子供の泣き声でハッと目を覚ました。
・・・い、いない!
朝方授乳を終え、そのまま大人のベッドに寝かせ添い寝していた・・つもりが
いるはずの場所に子供がいない。
ああ・・・やってしまった・・・
ついに日頃から恐れていたことが起こってしまった。
子供がベッドから転落してしまったのだ。
一瞬にして目が覚め、起き上がってベッドの下を見ると
大人用のベッドとベビーベッドの間の30センチくらいの隙間に息子が落ちていた。
同じくらいのタイミングで、別室で身支度していた旦那もやってきた。
ドスンという音と泣き声が聞こえたという。
その時の息子の様子・・
仰向けだったのかうつ伏せだったのか
まったく思い出せない。
大泣きしていると思った息子は、意外なことに抱きかかえるとすぐに泣き止んだ。そしてそのあとは普通。むしろご機嫌。
とりあえずは大丈夫らしい。
旦那は、落ちていた息子の頭の向きが寝ていたときと逆だったと言った。
横に寝返って落ちたわけではない・・・?
(あ。でも息子はまだ寝返りもできないのだけど)
一体どういう体勢で転落したんだろう。
そんな窮屈な隙間に落ちるなんて
変な姿勢で落ちたんじゃなかろうか!?
怖いことばかりが頭をよぎる。
今日1日は、何をしていてもその時の光景が頭を離れなかった。
空っぽのベッド、そして息子の泣き声・・
眠いし寒いし、最近朝方はベッドに添い寝しながらの授乳。
そしてそのまま大人用のベッドに寝かしておく。
一緒に寝るから大丈夫、それに寝てたら動かないだろうと思ったのは大きな間違いだった。
寝てたのは自分だけだった・・
悔やんでも悔やみきれません。
何事もないことを祈るばかりです。
そしてこれからはもっと気を引き締めないと・・と心に誓いました。
悔やみますよね。
その気持ちは少しだけわかります。
私の姪がまだハイハイしてたころ、私の不注意で家の階段13段転げ落ちました。
火がついたように大泣きしましたが外傷はなく
「脳に障害があったらどうしよう」と心配しましたが
何事もなく今年成人式を迎えました。
あの時の、姪が落ちていく光景は20年近く経った今でも脳裏から離れず
美しく成長したあの子を見てもなお「あの時、私のせいで…。」と苦しくなります。
でも、子供ってびっくりするくらい丈夫なんですよ。
そんなに気を引き締めてばかりいたら、子育てなんて続きませんって。
そうですね、確かに子供ってこっちが思うよりも
強いんですよね!
そうじゃないと、こんなズボラな親の元では
やっていけないよ~って既に思われているかも・・
こっちが注意してれば防げることは
出来るだけ防いであげるようにしたいと思うのですが
その加減も結構難しいですね。
気を引き締めたつもりでもやっぱり抜けちゃいます・・