大誠舘 宮崎師範Blog🔥

日々の稽古、諸活動を通じ独り言を綴っていきます。押忍

男として体を賭ける時のために

2020-01-18 00:12:30 | 日記
本日は、私の稽古指導日でした

テーマは

① 左ローキックを誘ってからのボディへの右ショートストレート→レバーを狙っての左アッパーorフック→左ミドルキックor左ヒザ
② 左右回し崩しからのヒザ蹴り→ヒジ打ち

でした

①は、倒しのセオリーの一つであります

これは、私の源流となる流派の全盛期にKOアーティストとして恐れられていた選手の極め技となります。

まず、右ローを数発繰り出し相手の右ローを誘い、相手が右ローを出してきた瞬間にボディを狙い右ショートパンチのカウンターを決めるといったパターンとなります

更にそれで倒れなければ、レバー打ち、左ミドルと続くのです
 
倒しのセオリーは、倒すまで執拗に技を繰り出すのが鉄則であり、しかもそれはレバー等の急所を適格に狙ったものでなければなりません

②は実戦を想定したものであり
左前蹴り、右前蹴り等を捌いてからの回し崩し→ボディを狙ったヒザ蹴り→頭部を狙ったトドメの肘打ち
となります

これらの技を反復稽古した後は
 ・突きのみのスパーリング
 ・フルコンルールのスパーリングを行い、最後は、ミットで締めました

本日は、森師範代が補助に付いてくれたこともあり、充実した内容の稽古を行うことができました
森師範代ありがとう

私の稽古方針はルール内の技術のみではなく不測の事態に対応できる空手を追及して行きたいと思っております。 

人生、男として体を賭ける時が必ずあるのですから

押忍










   









倒す空手のDNA

2020-01-15 22:37:44 | 日記
私と正道会館の出会いは、今から30数年前となります

当時、北海道では、直接打撃系の空手といえば有名主流派が中心となり数流派しかありませんでした

そんな中で私は、当時絶頂期であった有名主流派の大学空手部に入門したわけなのです。

空手部には3年間在籍しておりましたが、その間、我が流派こそが最強であると信じ、ひたすら直線的な動きのガチンコ組手を信条として稽古に励んでおりました。

しかし、それはある時期を境に変貌を遂げることになります

それは、大学3年の夏のことです

空手部の同期の間で
「正道会館という流派が中島体育センターで活動している」
といった話となりました。

当時の正道会館は、北海道では、それ程の知名度はまだありませんでしたが、空手雑誌で全日本大会の記事を見て、私は斬新的な魅力を感じ、これまでの空手とは違う、何か惹かれるものがあったのでした❗

そして同期たちと正道会館の稽古を見学することになり、期待と緊張を胸に中島体育センターへと赴いたのです。

私自身、それまでやっていたことに疑問を感じ、この時何かを掴かもうとしていたのかもしれません🔥

そこでは、T北海道支部長、O先輩がいて、私たちを快く招いてくれました。

O先輩は、日大キックボクシング部のOBであり先輩の強烈な左ミドルキックを見て驚異を感じたものです❗

それよりも支部長、先輩の全く威張っていない優しい対応に感動したのでした。

私が所属していた空手部の流派は、黒帯といえば馬鹿みたく威張っていましたからね
今から思えば単なる世間知らずだったのでしょうが…

その後、私は数カ月後に、正道会館に移籍したのでした。

そして、審査会で来道された石井館長と出会いカルチャーショックを受け、正道空手に青春の全てを賭けることとなったのです

このように私の源流は正道空手であり、当時、石井館長から教えを受けた
   倒す空手
そして、そのDNA伝承していくのが私の使命であり、これが大誠舘の志であると思っております。

押忍

正道会館北海道支部主催の第1回北海道選手権


O先輩の勇姿



若かりし頃の私



















生涯の空手道

2020-01-12 00:40:13 | 日記
本日は、大誠舘一般部の稽古日でした
十数名の道場生が集まり盛況なうちに終了しました
みんなが活き活きとして非常に良かったです

まず、今本先生号令の基本から始まりました
魂の籠もった号令により道場生が一丸となる光景は素晴らしかったです
なんと今本先生は、
  還暦間近
だと言うではないですか
本当に頭が下がります

基本の後は、ミットとスパーリングを行いました。
私の役目はちょっとしたポイントを教えるだけです

大誠館には今本先生、田中先生等々
マスターズクラスの道場生が頑張っております。

その姿勢が大事なんですよね

「空手をやってました」ではなく
「空手をやってます」
つまり現在進行形でなければ全く意味がない

空手は生涯を通しての
   修行の道
なのですから
空手はスポーツではなく武道なのですよ。

昔の仲間どこいった~
全日本大会で名を馳せても意味ねぇぞ

まあ今日は、こんな感じです
みなさんよい連休をお過ごしください
 押忍

















空手魂燃え尽きるまで🔥🔥

2020-01-11 02:13:30 | 日記
本日は、大誠舘に私の稽古枠を設けてもらっての第1回目の稽古日でした

稽古内容は
◯ ワンツーに対する左ミドルキック、左前蹴り、左ヒザのカウンター
※それぞれショートの間合い、顔面ありのロングの間合いを想定
◯ ショートの間合いからの左レバー打ち
※顔面ガードを意識
◯  突きのみのスパーリング
◯ フルコンルールのスパーリング
◯ ミット稽古
といった約1時間の凝縮した稽古を行いました

私のこだわりである 
ショートレンジを中心とした実戦にも通用する空手
を意識しました

みなさん、正月明けにも関わらずいい動きをしていたと思います
あとはスパーリング、ミットをこなして行けば、更に素晴らしい動きになることでしょう

それに比べ私の動きは最悪でした
正月休みのつけですね…
技を出そうと意識してから攻撃してしまうので、どうしてもワンテンポ遅れてしまうのです

無意識で出せる技こそが本物です

また、指導は、自分の稽古でもあるのです
私は、講釈だけの空手家には絶対になりたくありません
ですから何歳になっても自ら戦い続けたいと思っております。

闘魂燃え尽きるまで🔥

ちよっとカッコつけてしまいましたが、これ位の気構えがないと道場生に失礼だと思うのです

私が知っている空手家は、みんな身体がボロボロになりながら頑張っております。
杖を使わなければ歩けなくなった盟友もいます。

賛否両論だと思いますが、私だけ五体満足のまま現役を退くわけにはいかないのです

偉そうに語ってしまいましたが、来週も宜しくお願いします。
押忍















倒す空手のセオリー👊

2020-01-09 23:04:07 | 日記
フルコンの技術は、実戦に使えるのか

よく、「顔面を叩かないから実戦には役に立たない」と机上の理論を語る輩がいますが…

大丈夫です、十分に戦えます

まず、相手の間合いを潰したショートレンジからの攻撃は、実戦においても強力な武器となります

私はいつもの稽古で、このショートレンジからの攻撃を重視しています

ショートの間合いからのレバーを狙ったフック、アッパー、左ミドルキック、ヒザ等々

つまり、これらの技術は
  倒す空手のセオリー
なのです

これらの技術は、私の出身母体である流派が常勝軍と呼ばれていた時代の恩師直伝の技術となります

あれからはや30数年が経過しておりますが…これらの技術は、未だに色褪せていません

明日から宜しくお願いします。
押忍