「ヨーロッパ珠玉の絵本絵画展」

先日、みつるに置いてあった「ヨーロッパ珠玉の絵本絵画展」のチラシを見て、
滋賀県の佐川美術館に行ってきました


名神高速、湖西道路、琵琶湖大橋　経由で１時間あまりの楽しいお一人様ドライブです



美術館は、琵琶湖大橋を渡ってすぐ、湖畔の素晴らしいロケーション

しかも、建物は、琵琶湖に浮かぶ館船のようなイメージで、
３棟の平屋の建物の周りに広く水を湛え、水面は、太陽の光でキラキラ

さらにその周囲を緑が囲んでいて、そのたたずまいだけでも、とても贅沢な気持ちになりました


市川里美さんとバーナデット・ワッツさんの絵本原画は、
１ページずつ順に展示してあり、原画を鑑賞するというより、
１冊の絵本を読んでいくような楽しさが味わえました
風景の花ひとつとっても、本当に細かく丁寧に描かれていて、
いくら印刷の技術が進んだとはいえ、原画に勝るものはないですね



それと、お話も素敵！　私は、子どもがまだ幼かった頃、子どもと一緒に絵本を読んで、
ゆったりした気持ちになったり、子育てのヒントを絵本から頂いたり・・・
随分心が癒されたものです


絵本って、絵とおはなしの芸術だなぁと、改めて思いました。


帰りには、気に入った絵本を選んで、自分へのプレゼントに
心がほのぼのする市川里美さんの、「ずーっと　いっしょ」「ようこそクリスマス」…
この絵本のくまのパパが大好きです…と、
とても美しい色彩のバーナデッド・ワッツさんの
「ヘンゼルとグレーテルのおはなし」を買いました



平山郁夫などの常設展もあり、日頃の喧騒を忘れて、
時間が静かに流れていくような空間の中で、
絵からの問いかけにゆっくりと心をあたためながら思いをはせることが出来ました