兔と憂鬱の同居2

兔が出会った憂鬱達との会話。

古くなった未来。

2005-10-05 00:34:36 | Weblog
西暦200X年。
その頃の車にはタイヤなんて付いてなくて宙を浮いて走るんだ。片側4車線、そして更に上下5車線の立体車線。
誰でも宇宙旅行に行けて、料金は…そうだな…今で言えば「飛行機」程の値段。主要都市の建物や木々は全部透明なドーム状のカプセルに入ってる。その中の人間が着る服は銀色のスーツで、田舎に住む人間はみんなそれを羨むんだ。
そしてその頃には異星人との交流もあって、観光目的で地球にやってくるその異星人は普通に街を歩いてるんだ。

西暦2005年現在。

当然、んなアホな未来はない。
西暦2005年現在の人々が考える未来は世界の平和だったり、宇宙旅行だったり最新技術の発達だったり。
そう考えれば今も昔も願う未来ってのはほとんど変わりはない。

だからこう考えてしまうんだ。
いつか、今想像している未来も「アホな未来」になってしまうのかなって、色褪せた絵本のような未来になってしまう時がやってくるのかな。。

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