こんなに楽しい!みやび流押絵

各教室での押絵の作品や、道端で出会った季節の移ろい、クスッと笑えるテーマもありますよ~

小さな夢 大きな夢

2009年03月13日 | こんな押絵(押し絵)がありますよ

Ⅰさんがハコベルlockに入れてこられた「夢」の押絵。
「夢」と言う字は、希望をふくらませる時、
また、失ったものを偲ぶ時にも使いますね。


夢の大きさって、年と反比例するんでしょうか・・・
自分の可能性や、力の限界を知っていくと、
その中で叶えられる夢にしてしまう知恵がつくのかも。
たとえどんなに小さくても、夢が実現した時の喜びは
何物にも代えられませんよね~kirakira2

昨日の絹甫は正にそれ。
ギプスが取れ、足を曲げて地面に立てるということは・・・
ポータブルトイレで補助して頂くにしても、後の始末が
自分で○○るということ!toilet tpaper
どれだけこの日を夢見たことでしょう!!
普通のことが夢に思えて感謝できる・・・
不自由を経験したからこその、ご褒美ですね~ribbon

 自分のウンを 自分の手でつかむ喜び を実感した絹甫です。be

曲がる喜び

2009年03月10日 | 今日の感動

取れました~~~
絹甫の左ひざに3週間巻きつけられていたギプスが!


昨日のレントゲンに続いて今日は、動かしながらの検査。
その結果がずい分良かったもんで、先生方が太鼓判を押して下さり無事開放!!kirakira2
身も心も軽くなり、やっと晴れやかな表情が戻ってきました。meromero2

太いマジックテープでバチッバチッと固定され、トイレをする時も片足で立ち、これを巻いた左足は伸ばしたまま。
ベッドからは下りられず、寝返りもままならない・・・zzz
そんな不自由を経験した身には、窓から見える同じ風景でさえ、モノクロからカラーになったことでしょう。hinode

明日からは、両足で立って歩くリハビリが再開します。
一月前には、当然のこととして始めていたリハビリが、こんなにも感動と感謝の気持ちで臨めるようにして頂けたのは、有難いことですね。heart

このギプスも考えてみれば、苦しめられたようで、結局は骨の成長を守ってくれた大切な恩人。
   固定を憎んでギプスを憎まず・・・ってか?meromero

明日の京都教室、スキップで行きたいくらいです。run





勝負は赤で

2009年03月09日 | 今日の感動

絹甫が膝の固定をされ、両足で立つ自由から離れて3週間。
今日のレントゲンの結果が良ければ、明日からは固定したままでも、両足に体重をかけてのリハビリが再開されることに・・・
その大事な!一世一代の!!決戦に備えて~~!!!
勝負は赤で!!と、絹甫から用命のあったのがこの赤いカーディガン。
果たして結果やいかに~~~~?!
ジャ~~~ン!!
剥がれた骨がズレルことなく、下から新たな骨様(^0^)がお出ましになって来られ、
このまま順調にいくでしょうとのこと。kirakira2
張り詰めていた絹甫と父の目から、汗がボロボロasease
先生も看護師さんも、「これだけがんばってこられたんですもんね~~」と心から祝福してくださいました。clapclap
少し(絹甫にとっては毎日がも~限界!)回り道はしましたが、そのお蔭で糖尿の数値もすっかり正常になり、ま、糖尿の為の入院も出来たと思えば良かったかと・・・
帰り際、「明日からまた頑張れよ」と言いながら右手を差し出す父。par
絹甫もにっこり握手で答えたかと思うと、今度は父が左手を。
(??お手!のお代わり??)
怪訝そうに差し出す絹甫の左手を握りながら、
「よしよし、こっちも力が入ってる」
普通なら、ここでまた感激するんでしょうが、絹甫はもうこのあたりで我に帰ってますからして、
「そらそ~よ!peace
グ、グッ~~~~可愛くない~~~hekomi
でもまぁ、そんな風にしてきた責任はいずこに~~?ですから・・・
とにもかくにも、赤の勝利した一日でした。


パワー全開!

