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Miree's Cafe

花火と旅と育児。
好きなことを、好きな時に、少しずつ更新します。

いせさきの花火(8月31日の観覧報告)

2008-09-01 20:54:52 | どど~んと花火だ!

なぜか花火ファンのサイトで話題に上るのを見たことが
無い花火大会。しかし、30,000発という数に惹かれ、
見に行くことにしました。


前週末で大曲に行ったので休養が取れず、
一週間の仕事がハードだったせいでかなりバテ気味。
いつもなら花火といえば疲れも吹き飛ぶのに
その時は家を出渋って、急かすメールをくれた彼と
ケンカになりかけ…。

前夜(深夜2時過ぎ)に現地入りし、打上場所の予想を
立てて場所取り。
観覧場所の公園は樹木や街灯が多く、観覧に適といえる
場所は極めて少ない中、「ここらあたりか」と思う場所に
ペグを刺す。


打上当日。曇り。
車中泊した場所から出発。松屋で昼食を取り、駐車場入りには
少し早いかと、カインズホームを覗くことに。
翌週の諏訪の新作花火に備えて、踏み台が欲しかったのです。

カインズホームの駐車場で、雷(らい)を見ました。
いせさきの雷は、鳴り方がランダムなのはうちの地元と同じ
ですが、見ていると最後にパッと円状に開くのが特徴的。
どんな構造になっているのか不思議ですねぇ。


14時過ぎにオートレース場の駐車場に入庫。
的屋さんが開店準備に大忙しの様子。
我々はとりあえず体を休めるために車中でお昼寝。

16時半過ぎると会場へ向かう人がぞろぞろと通っていくので
それに倣って車を出発。

会場に着くと、ほとんど場所は埋まっているものの
2人分ならまだ場所取りできそうな雰囲気。

昨夜場所取りしたところより平らな場所を見つけ
引っ越そうかと悩むが、結局引越しせず、昨夜の場所に落ち着く。
その時は、これが運命を分けるとは思いもせず…。


コンビニでおにぎり、おやつ等を買い込んで
観覧場所に戻って食べる。
そういえば、花火を見に行くのにおやつを買うのって久し振り!
だって撮影する時は、おやつ食べてるヒマなんて無いもの。
たまにはこんな花火大会もいいな~。


そして打上開始。
1時間半で3万発の打上はさすがにスゴイ!
テンポ良くどんどん打ちあがっていきます。

そうそう、場所取りは大成功で、ちょうど打上場所の正面。
ほぼ頭上に上がる花火を、ブルーシートに寝そべって
お煎餅を食べながらのんきに見ることができていました。

が………。

ワイドスターマインの最中に低空開花。
え?と思っていると
目の端、左の方で何かが炸裂し、熱風がくるではありませんか!!!
見ると、もう一発。
(その方向は、私たちがさっき「こっちの方が平らだから
 引越して来ようか?」って話していた場所でした)

なんと観覧場所の方へ花火が2発も飛んで来て、観衆の上で
炸裂したのです!!!

その後も、打ち上げは中断されませんでした。

(まとめてセットしたスターマインの導火線に
火が回っちゃってたら、止めようもないのは分かるんだけどね)

そのプログラムが終わってからも、少し間が空いたものの
何のアナウンスもなく、大会は続行。

あまりに何事もなかったように打ち上げを続けるので、

「危なそうに見えたけど、実は立ち入り禁止区域内での
炸裂で、大したことなかったのかもね~」って結論になって。
「花火が飛んできたらどうしよう…」ってちょっと緊張しながらも
その後の花火を楽しく観覧しました。

いせさきの花火の目玉、海外の花火は
輸入花火と、その国っぽい音楽のコラボレーション。

最近普通の花火大会でも輸入玉を目にする機会が多いせいで
目新しい感じは少なかったけれど、なかなか面白い構成に
なっていました。

打上場所と観覧場所が近いので、6号玉といえど迫力満点で
前夜「疲れているから行きたくな~い!」なんて
駄々をこねた割に、大満足で終了しました。


ところが…。
帰ってきてニュースを見ると、なんと18人も怪我人が出たと
いうではありませんか!
やはりあの観覧場所上空で開花した2発は、本当に危険だったのです。

ゾッとしました。

だって、もしあの時「平らな場所」へ引っ越していたら
私たちも火傷していたかもしれないのです。

このブログの自己紹介で「花火に命がけ」なんて書いたけど
花火観覧は本当に命がけになる瞬間があるのですね。

その後、花火関連のサイトを検索してみたら、
いせさきの花火では以前にも同様の事故があり
しかもその時、関係者が
「危ないくらいがいせさきの花火の味」
的な発言をして、まったく反省の様子がなかったとのこと…。

いせさきの花火のことを知っている花火ファンは
「安全のため、観覧しないほうがいい花火」という位置づけで
いせさき花火を敬遠していたことが分かりました。


花火に命がけ!という気合は今後も変わらないけれど
本当に命を落とさないために、事前の下調べは必要だと
思ったのでした。


大曲レポ その3

2008-08-23 22:44:23 | どど~んと花火だ!

夜花火の部スタート。

スタート直前にトイレに行ったら、並んでいるうちに
始まっちゃったよ!?

