ミッちゃん 山元気!

自由気ままに 自分の目線で
山歩きの様子を綴っていく日記です

冬山再び 赤阪山

2022年03月03日 | 山 近畿 比良山系

2022年2月27日(日) 雨/雪/強風  赤阪山

 

1週間ほど前に薊岳に登り

あれだけ、疲れて帰っても

喉元過ぎれば・・・ということで

またお山がしくなった

 

今度は履き替えなどなく、最初から最後まで

スノーシューで歩ける所に行きたい!

またまた、私のわがままが出た!

 

26日の土曜日は天気に恵まれるという

チチが、赤坂山に行ってみようか?と提案

少し躊躇するところもあったが

行くことに決めた・・・

 

しかし・・・

夜中に突然 強い掻痒感に襲われ

全身赤くなっている!

我慢できずに掻くと、蚯蚓腫れのように腫れ上がる

 

楽しみにしていた山は中止!

受診することになった!

蕁麻疹ということで薬を処方してもらった

薬のおかげで蕁麻疹は軽減した・・・

 

やっぱり、天気のいい時は

山のチャンスを逃がす事が多い!

諦め切れずに 天気が悪い予報の

次に日の日曜日!

お山に行くことにした 赤阪山だ!

 

 マキノ高原スキー場駐車場

 

やっぱり 空は怪しく

灰色の雲に覆われていた 憂鬱な空が広がっていた

マキノ高原スキー場駐車場に着いた頃には 

が降り出した・・・

雨は容赦なく降り  冷たく上着を濡らす・・・

気持ちはれた・・・

 

上の方は雪かな?

風は、かなり強いぞ

チチが言う・・・

 

雨はいただけない・・・

 

チチがまたいう

雨は昼までには止むはずだ

だから行こう・・・

 

私はだった・・・・

濡れた上着を見ると余計心は沈んだ

しかし、体は動き出していた!

 

 マキノ高原トレッキングセンター

 

トレッキングセンターの所にある登山届ポスト

登山届を出して出発だ!そして、その頃から

冷たい雨の雨脚が強くなってきていた

 

マキノ高原スキー場

赤坂山・三国山登山口と赤阪山方面 

 

赤坂山は真っ白の様だが

灰色の空に同化してうっすらと見える程度だ

殆ど人の姿が無く 何名かの登山者のみが縦断して

赤坂山・三国山登山口へと向かう

 

 

家族ずれも スキーヤーもいないスキー場

雪原のまま静かにすそ野を広げて迎えてくれる

 

まだスノーシューなしでも 圧雪された雪面は歩き易い

登山口までテクテクと登っていく

 

今日はできれば 

寒風(さむかぜ)迄、周回をするつもりだった

 

この天気・・・この様子・・・

おそらく 今日は周回は難しい

ピストンで下ってくることになるだろう・・・

 

チチの中ではそう判断していたようだ

だが・・・私の中では

赤坂山の山頂に辿り着けるか不安だった・・・

 

 

 

コースタイム

 

7:40 マキノ高原スキー場駐車場 7:50 ~ 9:30 ブナの木平 10:48 鉄塔の直下 休憩 10:58 → 11:08 鉄塔広場 → 11:30 赤阪山823.8m → 12:50 ブナの木平 13:04 → 13:55 マキノ高原スキー場登山口 → 14:10 マキノ高原スキー場駐車場

 

 

 赤阪山・三国山登山口209m

 ここから急な登り!

 濡れたキミノソヨゴが寒そう…

 

赤坂山 三国山登山口スノーシューを付けた

 

登山口からの登りは、

無雪期ならば 階段になっている所だが 

今は雪に埋もれ、急斜面が続く

膝の悪いチチにとっては 歩き易そうであった

ただ、底上げされた登山道は・・・

樹々の枝に邪魔される事が多い

 

それでも、先行者のトレースを辿って 

枝を払いながら、どんどん登っていく

 

標高を稼ぐように登っていく頃には

雨は止み、時折が差しだし明るくなってきた

それと同時に

がその存在を示し始めた

 

 尾根に上がると緩やかな樹林帯となる

 

冬枯れの間から時折洩れる日差し

明るさが戻ってくると気持ちも明るくなる

 

それを、嘲笑う様に吹く

頭上で轟々と唸り声をあげている

それでもまだ、風の存在は

遠くの方で感じるだけだった

 

マキノ町方面

 

灰色のガスがどこかに消えて

樹林帯の切れ間から見える景色にもが射す

明るい冬枯れの樹林帯は まさに

スノーシューハイクの醍醐味を味わう感じだった

 

 スノーシューハイクを楽しむ

 

優しい青空が顔を出してきた

期待していない天気に期待を齎す・・・

 

 

これなら 寒風迄の尾根歩きができるかも・・・

一瞬、そんな 淡い期待すら呼び起こす程

天気が回復してきたような錯覚を覚えた

 

しかし・・・

 

 

寒風~大谷山方面の稜線の向こうから

湧くように蠢く雲の様子は 

決して、心許せるものでは無かった

 

 取りあえず ブナの木平まで行こう!

ブナの木平 540m

 

踏み抜きなどの心配もなく ブナの木平に出た?

 

あれ?東屋がない!

・・・と

こんもりと盛り上がった所に が・・・

 

ブナの木平にあるはずの東屋は 

すっぽりに埋まっていた

出入り口のだけが その存在を示していた

 

雪の量は結構なものの様だ

さて・・・

私は少し不安だった

この先にある 難所を私は覚えている・・・

 

砂防堤の堰越えの箇所は、どうなっているのだろう?

その心配が過った

ちょっとした所だが・・・嫌だ!

 

しかし、そこは絶対通過しなければならない

チチの後について行きながら

不安は消えなかった・・・

 

 

つづく