2009年03月07日 | あれやこれや

可愛い子には 旅をさせろ・・・

絹甫が入院して以来、ず~~っとこの言葉が頭から離れません。
親と子、逆さまと言われるかも知れませんが、実際その通りでして。

祖母である初代から押絵の跡継ぎとして英才教育を受けた絹甫は、押絵以外は何一つすることも、さされることもなく生きてきました。

父が初代に、絹甫と結婚させて欲しいと言った時、
「押絵以外のことは何も出来ませんけど、それでもよろしゅおしたら、どうぞ」と言われた父。
当然、社交辞令だと思いきや、正真正銘だったと気が付きますが・・・もう後の祭りbikkuri
そこから父と娘による、お姫様サポートクラブが発足した訳でござりまする~~meromero2
絹甫を大切にすることこそが生きがいのような父。
その父から幼い私は「松恵はお母ちゃんを助けるのが役目だぞ」と洗脳され、かけらの疑いを持つこともなく、うま~く育てられてきたモンです。

膝の固定をされてから、もう少しで3週間。
最初の1週間ほどは完全に笑顔が消え、初めて見る絹甫の暗い表情に、こちらの胸も締め付けられるようでした。horori
でもただ一つ、良かったと思うことが!!

絹甫が父に対して、これまで見たことのない優しさを素直に表わし出したんです。heart
父はいつでも、絹甫を大事にし過ぎるあまり、煩がられて来ていましたが、そんなに優しい父に対する自分の感謝の無さを反省することしきりで「罰が当ったんですわ」と、
主治医の先生にまでお話したり・・・

それを聞いて、生まれて初めて位の喜びをかみ締める父!!meromero
「退院したら、今度こそ仕事の時間を減らして、少しは旅行にでも付き合ってくれよな」
「ほんとにそうやったわね~~」と絹甫!?
あ~~美しきかな、夫婦愛・・・kirakira2
大変な代償を払ったかも知れませんが、脳梗塞のおかげだな~と、私は、思いました。

しかし、聡甫は冷静でした。
「おばあちゃんが絶対そんなはず無いわ。退院したら、まぁ2週間がいいとこやろと思うよ」
「???!!!」

固定したままの状態でリハビリが出来るようになった頃から、だんだん元通りの元気な顔になり、私の胸のつかえが無くなるのと平行して、父の立場も逆戻り・・・hekomi
心配して苦言を呈する父に「もう帰って帰って!!soppo
したり顔で聡甫が
「この頃、2日が限度かと思ってたけど、やっぱり2時間もムリやろね~」
祖母を知るに、孫に如くはなし・・・be

てな訳で、片膝伸ばしたままですが、気分的にはもうすっかり元気印の絹甫ですので、
皆さま、どうぞご安心くださいませませ。
父がちょっと、胸が痛いとか・・・
そりゃ~中も外も、痛みますわね~~zzz



富士山はいつもいっしょ

2009年03月05日 | こんな押絵(押し絵)がありますよ

第1木曜、東京教室の日です。
今日の富士山は、厚い雲のカーテンから、頭少しだけ見ることが・・・
一月前の今日は絹甫が脳梗塞を起こした為、私に代わって聡甫が上京。
30年にわたる東京教室の中で、私自身の手術、大震災に続いて3回目のことでした。
こうして新幹線から、いつもどおりに富士山を拝める幸せをしみじみ感じました。


同窓生が毎月集まってくれているランチでは、みんなが私自身の過酷な毎日を心配してくれ、教室では手づくりケーキ持参で疲れを癒して下さったり・・・
身に余る皆さんの温かいお心に支えて頂いてるお蔭で、こうして毎日、元気にニコニコ送らせていただけてるんだな~と、改めて感謝感謝です。


少し時期遅れになってしまいましたが、梅の押絵を仕上げ、ハコベルに入れてルンルン~で帰って行かれました。


そして今日から、中高の時の同級生が入校してくれました!
1日講習で楽しさに出会えたからと・・・嬉しいことです。
ティーカッププードルを可愛い額に仕上げてもらいました。
出会い、一緒のクラブ、転校、結婚、子育て、別れ・・・
あまりにも共通項の多い、同じ匂いを持つ存在同士だったことに、
この年になったからこそ、気が付き、ますます盛り上がった「あら還」嬢ちゃん二人でした。