道路の脇の側溝には水が無い。
その代わりに小さいカタツムリが数匹いる。
暑い暑い日差しを避けようと殻に閉じこもるカタツムリを、僕は「空っぽ」なのだと思い拾い上げては道路に並べた。
熱いアスファルトの上は彼らにとっては灼熱地獄だったろう。
小さな罪悪感を今になってふと感じ始める。
その代わりに小さいカタツムリが数匹いる。
暑い暑い日差しを避けようと殻に閉じこもるカタツムリを、僕は「空っぽ」なのだと思い拾い上げては道路に並べた。
熱いアスファルトの上は彼らにとっては灼熱地獄だったろう。
小さな罪悪感を今になってふと感じ始める。