの「カスカベボーイズ」ですが、
質問あったらいつでも受け付けます。




Comments (21)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「思い出を語る会」

2009-11-30 | クレヨンしんちゃん
「臼井儀人先生の思い出を語る会」に行ってきました。
「お別れ会」なのに、とても気持ちが明るくなる会でした。
臼井さんに送るメッセージ用紙には、ぶりぶりざえもんを描きました。
芸がないと、我ながら思いますが、私としてはやっぱこれです。

さてと、これからもがんばっていこう。
Comment (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ぶりぶりざえもんの冒険。

2009-09-24 | クレヨンしんちゃん
私としては、臼井さんはなんかもう全てがめんどくさくなって雲隠れして、健康ランドあたりでぼんやりと過ごしたあと、リフレッシュして軽いノリで「いやースミマセン~」とか言ってひょっこり復活する、なんていうのを想像していましたが。
そんなんじゃなかった。残念です。

「(劇場クレヨンしんちゃんで)ミュージカルが見てみたいですねえ」
企画会議なんていうと大げさな、春日部温泉の大宴会場の片隅で行われた打ち合わせで、臼井さんが、さりげなく、そう仰られた結果、「クレしんパラダイス」のミュージカル、「わたしのささやかな喜び(旧名「ちょっと汚いミュージカル」)」が出来上がりました。
なんかいつもそんな飲み屋のノリでの、映画の打ち合わせでした。シナリオを送っても速攻OK。ていうかノーリアクション。噂では、臼井さんは映画を見るときの楽しみのために、あえてプロットは読まないとか。すごい。信用しすぎだけど、いいの?みたいな感じです。
臼井さんの弔報を聞いてから、唐突に思い出したことがあります。わたしは自分の監督をする作品の打ち上げやイベントのあいさつのとき、「監督を担当している水島です」という言い方をしているのですが、これ、臼井さんのパクリでした。臼井さんが、パーティで「原作を担当している臼井です」とおっしゃっているのがなんかすごく良かったので、無自覚のまま使っていました。パクってすみません。でもやめません。

臼井さんは亡くなってしまいましたが、しんみりするのは良くない様な気がするので、とりあえずわたしは、「クレヨンしんちゃん」という作品の出身である、という誇りを胸に抱きつつ、日和ることなく精進していこうと思います。
本当にいろいろと、ありがとうございました。
じゃ。
Comments (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

臼井さん。

2009-09-17 | クレヨンしんちゃん
どこにいるんだよう。

とりあえず、臼井さんの姿かたちを知る、ひとりとして、
もしかしたら見つかるかもしれないので、
街中を、目を皿のようにして、歩きます。
Comments (16)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「カスカベ野性王国」

2009-05-06 | クレヨンしんちゃん
チケットをシンエイの仲間からもらったので、
「映画クレヨンしんちゃん オタケベ!カスカベ野性王国」を見てきました。
もしも人間が動物になったら?という誰でも一度は空想することを、しっかりと具現化していてとても楽しめました。
個人的には特に、ひろしの熱演と風間くんの顔が、ツボです。
あと、アクションの長回しワンカットが多いのも、うれしかった。
映画って、いいねえ。

Comments (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

現実逃避。

2008-09-23 | クレヨンしんちゃん
そんな場合じゃないのですが、
たまにはクレヨンしんちゃん(テレビのほう)のコンテ演出がやりたいなあ。
Comments (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

勝手に宣言。

2008-07-03 | クレヨンしんちゃん
「ケツコプター」の一件から、もう十年以上たってるんですね。
時効ですな。
Comments (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「水野と申しますが」

2008-06-12 | クレヨンしんちゃん
カスカベボーイズの公開中、水野晴郎さんから電話がかかってきました。
「わたくし、水野と申しますが、クレヨンしんちゃんにですね、私が出ているということを聞きまして、それでその真偽を監督さんに確かめるためにお電話差し上げました。本当なんでしょうか?」
カスカベボーイズに、映画オタクで年配で福耳の水野晴郎さんにそっくりな「マイク」というキャラを、本人の許可も得ずに(頭を禿げさせたりメガネをかけたりと少しは変えていた)勝手に出していたわたしは、あせりました。
「(どぎまぎ)いや、あのう」
「あ、別に怒っているわけではないので、本当のことをおっしゃってください」
「まー確かに、そのまま、というわけではないのですが、多少、水野さんを参考にさせていただいたキャラを出しました」
「(おだやかに)あー、そうですか。機関車も出てくるそうじゃないですか。『シベリア超特急』はご覧になりましたか?」
「『1』だけ拝見しました」
「『2』『3』と、どんどん良くなっていきますよ。是非ともご覧になってください。あと、次に私がしんちゃんに出るときは、是非呼んでくださいね」

その後、ご親切にも水野さんは「シベ超2」「3」のビデオを送って下さり、その上「シベ超5」の試写会にわたしを招待してくれました。

映画好きでとってもやさしかった水野さん、
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
Comments (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いまだに言われる「ウソ予告」。

2008-06-09 | クレヨンしんちゃん
どちらかというと「特報」の方に、その傾向が強いのですが、ちょっと弁解というか言いわけさせてください。
劇場しんちゃんの特報が作られる時の、本編の情報が極端に少ないのです。例えば、
「嵐を呼ぶジャングル」   しんちゃんがサバイバル。
「オトナ帝国」       大人と子供が戦う。
「戦国」          合戦があるらしい。
「温泉わくわく」      家族がバラバラになる(本当)。
「タマタマ」「ブタのヒヅメ」敵キャラが多い。
「ヤキニク」        ぶりぶりざえもんがいっぱい。
「カスカベ」        なんちゃって西部劇。
なので、監督という立場の「ヤキニク」「カスカベ」は、イメージでがきていなければいけないので責任があるかも知れませんが、それ以外は、ぶっちゃけ自分の責任じゃないと思うっす。
まあ結果として、ウソはウソなんですがね。
Comments (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「クレしんパラダイス」ボツネタその3。

2008-04-27 | クレヨンしんちゃん
カット1、土管のある空き地でいじめっ子たちにいじめられているマサオくん。
     「マサオのくせに生意気だぞー!」とか言われている。
カット2,泣きながら家に帰ってくるマサオくん。
カット3,泣きながら階段を上るマサオくん。
     「助けて~」としんのすけの部屋にむかう。
カット4,助けを求めるマサオが押し入れを開けると、中でしんのすけがドラやきを食べていた。
     しんのすけが冷たく言う。「やだよ」
サブタイトルは「アン アン アン(はぁと)」
コンテまで描いたところで、上からの指令でボツにされました。
Comments (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする