伊勢市神久、
伊勢市役所浜支所の西にあります、
老舗の和菓子店「二軒茶屋餅」の本店です。
お店の裏には五十鈴川が流れています。
名物「二軒茶屋餅」は、
こしあんを薄い餅で包んで
きな粉をまぶした、素朴な風味と
平たくて丸い、独特の形が特徴です。
二軒茶屋餅角屋本店
伊勢市神久6丁目8番25号
TEL 0596-23-3040
営業時間
8:00~売り切れ仕舞い
定休日 無休
席数 15席
駐車場 有
伊勢の有名な和菓子(餅)と言えば
赤福餅と返馬餅、そして二軒茶屋餅であろうと思います。
二軒茶屋餅の歴史は古く、
天正3年(1575年)の創業と伝えられています。
海路で伊勢神宮へ訪れる参宮客が、
この地にあった船着場で下船していたことから、
当時、名物餅を売る茶店「角屋」と、
うどんとすしの「湊屋」の二軒が建っており、
「二軒茶屋」と呼ばれることとなったそうです。
名称は「本店」となっていますが、
赤福のような支店は無いようで、
イオン系のショッピングセンター等で販売されています。
二軒茶屋餅3個 230円
二軒茶屋餅10個 740円
また、毎月25日限定で販売される、
中味が黒砂糖餡の「くろあん」もあります。
3個入りのほうを買って、店内でいただきました。
江戸時代の旅人になった気分です。
きな粉の風味が上品で、
これが伝統の味なんだと感心しました。
お店の奥の部屋(上から3枚目の画像)で、
店員さんが、木槌で藁のようなものを叩き始めたので、
「何をしているんですか」と聞いたところ、
10個入りの竹皮を縛るための
「い草の紐」は自家製なので、
手が空いたときに、い草を叩いて柔らかくしている、
とのことでした。
こちらの店内だけ、
時間が江戸時代で止まっているかのように感じました。
和菓子・和カフェ(三重)過去記事リスト
五十鈴わらび(わらび餅)ほか/播田屋本店(伊勢市河崎)
名物へんば餅/へんばや商店(伊勢市小俣町明野)
赤福氷と冷やしぜんざい/赤福 鳥羽支店(鳥羽市鳥羽1丁目)
お店の向かいにある、系列店の
「伊勢角屋麦酒」です。
駐車場はこちらと共用です。
伊勢角屋麦酒 麦酒蔵(びやぐら)
伊勢市神久6丁目428
TEL 0596-21-3108
営業時間
平日 11:00~15:00、17:00~23:00
土日祝 11:00~23:00
定休日 無休
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