ミッちゃん 山元気!

自由気ままに 自分の目線で
山歩きの様子を綴っていく日記です

京都で二番目に高いお山 峰床山 ー鎌倉山編ー

2020年10月31日 | 山 近畿 京都 北摂

もう・・・十月も終わろうとしている・・・

今月は…

高見山を最後に 山に行く機会が失われ 

中々 山に行く事が出来なかった… が!

来た!来た! 

やっとお天気に恵まれた週末が・・・!

そして やって来た滋賀県大津市の 坊村!

 

 葛川市民センター駐車場

 

葛川市民センターの駐車場に 7時過ぎに着いたが

既に 半分ほど埋まっている

急々と身支度をしている登山者を見かけるが 

殆どのパーティーが 曙橋を渡っていく…

 

今日の武奈ヶ岳は賑やかなのだろう…

そんな事を思いつつ

武奈ヶ岳方面に向かう登山者とは 反対の方向へと進んでいく

 

 駐車場奥の道へ…

 

 

2020年10月25日(日) ☀ 鎌倉山~峰床山 周遊

 

コースタイム

 

7:45 葛川市民センター駐車場~7:50 鎌倉山登山口 → 7:57 城の鼻 → 8:24 モミジ平林道出合 → 8:46 ブナ平 → 9:30 鎌倉山950.5m 9:40 →10:44 オグロ坂峠 862m → 11:18 峰床山970m → 12:15 八丁平 → 12:34 オグロ坂峠と中村分岐 → 12:51 中村乗越 → 14:07 葛川中村~中村橋~国道367号線 → 14:30 葛川市民センター駐車場

 

 

 

葛川市民センター駐車場の奥の道を進んでいくと

カマクラ谷橋があり それを渉ってすぐに

鎌倉山登山口が 側に見えてくる

 

 鎌倉山登山口

 案内板

 

登山口には案内板があるが

カマクラ谷へは進まず 

尾根を歩いて鎌倉山に向かう事にする

 

 

途遊歩道と重なる登山口からの道は

歩木漏れ日が優しい 歩き易い遊歩道の様だった…

 

天気も良く 自分の中で

少し テンションが上がっていくのが分かった

 

道端にはヨメナが咲き その間から

アザミが顔を出していた

 

 ヨメナ

 オハラメアザミ?

 丸太階段

 

穏やかだと思った道は すぐにになった

 

歩き始めは どうしてもしんどい・・・

身体が慣れてくるまでの辛抱と 

の一文字で登る…!

 

 尾根が見えてきた!

城の鼻

 

尾根に出たところが 城の鼻というところだ

右側にも行けそうだが騙されてはならぬ

ここは側の尾根へと進む

そしてここから 今回のプチ縦走の始まりである

 

 北西方向(左)へ進む

 城の鼻から延びる尾根

 

微妙に曲がった尾根だが 歩き易い

木漏れ日にがやや黄みがかった青に染まり

秋のさわやかな風が心地良い

 

まだ 車の走行音を拾い

下界の存在を感じさせる高度だが

本当に静かな森の中だ

 

緩やかな尾根歩きを楽しめる・・・

そう思うほどであったが

やはり甘くはなかった・・・

 

 痩せ尾根

 階段の尾根

 急登が続く先に…

 尾根道の途中に林道!

 モミジ平林道出合

御殿山と武奈ヶ岳

 

この辺りはモミジ平と呼ばれ

出たところはモミジ平林道である

 

林道の曲がり角の先に

御殿山武奈ヶ岳が見える

朝の陽を浴びて 静かな佇まいだが…

今日は訪問者が多く 賑わいを見せているのかも…

 

こちらは とはのなさそうな感じです

 

 道路を挟んで登山道入り口

 林道を渉って 再び尾根道へ…

 

林道から尾根道に入って間もなく 標識を見る

やはり モミジ平と書かれているが・・・

 

何処を探しても モミジの木などは見当たらない

なぜ モミジ平と呼ぶようになったのか・・・

なぜか気になる 私だった

 

足元も見るが モミジの葉らしきものは

見当たらない・・・だが

気になるものを発見!

 

 栗のイガ・・・!

 

このクリのイガを これから先

た~くさん見かける事になる・・・が

モミジはない その陰すら見られない…

気にしながらも 先を急ぐ…

 

 通り道を塞ぐ倒木

 倒木は比較的多い…

 

登り始めはであったが

徐々に緩やかになった・・・

 

 時に灌木に囲まれて

ブナ平

 

ブナの木がある尾根が広くなった

そこには渋い標識が立てられている

 

 ぶな平標識

 

植林と自然林の狭間の尾根が

次第に自然林に変わり ブナの木が目立ちだす

 

ぶな平と示す標識の意味は

やはりブナの木の存在を示したものだろうか…

 

平坦な尾根が続く…

モミジ平林道出合からの尾根道は

穏やかで 緩やかにアップダウンはあるが

基本は 歩き易く 気持ちの良い道だ

 

このまま平坦な尾根が続く事を 密かに願う私だった

 

 

落葉が 秋も終わりを告げるように

地面と同化しつつある・・・だが…

 

カサカサと音を立てて見送る今日の落ち葉に

どこか 優しい温もりを感じる

 

 再び植林帯に入る

 植林と自然林が重なる

 

植林帯に入るころから 勾配は強くなり

急な登りが続くようになる

平坦な尾根はいつまでも続かなかった・・・

 

 ゆっくりと歩を進め…

 レスキューポイント通過

 勾配は更にきつくなる💦

 イワカガミの絨毯

 

急な勾配に 暫し無言で登っていると

足元に広がるイワカガミの群生が目に留まる

 

春には イワカガミのおに逢えるのね…

 

そんな事を考えながら歩くと 

今度はオオイワカガミであろう葉が広がって

群生を作っている

手のひらサイズのオオイワカガミのが見事!

 

これは絶対 に出直して来よう!

 

しんどいのも忘れて

また来る計画を密かに立てる…

 

 段々 雰囲気が変わってくる

 秋めいた色になり始めた…?

 尾根は曲がってやや複雑

 渋~い標識 字が見えない

 あれ?平坦な先でチチ止まる?

 何かを確認している…ってことは!

鎌倉山 950.5m

 

漸く 鎌倉山についた!

樹林帯の中の広場というような頂上だ

 

 東方面を見る

 

展望がいいというわけではないが

横に長い感じで 東側の端に立つと

木々の間から 武奈ヶ岳が覗いて見える

 

 東側の端より

武奈ヶ岳

 

今頃はきっと賑やかな武奈ヶ岳なのだろう…

こちらの山は とても静かだけど…

 

誰もいない鎌倉山

少し休んで行く事にした

 

丁度 お花摘みにも行きたくて

少しウロウロとしていた…

 

ここでプチ遭難?・・・

 

樹林帯の尾根は意外に広い・・・

こんもりとした尾根を ウロウロしていると

来た道が 分からなくなった…

 

っ! 私・・・どこから来た?

…ってな感じで 一瞬不安に包まれる

 

呑気にお花摘みなんぞしている場合ではない!

焦って思わず チチ~ッ!

 

チチは尾根の端の方で 武奈ヶ岳を撮っていた

焦った自分が 恥ずかしい

 

自然の生体反応でも 

用心して行動をしようと

密かに思った…

 

 

つづく