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Miree's Cafe

花火と旅と育児。
好きなことを、好きな時に、少しずつ更新します。

冬の花火を見てきました。

2010-12-16 12:40:14 | どど~んと花火だ!

12日の日曜日に、熱海海上花火大会に行って参りました。


花火といえば夏の風物詩ですが、実は花火が一番キレイに見えるのは冬。
空気が澄んでいるから、色が一層くっきり鮮やかに出るんです。

冬の星空が美しいのと同じ理屈ですね。

 



ところで一般的な、丸く開く花火を「割物」と呼びますが、
その割物花火の鑑賞方法(美しい花火の基準)というのがあるので、ご紹介します。


【開き(玉の座り)】
打ち上げられた玉がちょうど最高点に達した時に開けば「玉の座りが良い」とされます。
上昇の途中や下降してから開くと美しい球状にはなりません。

【盆】
星が飛び散って作る形を盆といい、真円になるのが最高です。
玉の大きさに見合った広がりも重要です。

※ちなみに「星」とは花火の主たる構成部品で開いたときの花弁を形作るもの。
 つまり花火で見える、ひとつひとつの光の玉のことです。

【肩】
星がまんべんなく放射状に広がることを「肩の張りが良い」と言います。
星が抜け落ちたり、まばらだと良くありません。

【光滅(消え口)】
星が一斉に変化し、一斉に消えるのが最高です。

【色(変化と配色)】
現在の花火は色が変化していくものが多く、その中でもスッキリとした色の変化が求められます。
印象に残るような変化の仕方や配色が必要です。


簡単にいうと、
まん丸に開いて、咲き方や色にムラがなく、色の変化が美しいもの。



でも花火鑑賞の場合、一番大事なのは
ひとつひとつの玉の善し悪しを論じることよりも、

花火職人さんや業者さん、それぞれの個性、独自性、芸術性の
特徴や違いを楽しむことだとか。

花火観賞は奥が深いです…。


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