よぅログ@若ハム中心応援ブログ

陽岱鋼を中心にファイターズの若手を応援するブログ。元ジョーンズ応援『ジョ(ojo)ブログ』→ボッツ応援『ボツログ(仮)』

セイバーとか使って来季の投手陣を展望してみる

2010年01月22日 23時01分29秒 | 08までのファイターズ
というわけで前回の続き、というわけでもありませんが投手編という事で。

とくに何のことはなしに、ザックリと来季投手陣の予想↓


☆先発
ダルビッシュ有(右)
武田勝(左)
糸数敬作(右)
ボビー・ケッペル(右)
八木智哉(左)
多田野数人(右)

☆中継ぎ・抑え
武田久(右)
建山義紀(右)
菊地和正(右)
金森敬之(右)
宮西尚生(左)
林昌範(左)
加藤武治(右)
江尻慎太郎(右)
ブライアン・ウルフ(右)
バディ・カーライル(右)
谷元圭介(右)
宮本賢(左)



うん、中継ぎが定員オーバーなのは重々承知してますよ(^^;
つかカーライルとかどう使うのかまだわからんところもあるし・・・。

先発陣6枚はすんなり出てきたんですけど、この後となるとカーライルのほかはルーキーの大塚か?もしくは榊原か?
その後となれば毎年期待されながらイマイチ殻を破れない軍団(須永・吉川・植村・ダース・木下・矢貫あたり)が続く。


でも正直、あんまり鎌ヶ谷の試合を見れない人間にとって、この辺ってのはだいぶ曖昧なイメージでしかないんですよね~。

そこで!最近覚えた新しい遊び。

セイバーメトリクス

というものに挑戦してみようと思います。


投手を扱うセイバー指標といえばWHIPが有名どころ。
WHIPの計算方法は(被安打数+与四球数)÷投球回数というもの。
要するに「1イニングあたり何人の走者を出したか」という数字らしいです。
いろいろ細かい事を言えば違うらしいですけど・・・だってよくわかんねーんだもん

細かい事はともかく、単純に数字だけを見てもおもしろいもんで


2009年ファイターズ各ピッチャーのWHIP

ダルビッシュ 0.90
武田勝 1.18
八木 1.27
糸数 1.13
藤井 1.47
スウィーニー 1.66
多田野 1.39

武田久 1.13
金森 1.17
菊地 1.14
宮西 1.16
林 1.30
建山 1.43
江尻 1.44



とまぁ、こんなカンジとなっております。

感覚的に、1.00を切ったらバケモノ級、1.20以下でエース級、逆に悪くても1.40以内に収めてほしいぐらいが目安といわれております。

それで行くと先発陣は確かにダルは間違いなくバケモノ、マサルに糸数、八木もかなり頑張ったという印象がそのまま数字に表れています。
逆にそれ以降の藤井からスウィ、多田野はもうちょっと頑張ってほしかったなぁ~と印象でしたけど、それも数字がちゃんと証明してくれてました。

リリーフ陣も絶好調だった久、すっかり信頼感を勝ち取った菊地・宮西・金森はそろって1.10台。
林・建山・江尻あたりは、悪くはないんだけどなぁ・・・ってカンジの印象でしたが、やっぱり数字的にもそんな感じでした。


こういうのを見てると、WHIPを使ったからって何か新しい発見があるわけではないんですよね。
しっかりとシーズンを通じてチームを見てきたファンなら感覚的に「この人は良かった」「この人は調子悪かった」ってのは感じますけど、その感覚を数字で証明してくれる指標、ということなんでしょうかね。


で、だ。

これを「印象のない鎌ヶ谷の選手」に当てはめると、来季の展望が出来るんジャマイカ?というのが今回の趣旨です。


ということでこんなランキングを作ってみました。


2009年北海道日本ハムファイターズ二軍WHIPランキング
<先発編>

植村祐介 1.324
須永英輝 1.374
矢貫俊之 1.491
土屋健二 1.575
吉川光夫 1.661
ダース 1.333(登板3試合)
浅沼寿紀 2.500(登板3試合)
木下達生 2.000(登板1試合)

