ミッちゃん 山元気!

自由気ままに 自分の目線で
山歩きの様子を綴っていく日記です

京都北山中心部のお山 天ヶ岳 4

2021年02月21日 | 山 近畿 京都 北摂

2021年2月11日(木)

京都北山 ナッチョ(天ヶ森)~天ヶ岳周遊

 

国道477号前ヶ畑峠からの続きです

 

 

国道477号線を大原に向かって進む

するとすぐにナッチョへの入口車道を見る

 

 ナッチョへの標識

 ナッチョ登山口への車道入口

 

ここが ナッチの下りで見た

登山口の分岐と繋がっている車道の様だ

 

その前でチチのまった

 

この時までは 大原百井集落を通って

天ヶ岳を目指すものと思っていた

 

まさか地図に載っていない道を行くとは、思っていなかった

 

 えっ!そっち?

 

国道を横断する形で方向転換!

脇道へと進むチチの後を追う事に…

 

 車道を2分ほど歩くと

 天ヶ岳へ延びる道が・・・

 

歩き始めて まだがあったので

最初は 地図上では道なき道でも、

心配ないかも…と思った

 

しかし・・・甘かった

 

と、気付くのに然程時間かからなかった

 

 

車道からの取付きは 本当に穏やかで 

しっかりとした地道が続いているように見えた

 

 通せんぼの倒木

 

今思えば、これが 明暗を分けるゲートだった

 

この倒木を越えた先は 踏み跡の無い

チチの思惑満載したルートへの入口だった

 

 静かな杉林

 荒れた道へと変貌していく

 アップダウンは当たり前!

 

道なき道へのルート歩きが また始まった・・・

 

ルートは地図とコンパスで確認しつつ

当たり前のようにあるアップダウンが続く尾根を

倒木と戦いながら進む

 

変化に富んでいると言えば富んでいるが

人の気配のない樹林帯の中の景色には変化はない

自然の為せるままの姿を見せてくれるだけ

 

 

ただ…似たような荒れた景色の中で

見上げたさが しとなってくれた

 

 チチは何処じゃ~

 道はどれじゃ~

 

あても無く彷徨う感じがする

 

その中で アセビが目に飛び込む

あぁ… もう春がそこまで来てるのかな…

 

 アセビの蕾が膨らみ始めた…

 獣柵のあるP731mに出る!

 

だだっ広いピークに出た所で チチが言う

 

ここで少し休もうか

はい♪

 

緊張とアップダウンは少々疲れを引き摺る…

 

裸木の隙間から流れる風の冷たさよりも

日差しの暖かさが心地良く感じ 一休憩することにした

 

 コーヒータイム

天ヶ岳方面

 

南東方向に見える天ヶ岳方面

まだ遠くに感じるのに もう12時を過ぎている…

少しペースを上げる必要があるのかな・・・?

そう考えながらも コーヒーをゆっくりと味わった

 

 さて 下ろう!

 谷間への下りは激下り

 

踏み跡く あまりにもな下りに不安が過る

地図を確認すると、少し下り過ぎのよう…

チチもそれに気が付いていたようで

修正コースを考えていたようだ 

 

あそこまで戻るぞ!

 

チチの合図と同時に

尾根を目指して、登り返した

 

 コルまで戻る…

 

尾根に戻りホッとするが この先も油断はできない

 

とにかく尾根を伝って進んでいくと 突然

チチのスマホのアラームが鳴った

 

あっ アラームを切っておくのを忘れた…とチチ

 

だが ザックから取り出すのも面倒の様で

チチは そのまま歩いていた

 

 が気になる…意外に長く鳴る!

 あれ…道がおかしい!

 トラバースでルート修正!

 

集中が切れると すぐに複雑な地形に騙される

 

アラームに気を取られていチチ

自分では 気にせずに尾根を歩いていたつもりだったようだが

いつの間にか違う尾根へと誘われてしまったようだ

その事に 早々に気が付いたチチが

 

道が違うぞ!と叫んだ

 

その声にすぐ反応した私が

すぐに来た道へと戻ろうとすると

 

戻らんでもいい 横に移動するぞ!

 

はい!はい! トラバースね…

 

横移動での尾根へと戻った

 

地図を見ながらの軌道修正は日常茶飯事の事だが

本当は大変な事だ…

 

先頭を歩く事の大変さは知っているが 

私は避けたいし苦手だ…

いつも チチの後をついて行くだけ…

 

ごめんね チチ!そう思いつつも

絶対! 先頭は歩かない私である

 

 足を止めず先へと進む

 樹木が開ける尾根になると

蓬莱山

 

雪を被った蓬莱山が見えた

樹林帯の中に隠れていると 遠望が望めると嬉しい♪

こうして白い頭の蓬莱山を見ていると 

比良のお山にも行きたくなってしまう♪

 

 誰の踏み跡も無い、無名のピークへ!

 無名のピークには雪は無し!

 今度は 一気に激下り…

 林道に出る 向こうに国道477号線

 林道をしばらく歩いて… 天ヶ岳を目指す

 林道終点に着いた

 

無名のピークから一気に下った先に林道が走っており

更その林道の先に 国道477号線も見える

 

暫く、林道を歩いて詰めると

そのまま天ヶ岳への取付きに着く

いわゆるここが、

国道477号線からの天ヶ岳への登山ルートであり

やっと 正規の登山ルートに出たことになる

 

やれやれである…

 

 

つづく

 

 


京都北山中心部のお山 ナッチョ(天ヶ森)3

2021年02月21日 | 山 近畿 京都 北摂

2021年2月11日(木)

京都北山 ナッチョ(天ヶ森)~天ヶ岳周遊

 

ナッチョから大原方面へ向かう所からの続きです

 

 緩やかな痩せ尾根になると…

ナッチョ(天ヶ森)

 

木々の間から 先ほど立ち寄ったナッチョが顔を出す

そのナッチョから尾根は急な下りとなり

大原百井町の国道477号より伸びる車道の

ナッチョ登山口からのルートになる

 

 なだらかな尾根が終ると…

 雪付きの急な下りになる

 

中途半端な残雪滑りやすい

露出した木の根や腐葉土の下の

これまたりやすい!

 

りになってからの時間は4分ほどだが

長い時間が掛かったように感じた…

 

そして大原百井町からのナッチョの登山口に出る

 

 上の写真の赤丸の中の車道

 

車道へは下らず 

このまま尾根に沿って下っていく

 

 尾根伝いに大原へ下る

 

杉林の植林の急坂を下っていくが

アップダウンは当たり前の様にある

 

雪がると滑る

雪がくても滑る

 

足元に注意して どんどん下っていくしかない!

 

 自然林と植林の狭間の尾根道

 今度はアセビのブッシュ帯!

北谷への分岐点

 

溺れながらも アセビのブッシュ帯を

下っていくと 四つ辻の鞍部に出る(地図の赤丸の所)

左に下っても大原方面にでるが道は薄い…!

ここは尾根歩きを全うしよう!

そのまま分岐は直進する!

・・・が

急坂が待っていた!

 

 3~4分ほどの急坂 ふ~

 急坂終点!やれやれ…

 

ちょっとの急坂 雪が残っていて滑る!

アイゼンを着けるのも迷いつつ

頑張って登るが…しんどいぞ!

緩い尾根になった時ホッとした!

 

 穏やかな自然林の尾根道

 植林の中も静かだ

 

写真では歩き易そうな尾根が続く

実際は・・・

標布も途切れナッチョからの尾根道

標布・標識類はほとんど・・・ない!

 

ただ 救いは・・・

踏み跡が薄いながらも確認できるところがある

基本が尾根道を歩くので 外れなければ大丈夫…?

 

しかし 山はタダでは通してくれない・・・

 

 倒木が多く邪魔をする

 微かな踏み跡も倒木で消える

 倒木と戦い先を急ぐ!

 

倒木で完全にルートを塞がれたところもあり

障害物を巻くようにルートを取ると

そのまま尾根を外れてう尾根方向に誘われる

そんな錯覚も起こってくる

こまめな地図確認が必要となる

…といっても それは

先頭のチチがやってくれる

私といえば チチに遅れを取りまいと 

必死について行くのがやっと・・・

 

久々のお山で身体慣らしとは言え、

まだ 半分も歩いていない・・・ 

だが…時計の針は11時を過ぎようとしていた・・・

地図を見ながら りが出ていた私だった・・・

 

 小さなピークが幾つかある

 何度も倒木に邪魔される

 いくつかの小さな鞍部に出る

 道らしき道を見つけるが…

 何時しか獣道へ誘われ…

 急いで軌道修正 尾根に戻る!

 

初の標布を発見した時は とする!

 

尾根を伝って歩く事が基本といえど

支尾根があったり 倒木を避けて進む内に

ルートが外れたままになったり

踏み跡が途中から獣道に変わったり

まやかしの様な所も見られる

その都度、地図確認を行い、修正をして

アップダウンを繰り返しながら進む

 

そして…

 

 この先に建物が見えだす

 見えた尾根を左方向に下ると…

 チェーンソーのがしてくる!

 

伐採作業をしているのか?音が大きくなる…

そして…

その付近に軽トラが見え 白い建物が現れる

 

 指定可燃物取扱所と書かれている

 伐採作業中?ここは敷地内か!

 敷地内に入らないように捲く!

 踏み跡はないに等しが標布発見!

 この辺りとみて登ると…

 車道に出た!ホッ

 車道を下っていくと…

 国道477号線に出た 

 

建物を見た時は 嬉しかったが 道がない

敷地内に入る事は避けたいため

敷地を捲くようにトラバースして行く

そこは踏み跡が分かり難く 急斜面の腐葉土…

歩き難い!

アタリを付けて登った所に車道がありホッとした

 

国道477号線にでた… 

暫く 国道を歩くものと思った…

本当に そう思った…

 

 大原方面に下り始めるチチ

 

道なき道を歩く事から解放されると

内心喜んで 車道をルンルン気分で歩いた私

 

それは一瞬にして 撃沈されたのだった・・・

 

 

つづく