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鎌倉夏の風物詩:ぼんぼり祭

2007-08-09 11:37:30 | 道草

Img_3390turugaokahatimanngu_1鶴岡八幡宮のぼんぼり祭が毎年立秋の前日から九日まで三日間開催されて 鎌倉の夏の風物詩といわれています。夏越祭にあたる七日 参ずることができました。櫻並木の参道には 地元の方達の描くぼんぼりの数々 境内には鎌倉在住の文化人や著名な方々の書や絵が見事なぼんぼりにしたてられ夕刻明かりが灯されます。太鼓橋から夕闇に浮かぶ ぼんぼりの数々が幽玄の世界に誘います。幸運にも 参道で「茅の輪くぐり」にて健康を祈る事ができました。神のお計らいに感謝。                                                               
Img_3409hounoumai070807 舞殿の舞の奉納に益々 幻想の宵が深まります。
ぼんぼりに仕立てられた素晴らしい絵や書の数々は 400は有に越えるでしょう。その中の数点ですがご紹介いたします。ご堪能ください。




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鎌倉の夏の風物詩:ぼんぼり祭Ⅱをお楽しみに。


日本民家園にて/七夕笹飾り

2007-07-03 06:20:00 | 道草

古民家の屋外博物館として親しまれている 日本民家園を娘達と訪れる。
民家の庭先の 半夏生が 白い葉を翻し 夏の日の一日を彩る。

Img_2342kaze070630 古人の暮らしが 
なんと簡素で 
すっきりと美しく 
理に適っているのか
感嘆の面持ち。
自然の緑風が
深い軒を伝わって入り
部屋々々を貫き
抜け通る。
筵敷きの茶の間
冬には隙間風が 吹きすさぶ。
囲炉裏の火に家族が 肩を寄せ合い 暖を取り・・・。

民家園では 日本の古くからの行事が催され 
この八日までは「七夕笹飾り」となる。
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(2007.06.30 日本民家園にて)

Img_2343tanabata20070630 「祈りの叶う 民家園の七夕飾り」
ことばの力に一筆啓上。

久々の七夕飾りの短冊に
未来への願いを込めて・・・。



子供達の幼い頃は 庭先に笹を立て 笹飾りなどいたしたもの。いつの間にやら時を経て 願いを天上に掲げる事をしなくなって久しい。私も一つと この七夕の笹飾りに託し 空に放つ。
Img_2340nihonnminnkaenn070 ゆっくり廻って三時間ほど。
中休みには 白河郷から移築した 旧中山邸(合掌造り・神奈川県重要文化財)の1階が お食事処になっていて お蕎麦や甘味の餡蜜などが
戴ける。


その 旧山下邸の2階では 日本民家園40周年を記念して
「むかしむかし かわさきで」-民家園のはじまり重文伊藤家住宅
が開催されると伺う。


厚木市民朝市

2007-06-17 22:44:59 | 道草

厚木市民朝市は 昭和49年に開催され 以後 一度も休むことなく
毎週日曜日 朝5時半から 厚木文化会館駐車場で開かれています。
地場で採れた新鮮な野菜・果物・花・加工食品が並ぶび 大勢の人で賑わう。
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自転車を飛ばして 行ってきました。私には朝市は 初めての体験。
もう わくわく です。

・・・いやあ 薔薇が10本で 300円 安い!嬉しいわ~!・・・
「1000円分 花束にしてくれる!」
・・・えっ そんなこともやってくれんの・・・
「いいわよ 好きなの選んでね!」
・・・あらら 豪華になっちゃってるわ これは ナイスよ!・・・

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「紫蘇一束くださいな~」
「はいよ 100円だよ 新聞紙にくるんでね もっていってね」
「紫蘇ジュースにするとおいしいよ」 隣にいたおばちゃんの声。

「そのラズベリー 赤くて 綺麗ないい色ね~!」
「ラズベリーもジャムにすると美味しいよ!」
「味みしてみる?」「わ~ 嬉しい! あっ ほわんとして 薄あまいね!



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「青唐辛子と紫蘇を刻んで 油で炒めて 味噌と練ると美味しいよ!」
「美味しそうね。 ご飯が いくらでも 入っちゃいそう!」
「ね! つくり方 教えてよ! どうするんですって!」
「あのね まず 紫蘇の水気をよく切って それから・・・ ・・・ ・・・」

美味しいレシピの伝授まである 朝市は 病み付きになりそう。

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赤紫蘇・青紫蘇・青唐辛子・とまと・茄子・しったか・ゴマラスク

紫蘇ジュースと伝授の青紫蘇と青唐辛子の油味噌(保存食)をつくり
山椒の実の佃煮と 山椒ちりめんを炊き上げる いい香りが満ちてくる。

夕食前に小腹が空いて まだ蠢いている「しったか」を茹で
ぴりから味噌のおにぎり 冷やしトマトを肴に
ビールをぐび~っと一気のみ。
 
山椒の香りと 爽やかなぴりりとした風味が 口の中一杯に広がり・・・
・・・ ひとり ぼんやり 夕暮れの庭をみやる。

「しったか」を 一人で突くのは ちょっと 味気ない わね・・・。


変化(へんげ)す:八重櫻 鬱金(うこん)

2007-04-29 00:03:41 | 道草

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八重櫻の 鬱金(うこん)の咲き始めは 淡黄緑色

お写真より もう少し緑がかっております。

しっとりした風情がなんとも謂いがたく 大好きな櫻。

Img_066520070421ukonn 時を経ますと

すこうしづつ

うっすら

淡紅色

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はらはらと 散る矢先の 花びらの そのありさまは

まるで オールドローズの はんなりとした味わいで

櫻が 薔薇科であることを うんなりと 想えたことでした。

大地に散った花びらは うっすら灰櫻(はいさくら)色

風に さらさら  さらさら  流れ             

やがては 天に 舞々て・・・

<鬱金(うこん)>

薔薇科
  学名 Prunus lannesiana

 

    


君は野にあり:春紫苑(はるじおん)

2007-04-09 07:40:00 | 道草

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道端で 首をうな垂れるように 薄桃色の蕾をつけ                                                    春紫苑(はるじおん)が一輪だけ花開き ついと立っていました。                                                    昔それこそ のっぱらや 空き地やら 路地に                                                        風に揺らいで どこでも 群れ咲いておりました。                                                   私は 密かにこの花が好きで よく摘んでは 飾ったものです。                                                                                                          貧乏草なんておっしゃっては いけませんわ。                                                                                                                               この愛らしさは 野にある 花特有の 楚々として                                                                   逞しい美に満ちておりますもの。                                                                      我が家の小さな庭にも いつの間にやら 数株が住人になりました。                                        実は 私は 春紫苑咲く この庭が すこうし 自慢なのです。

Img_0298himejyouonn200704< 春紫苑(はるじおん)>                                                                           キク科                                                                          学名:Erigeron philadelphicus
別名:春女苑(はるじょおん)                                                         春紫苑はるしおん                                                      原産:北アメリカ                                                                  名の謂われ:春に咲く紫苑から 花言葉:追悼の愛                                             

<姫女苑(ひめじょおん)との見分け方>                                                                           春紫苑は 四月から5月にかけて咲き 蕾は下向きに咲き うっすら桃色。花は柔らかくふんわり。葉が茎を抱くように伸び 茎の中は空洞である。                                                         姫女苑(ひめじょおん)は花は六月頃に咲き 蕾は上向きで 花びらはつんと広がり 茎は髄が詰まっている。花言葉:清らかな愛