チーム・バチスタの栄光にはまった～♪

『チーム・バチスタの栄光』1４日からテレビドラマがはじまる

この作品のことを知ったのは9月に行った
『医療安全管理者養成講習会』の一日目の講義、
『医事紛争の現状と対応』で講師の弁護士さんが
皆さんは見ましたか？私はDVDで見ました…と言ったのがきっかけだ

聞くところによると、映画化されたものは原作とはちがうらしいとのこと
私はまず原作を読んでみようと、本屋さんに買いに走った
小説の文庫本を買いに行くなんて、すごく久しぶりな気がする



上下2巻は、丸一日ちょっとで読破した
ちょうど大阪出張があったので、新幹線の中ではほとんど読書していた

家で読んでいる私、時々ニヤニヤしているらしく、
くまくまに「医療関係者だからおもしろいの？」と聞かれた
そうなのかなぁ確かに読んでいると色々な場面が頭の中に浮かんでくる

作者の海堂　尊さんはこの作品がデビュー作だ
本名は内緒、現在は勤務医、病理医のようだ

この作品は社会へのたくさんの提言が盛り込まれている
病理解剖の必要性、病理医不足のこと、AIのこと…

最近私のまわりで起こる色々な出来事や、
医療安全管理者養成講習会を受講していることなどが
私をこの作品に引き込ませているような気がする

病理解剖・異常死・医師法21条…
普通の人はこういう言葉に接することはあまりないであろう
最近の私にとっては、とても魅かれる言葉だ

平成19年度から厚生労働省が取り組んでいる
「診療行為に関連した死亡に係る死因究明の在り方に関する検討会」
についても非常に関心がある

海堂　尊さんがこの作品のあとに書いた
『ナイチンゲールの沈黙』を今日買ってきた
まだ少ししか読んでいないけど、とってもおもしろそう～

この秋、各地の大学祭で海堂さんの講演会があるようだけど
比較的近くて行かれそうなところは、すでに予定が入っていて行かれない
いつか直接講演を聞いてみたい

こういう作品に触れることは、これから先の私の仕事に対して及ぼす影響は大きい
診療情報管理士として、医療安全に関わって行きたいと強く思うようになった

14日から始まるテレビドラマは原作とはちがうらしい…
見ることにしよ～っと