パルメザンチーズ

嫁が若かりし頃、
『ミッキーの和名は
　きっと、幹木_益太郎だよ。』
という戯言を言った。

馬鹿野郎！！園内にどれだけの
隠れミッキーが潜んでいると
思ってやがる。
壁に耳あり、障子に目あり。
もし、聞かれたら…
貴様、消されるぞ！！


…な～んて昔話な戯言はどうでも
良くてね


私はパルメザンチーズが苦手だ。
誰に『美味いよ？』と言われ様が
苦手な物は苦手。
…だが、食べてみれば良かった。
と激しく後悔している。

ディズニーランドの
とあるレストランでパスタをオーダー
すると、チーズ削り専門のスタッフが
やってくる。
彼は『もぅ良いよ』と言う迄、
好きなだけチーズを掛けて
くれるのだ。

きっと、優雅に楽しげにチーズを
掛けられる様になり、
そして更に、ミッキーの承諾を得て
ホールに立てる様になる迄、
血の滲む様な努力をしたに違いない。
絶対的君主として彼の地に君臨する
ミッキーが、その努力を認めたから
こそ、彼はそこにいるのだ。

『好きなだけチーズを
　お掛けしますよ♪』
と、楽しげにやって来た彼に
『いえ、大丈夫ですよ。』などと、
私はよくも言えたモノだ。

彼の努力を考えれば言えなかった筈。
『あんなに頑張ったのに…。』
と、彼のモチベーションが低下せねば
良いが…。

彼のチーズもまた、ミッキーによって
アトラクションの一つにまで
昇華されていると考えて良いだろう。
粉チーズ瓶が置いてあるのではなく、
チーズ削り職人がいるのは、
チーズをプラスした方が
お勧めだからこそだ。
チーズを掛けずしてディズニーを
語るなかれ！！



…ならば、チーズを掛けて頂こうでは
ないか！
と、思っても既に後の祭り。
彼は次のテーブルへ

次こそはチーズをお願いします。
ディズニーネタはそれからです。

最近、行ってないからソロソロかなぁ。
…でも暑いから、夏は嫌だな。

やっぱ秋、ハロウィンの頃ですかね♪