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千葉市の幕張メッセで14日に開かれた人気外国人アーティストのコンサートに、麻疹(はしか)に感染していた男性が参加していたことが判明。潜伏期間の10日が経過し、接触者に症状が表れる可能性があることから、関係各都県の医療関係者などが24日、注意を呼び掛けた。
麻疹ウイルスは非常に感染力が強いので、免疫力のない人はひとたまりもありません!
<前駆期(カタル期)>感染後に潜伏期10~12日を経て発症します。38 ℃前後の発熱が2~4日間続き、倦怠感があり、不機嫌となり、上気道炎症状(咳嗽、鼻漏、くしゃみ)と結膜炎症状(結膜充血、眼脂、羞明)が現れ、次第に増強します。発疹出現の1~2 日前頃に頬粘膜の臼歯対面に、やや隆起し紅暈に囲まれた約1mm 径の白色小斑点(コプリック斑)というものが出現します(発疹出現後2日目の終わりまでに急速に消失するので確認は容易ではありません)。この時期の感染力が最も強力です!
<発疹期>一旦熱が低下傾向を示した後、再び高熱(多くは39.5 ℃以上)が出るとともに(2峰性発熱)、特有の発疹が 耳後部、頚部、前額部より出現し、その後、顔面、体幹部、上腕におよび、さらには四肢末端にまで拡大します。その間、発熱(39.5 ℃以上)が続きます。
合併症がなければ、1週間ないし10 日後には回復します。
不安な人は予防接種を受けましょう。