大誠舘 宮崎師範Blog🔥

日々の稽古、諸活動を通じ独り言を綴っていきます。押忍

A distant karate story ⑦ 敗北

2020-02-24 20:22:21 | 日記
今から30数年前、正道会館北海道支部主催の北海道大会が第1回~5回まで開催されておりますが、この大会は私にとって青春そのものでありました
第3回大会の優勝、ギブスをはめながらの出場、強豪選手との闘い等々
数々の思い出があり
 この大会のために生きていた
といっても過言ではないくらい、青春の全てを賭けておりました。

しかし、ギブスをはめながら激闘した1年後、左腕も完治して万全のコンディションで迎えた
  第5回北海道大会
ここで意外な結果が待ち受けていたのでした。

私には、当時全日本大会出場への夢があり、この大会で優勝して弾みを付けようとしていたのですが…

初戦は、他流派の中堅クラスであり本来ならKOできるはずだと思っていたのですが、なんとも技のキレが悪い

結果的に判定勝ちはしたのですが
支部長からも
  「動き重いな」
と言われ、その後の試合を示唆するものとなったのでした

そして迎えた2回戦、相手は身長190センチの長身の選手が相手でした。

これもまた苦戦、とにかく技のキレが悪い
結果的に体重判定で辛うじて勝利したものの、この時点で私には不吉な予感が…

次の準決勝、相手は私より一回り大きい他流派の選手でした。

結果は、ローキックをもらっての完璧な一本負け

完全な敗北でした

この屈辱は次回の大会で必ず返すと心に誓ったのですが…

なぜか

この大会を最後として、初期の正道会館北海道支部における北海道大会はこれが最後となってしまったのです
(当時プロレスの聖地と呼ばれていた中島体育センター別館で開催との話もあったのですが…)

このように黒帯となって初めての敗北感を味わった私でしたが、3年後、歴史的な大会に挑戦させていただくことになります。
             つづく








熟練

2020-02-22 23:53:31 | 日記
本日は、一般稽古に参加させてもらいました。

総勢十数名
若い子たちが多く、弟指導の下で私の稽古指導とはまた一味違った充実した稽古を行うことができました。

若い子たちは、我々よりスピード、勢いがあるので、この動きに対応するためには何が必要なのか

年をとるにつれ、体力、スピード、パワーの面で顕著な衰えが現れてくるのは当然ことであり、これをカバーしていくための対策を考えなければなりません

それには、パワーに対してパワーで返すのではなく、パワーに対してはテクニックや気持ちの部分で対抗すること、すなわち
   熟練した技と心
が必要なのではないでしょうか。

例えば
技術面でいえば、相手の攻撃に対してカウンターやサバキで返す
精神面でいえば、効くパンチ、蹴りを受けても平静を装うなどといった戦略的なもの、それと妥協しない気持ち等々

若い子たちとスパーリングをやる中で、相手が昔の自分とダブることが多々あります。
今、昔の自分を倒せるのか

30数年前の自分ともし戦わば

私自身の永遠のテーマです。

本日は、若い子たちと一緒に稽古する中で、そういったことを再確認することができました。

まだまだ修行半ばの身、日々の稽古が血となり肉となっていることが実感できる今日この頃です
             押 忍




本日も全日本王者とのスパーリング





              









顔面攻撃

2020-02-22 00:42:44 | 日記
本日は、私の指導稽古日でした。
今回で6回目となりますが、自分自身とても勉強になっております

大会に出場していた頃は、まともな指導などしたことはありませんでしたが、人に教えることすなわちこれが自分の修行であることを理解し始めた今日この頃であります。

毎回、実効性のある稽古メニューを組み立てる楽しみがあり、最近空手のことばかり考えている自分がいることに気がつきます。

さて、今回は少なめの人数でしたがいつものように充実した稽古を行うことができました🔥

今日のテーマは
    顔面パンチ対策
となります

その内容は 
 パンチングミットを使っての
  ジャブ、右ストレート
  ワンツー
 キックミットを使っての
  ワンツー→左ミドル
  ジャブ→右ミドル
等を行い、最後は
 顔面ありのマススパ
 フルコンルールのスパーリング 
で締めました

顔面攻撃は、避けては通れない道であり、フルコン出身の私は顔面攻撃を認める他流諸派、武術を僅かながらも修行させて頂き、そのエッセンスを取り入れ自らの糧としてきました。

でもあくまでもその土台は、私の源流となるショートレンジからの攻撃を主体とした空手となります。
   
本日も森師範代が補助に付いてくれました。
ありがとう 
            押 忍
























この心地良さが最高❗

2020-02-16 00:18:00 | 日記
今日は、一般部の稽古日でした。

森師範代号令の基本稽古。弟の技術指導そして最後はスパーリングでした

技術指導は膝蹴りがテーマでした。
相手の首を抱えての
  ストレートのひざ蹴り
  回す膝蹴り
  膝蹴りの返し
等々

毎回新鮮味があって自分自身のレベルアップに繫がっています(^^)

スパーリングは、それぞれがいい技術を持ってますので、今後とも自信を持ってやってもらえばと思います

村田さんも、ショートパンチ、左ミドルキック、アウトロー等
私の理想とする倒す空手の動きに近づいています。

大誠館で稽古すると、30数年前正道空手に青春を燃やしていた頃の記憶が甦ります。

この時間、この仲間は、私にとって掛け替えのないものです

この心地良さが最高です💪
             押忍












ハードな稽古👊

2020-02-14 23:53:24 | 日記
本日は、恒例の私の指導稽古日でした。
みなさん何時もどおり、アドレナリン全開でした

「休み休みやってくだい」と言っても誰も言うことを聞いてくれません

今本先生は、御年59歳なのですが全く妥協しません。
その姿勢なんですよね…
これが本物の空手家と似非空手家の違いなんです。

私も嬉しくなり、ついつい昔を思い出しハードな稽古に徹してしまいました

そのメニューは、組手中心で
  左パンチのみ
  左パンチ、左ハイキック
  左パンチ、左ハイ、ミドル
  パンチ、ロー
  パンチ、ロー、ヒザ
の限定組手、そして
  フルコンルール
  フルコン摑み有り
  2分×10数ラウンド
の組手を消化しました。

森師範代もヘルプに付いてくれました。
いつもありがとう
(現役世界・日本チャンプがヘルプなんてなんと贅沢な)

たまには、こんな稽古もありだと思います。

みんさん疲れながらも生き生きと稽古している姿は、指導者冥利に尽きます

また、来週も宜しくお願いします。
            押 















ありがとね