春秋時代のはなし。
鄭の国の子宋には変わった特技がありました。
それは、指がピクっとしたときは、
かならず美味や珍味にありつけたのです。
あるとき、子宋と子家は鄭霊公から宴に呼ばれ、
そのときに彼の指がピクッとした。
美味しいものが食べれると思い、
喜んで宴にいくと、
思ったとおりにスッポンが料理されていました。
しかし、その子宋のはなしを聞いた霊公は、
意地悪から、子宋にすっぽんを食べさせませんでした。
子宋は怒って、出て行ってしまいました。
これに怒った霊公は、子宋を殺そうとしましたが、
逆に子宋に殺されてしまったのです。
この故事から、「食指が動く」は、食欲がさそわれること、欲望をさそわれること
の意味になりました。
いつの時代も食べ物の恨みは恐ろしいものです。
殺しちゃうの行き過ぎですけどね。
次回も、「食べ物」シリーズでいきます。
鄭の国の子宋には変わった特技がありました。
それは、指がピクっとしたときは、
かならず美味や珍味にありつけたのです。
あるとき、子宋と子家は鄭霊公から宴に呼ばれ、
そのときに彼の指がピクッとした。
美味しいものが食べれると思い、
喜んで宴にいくと、
思ったとおりにスッポンが料理されていました。
しかし、その子宋のはなしを聞いた霊公は、
意地悪から、子宋にすっぽんを食べさせませんでした。
子宋は怒って、出て行ってしまいました。
これに怒った霊公は、子宋を殺そうとしましたが、
逆に子宋に殺されてしまったのです。
この故事から、「食指が動く」は、食欲がさそわれること、欲望をさそわれること
の意味になりました。
いつの時代も食べ物の恨みは恐ろしいものです。
殺しちゃうの行き過ぎですけどね。
次回も、「食べ物」シリーズでいきます。