(中継ぎ・抑え編)
山本一徳 1.209
榊原諒 1.335
豊島明好 1.483
宮本賢 1.581
谷元圭介 1.710



とりあえず、坂元とか松山とか津田とか星野とか、退団者は外させていただきました。
あくまで2010シーズンの展望ということでスッキリさせたかったのでご了承を。

ひとつの考え方として、一軍で戦力になるためには二軍で圧倒的な力差を見せ付ける必要がある、というものがあると思います。
それで言えば、この中では山本(1.209)以外は特に目立ったものはナシ。。。

まぁそりゃイースタン5位のチームだもんねぇ。
植村、須永あたりがもうちょっと高い指数だったら・・・抑えをやってたらしい榊原がもうちょい良かったら・・・と思わされてしまいます。

そして一軍でも一時期良かった宮本・谷元といったところが、下では苦労してたんですね。
吉川にしてもちょっと酷すぎますわな。
まぁこのWHIPという指標は、コントロールの悪い荒れ球系には不利な数字が出るんですけど、にしては悪すぎだorz


これだけ見てるとちょっと物足りなく思いますが、ここで新入団選手もいる事を忘れてはなりません。
新入団選手(外国人選手除く)の昨年のWHIPもまとめてみました。


加藤武治 0.795(湘南シーレックス)
松家卓弘 1.191(湘南シーレックス)
木田優夫 1.205(東京ヤクルトスワローズ)



加藤武(0.795)と松家(1.191)やべぇ

木田はね、故障もあって9試合しか登板してないんで、1.2そこそこでもそんなに驚かないんですが、、、

加藤武は故障もあって・・・と聞いてたけどなんのその、33試合も登板してるやないですか。
同じイースタンリーグで鎌ヶ谷ファイターズでは、山本の次の数字になります。
それでこの数字(0.台)というのは、もはやイースタンでは格が違うってコトですからね。
これはかなりの拾い物ではないんだろうか・・・!?

同じく松家も、ハム二軍最上位の山本を上回っています。
投球回もほぼ一緒。ということは少なくとも鎌ヶ谷ファイターズのブルペン的には大戦力になりますね(ぉぃ)
いやしかし、ポテンシャル的には十分、一軍ブルペン陣を脅かす存在となりえますから。


外国人選手としては、とりあえず3AでのWHIPに統一してみました。

カーライル 0.91(リッチモンド・ブレーブス)
ケッペル 1.15(ロチェスター・レッドウイングス)
ウルフ 1.53(ラスベガス51s)


登板試合数はカーライルが12試合、ケッペルが23試合、ウルフが34試合です。
外国人選手の場合は環境が変わって大化けする人もいますし、イマイチ3AがNPBではどれくらいのレベルに相当するのかもわかりませんし、まぁこういう感じということだけ(^^;


もっとレベル関係がわからないデータですが、ルーキーのデータも。

大塚 0.774(創価大@09大学野球選手権のデータ)
増井 1.154(東芝@09都市対抗のデータ)
中村 0.714(春日部共栄@09夏の埼玉予選のデータ)
運天 0.554(浦添工@09夏の沖縄予選のデータ)


まぁそりゃみんな、ズバ抜けた成績は残してるわな。
残してなきゃドラフト指名されないわな(^^;


というかわで、グダグダとやってまいりましたが、結論としては加藤武とケッペルは期待ということで。
あと底上げが必要なブルペン左腕的には山本がいいかも、という感じで。


んで今調べたんですけど、山本って新人王の資格(5年以内で投手なら30回以内・野手なら60打席以内)もってんやん!

ということで、

今年、2010年は山本が新人王を獲りまっす

という予言的なエスパー的な感じをしてみるテスト。
ホンマに獲ったら、地味に扱われそうだなぁ~(爆)

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