何回目にいきんだ時だったか・・・
突然『パシャーンッ』と勢いよく水のようなものが出た。
いよいよ破水したのだ。
あまりの勢いに、私の足の側にいた助産士さんが
さっと身をよけたのが分かった。
私は思わず『すみません・・』と謝る。
(私が悪いわけじゃないけど・・・)
その後またしばらくいきみ続けていると
なにやら助産士さんの動きが慌しくなり
膝から下に、深緑のカバーのようなものを掛けはじめた。
そして・・・医師の登場!!
『○○です、よろしくお願いします』と自己紹介されて顔をあげると
『あれ!?』
見たこともない先生の姿。
いつも診察してくれてた院長先生はどこへ・・・??
あの、無愛想だが腕はいいと評判の院長先生の姿はそこにはなく
目の前にいるのは40代くらいの医師。
深く考える間もなく、また陣痛の波が襲ってきたので
いきみ続ける。
(結局、この先生は当直の先生だった。
個人病院なので、診察時は院長先生しかいないし
当然院長先生が取り上げてくれると信じていたのだが・・
そっか、夜間は違う先生が担当するのね)
でもこの先生、結果的にはなかなか良かった!
私のいきみに合わせて
『はい、いいよいいよ~上手だよ』
『はい、その調子その調子、頑張って~、もう少し!』と
絶妙なタイミングで声を掛けてくれるので
私はその声にかなり励まされ、頑張ることが出来た。
『もう頭が見えてるよ~』
そこから先のことはあまり覚えていないけど
お腹の子はもうほとんど出かかっている。
このいきみで全てを出してしまいたい!
早く会いたい!
そんな思いで力を振り絞っていきむが
そんなに簡単にでてくる訳もなく・・・
股の間になにかが挟まったような状態で
次の陣痛を待つ。
さすがにここまでくると待ってる間も痛い・・・!
早く出してしまいたい。
そして次の陣痛。
『目をあけて、このライトをみながらいきんで』と
指示された。
『頑張って、頑張って、早くでておいで~!』
そんなことを考えながら最後の力を振り絞る。
『もういきまないで!短く呼吸して!』
『ハッハッハッ』と、スイミングで習った呼吸をしたかしないか・・
そんなタイミングで
医師が私の目の高さに赤ん坊を持ち上げた。
突然『パシャーンッ』と勢いよく水のようなものが出た。
いよいよ破水したのだ。
あまりの勢いに、私の足の側にいた助産士さんが
さっと身をよけたのが分かった。
私は思わず『すみません・・』と謝る。
(私が悪いわけじゃないけど・・・)
その後またしばらくいきみ続けていると
なにやら助産士さんの動きが慌しくなり
膝から下に、深緑のカバーのようなものを掛けはじめた。
そして・・・医師の登場!!
『○○です、よろしくお願いします』と自己紹介されて顔をあげると
『あれ!?』
見たこともない先生の姿。
いつも診察してくれてた院長先生はどこへ・・・??
あの、無愛想だが腕はいいと評判の院長先生の姿はそこにはなく
目の前にいるのは40代くらいの医師。
深く考える間もなく、また陣痛の波が襲ってきたので
いきみ続ける。
(結局、この先生は当直の先生だった。
個人病院なので、診察時は院長先生しかいないし
当然院長先生が取り上げてくれると信じていたのだが・・
そっか、夜間は違う先生が担当するのね)
でもこの先生、結果的にはなかなか良かった!
私のいきみに合わせて
『はい、いいよいいよ~上手だよ』
『はい、その調子その調子、頑張って~、もう少し!』と
絶妙なタイミングで声を掛けてくれるので
私はその声にかなり励まされ、頑張ることが出来た。
『もう頭が見えてるよ~』
そこから先のことはあまり覚えていないけど
お腹の子はもうほとんど出かかっている。
このいきみで全てを出してしまいたい!
早く会いたい!
そんな思いで力を振り絞っていきむが
そんなに簡単にでてくる訳もなく・・・
股の間になにかが挟まったような状態で
次の陣痛を待つ。
さすがにここまでくると待ってる間も痛い・・・!
早く出してしまいたい。
そして次の陣痛。
『目をあけて、このライトをみながらいきんで』と
指示された。
『頑張って、頑張って、早くでておいで~!』
そんなことを考えながら最後の力を振り絞る。
『もういきまないで!短く呼吸して!』
『ハッハッハッ』と、スイミングで習った呼吸をしたかしないか・・
そんなタイミングで
医師が私の目の高さに赤ん坊を持ち上げた。