本日主要取引先のNTN株式会社様にて、2014年度下期生産規模説明会がありました。
その席にて、プーリーの加工方法変更(パイプ材→コイル材)による、コスト低減、技術力
などが評価され、「特別賞」を頂くことが出来ました!
実は先の投稿の「優秀賞」と合わせW受賞なんです!!
みたか工業始まって以来の快挙です!!
記念の盾も頂きました。
今回受賞に至った製品は、以下のプーリーという部品です。
自動車のエンジン周りにあるベルトに動力を伝える重要な部品です。
ちなみにどのような技術かと言いますと、写真のように両側にツバ形状のある
プーリーは、片側にツバのあるプーリーを重ね合わせ一つにして両ツバ形状に
するか、材料をパイプ材から加工するしかありませんでした。
当然のことながら、コストが掛かっていました。
弊社は、コイル材(板材)からプレス加工し、製品化することに成功しました。
形状だけ見ると、プレスで簡単に出来ると思われるかも知れませんが、過去
いろいろなメーカーさんがチャレンジして製品化出来なかった形状です。
それは内径の真円度が切削加工でないと精度が出ないような厳しい規格に
あります。
ちょうど1年前、製品化のために毎晩遅い時間まで、トライを繰り返していました。
その結果、商品化に成功し、お客様からも表彰も頂け、こんなに嬉しいことはありません!
今後も技術習得にチャレンジし、技術を磨いていきたいと思います。