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下草にいかがⅢ:赤い実の蛇苺(へびいちご)2種

2008-05-18 08:02:53 | 小さな庭発

Hebiitigo080517p1010025
小さな庭の住人達 それぞれの旬を迎えて いつになく饒舌です。
前庭や裏庭に ぽつんぽつんと赤いシグナルが付いたかのよう

野道を歩くと紫鷺苔(むらさきさぎごけ)の小さい紫のや黄色のタンポポの子分のような地縛り(じしばり) 蛇苺(へびいちご)の黄色い小花や赤い真ん丸い実。 野の花々が大好きだった子供の頃。蓮華の花咲く田んぼに寝転がって空を仰いだ・・・空と蓮華と小さな私の世界。
あの蓮華畑を小さな庭にはできなくても 野辺の道ならば・・・

Yabuhebiitigo080517p101001212_2  こちらは 一回り大きいとんがり実の 薮蛇苺(やぶへびいちご)。
いつの間にやら小さな庭の住人に。 

二センチ近い美味しそうな実が初めてなった時 嬉しくて早速お味見。あっさりほんのり甘い。細かい種の粒粒が舌に触って とても美味しいとは言いがたいけれど 赤い大粒の実は なかなか可愛いのです。

P51800052 花金鳳花(ゴールド・コイン)
ぴかぴかのお花の足元で 
真っ赤な光沢のある実が ころん ころん
なんだか 童話の国のようでしょ。

.

愉快な下草に 蛇苺(へびいちご)はいかが・・・。

そうそう 余談ですが 小さな庭のテーブルでは 長いトグロを巻かない 愛蛇(かなへび)が よくお昼寝しています。小さい頃から私を見ている所為か余り逃げようとしません。薔薇の花の季節になって  折角の蕾にたくさんのアブラムシ。 でも愛蛇(かなへび)の小さな目にでも入ったら どうしましょ。 消毒なんて とても できないわね・・・。

<蛇苺(へびいちご)>
バラ科ヘビイチゴ属の多年草
学名  Duchesnea chrysantha
英名 False strawberry

<藪蛇苺(やぶへびいちご)>
バラ科ヘビイチゴ属の多年草
学名:Duchesnea indica( Andrews )Focke
英名: Indian strawberry。

花期:4月~6月 
実により見分け方
ヘビイチゴの実は小粒でまん丸。 生地が白っぽいので熟すと赤いぷつぷつが浮き出てあまりきれいではない。
ヤブヘビイチゴの実は より大粒で やや楕円型 生地も赤く 光沢があり 実全体が赤々としている。

蛇苺(へびいちご)の花言葉:可憐

下草シリーズ
初夏の小道Ⅳ:薔薇と白詰草(しろつめくさ)と紫鷺苔(むらさきさぎごけ)と 

初夏の小道Ⅲ:蛇苺(へびいちご)

初夏の小道Ⅱ:下草として楽しむ多肉植物 

初夏の小道:下草の楽しみ200.05.05.19


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
    野の花さま (硯水亭 Ⅱ)
2008-05-18 09:28:15
    野の花さま

 根っこから茎から葉っぱや実も全部よく洗ってから一緒に焼酎に漬け込んで薬酒を、母が作っていましたっけ。子供の頃、赤毛のアンのように、ちょいと杯に三杯ほど飲んでしまって、ヘロヘロに。母から叱られてしまいました。通経にいいとか。当時はそんなことはつゆ知らず、オバカさんでした。

 主役だけでは物事は成り立ちません。こんな可愛い下草が案外一番大切なものかも知れません。人と同じように。「我、櫻守の下草にならんとす!」
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硯水亭さま (野の花)
2008-05-18 22:42:00
硯水亭さま

お猪口三杯でヘロヘロ神妙にお口に運ぶ姿が想われてほほえましいお話ですことね。(かわゆい~)
薬草であったなどと 初めて知ってびっくりですわ。お母様のようにチャレンジしてみましょうかしら。畦道 野道にも除草剤が撒かれる昨今ですから 安心して 草を詰めるところを探すのが大変ですわ。やはり我が庭でということになりましょうね・・・。
主役 脇役共に名優であれば 芝居は生きてくるのですから お庭も同じですね。
けれども 自身の人生では やはり主役を立派に果たしたいものですね!
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