でもお目当ては競技花火だから、ちょっとくらい
見れなくても大丈夫、と気持ちを落ち着けて
観覧場所に戻ると、ナイアガラ点火。

プログラムで見ていたものの、実際に大会のアタマで
ナイアガラがもうもうと煙を上げるのを見ると
改めてビックリします。(ちなみにナイアガラ本体は
私の所からは見えませんでした)

大量の煙を残して、オープニング花火の終了。
これから競技だってのに、空は煙で真っ白。
私の頭の中も真っ白。
「どうやって写真撮ったらいいの…?」


そうは言っても日本一権威のある競技花火。
アナウンサーが絶妙のトークで煙がはける時間を
持たせつつ競技を進めていきます。

競技形式は、10号割物2発と創造花火(スターマイン)を
1社ごとに上げていく方法。
ふくろい遠州の花火と同じ形式なので、ふくろいでの
撮影経験が活きました。
レンズ選択は若干失敗して、10号玉は
やや切れてしまったけれど。

競技花火の感想は後でまとめるとして。
スポンサー花火で印象に残ったのは「おはよう納豆」。

大会提供花火は、
見ている場所と風向きのせいもあり、地元の人が
盛り上がる程にはテンション高くなれませんでした。
(大曲の皆様、ゴメンナサイ!)

様子が分からなくて、大してシャッターを切ることが
できなかったし。
上げ続ける時間が長過ぎて、後半は煙でほとんど
隠れちゃって、勿体無いと思いました。

で、一番腹が立ったのは。
大会提供のスターマインが終わるのと同時に
ツアー客と地元客が帰る準備を始めたこと。

だって大曲の花火が日本一なのは、競技花火のクオリティが
日本一だからなんだよ?
なのに競技花火が全部終わらないうちに帰っちゃうって
どういうこと???
ツアー客の皆さん、何のために大曲に来たの?
地元の皆さん、日本一の競技花火に誇りはないの??


一番ショックだったのは…。

お世話になった左隣のおじさまが
私の一番のお目当ての煙火店さん(齊木さん)の
競技中に撤収したこと。
創造花火の打上の最中にカメラの前に立ちはだかり
「じゃあ私共はお先に失礼します」と、とても丁寧に
挨拶して下さったのです。

私は、昼過ぎからこれまで、雨対策でものすごくお世話に
なっているおじさまに、
ちゃんとお礼を言わなければという気持ちと
「これを見るために大曲へ来た」と言っても過言ではない
齊木さんのスターマインを見れない、撮れない焦りとで
パニック状態に陥ってしまいました。

結局ちゃんとしたお礼も言えないまま、おじさまとはお別れ。
お名前を伺っていなかったので、後からお礼を申し上げる術も
ありません。
間が悪かったとはいえ、失礼なことをしたと反省しています。


雨のせいかもしれない。
でも、もしかしたら毎年、渋滞とかを避けるために、
大会提供花火の後で立ち去る人は多いのかもしれません。

せっかく日本最高水準の煙火業者が集う花火大会。
競技を最後まで見ていただくためにも
大会提供花火を打ち上げるタイミングは
もっと検討して欲しいものです。


ともあれ。
いろいろあったけど、大会は無事終了。
対岸の花火師さん達とのエール交換。

最近はどこの花火大会でもやっている、
観客がペンライトや懐中電灯の光で、花火師さんたちに
感謝の気持ちや賞賛の気持ちを伝えるというもの。

花火師さんも点火用の火(?)もしかしたら
発煙筒かも?の灯りで応えてくれます。

その灯りがとても綺麗で、あの悪天候の中
素晴らしい花火を次々に打ち上げてくれた花火師さんに
私の感謝と尊敬の気持ちを少しでも多く伝えたくて
ずぶ濡れになりながらも、腕の痛くなるまで
ずっとずっと懐中電灯を振り続けたのでした。


雨です。 大曲の花レポ  その2。

2008-08-23 19:02:25 | どど~んと花火だ!

振ってきました。

どうしよう…と思案していると
(あ、もちろん雨対策を全くしてこなかった訳では
ありませんが)
左隣の方(地元大曲から来たおじさま)がご自分の
ブルーシートとペグ、ビニール紐を使ってテントとターフの
中間みたいなものを作り
「遠慮しないで、まずは機材をこっちに入れて」と
言ってくださいました。

その方も写真をやってらっしゃる方で、昼過ぎに私が
レンズ選択の確認のためにカメラを覗いていたら
話しかけて下さり、夕方までに仲良くなっていたのです。

お言葉に甘え、カメラバッグと三脚を避難させて
もらいました。

ところが…。
最初は振ったり止んだりだった雨が、
確実に小雨(止み間のない雨)に…。

すると今度は、右隣の方(彼らも花火を撮りに来た人。
大曲リピーターらしい)から助けの手が!!!

私がオロオロしているうちに、左隣のおじさまと協力して
あっと言う間に私の頭上にはブルーシートのターフが完成!

アウトドア派の男性に惚れ惚れする瞬間でした。

※その時、うちの彼氏は車に傘と防寒のためのシュラフを
 取りに行っていて不在。
 もっとも居たところで、どれだけ役に立ったかは
 怪しいものだけど。(彼は殆どウトドア経験無いし)


ターフは私たち二人が座ってプラス三脚を立てるのに
十分な広さ。
両隣のカッコいい男性陣のおかげで、一時は諦めていた
花火撮影を何の支障もなく始めることができました。
おふたりには、いくら感謝してもしきれません!


そして昼花火。

雨と風の、最悪の条件の中、煙竜やらが次々と打ち上げられる。

あ、昼花火には詳しくない(知識がほとんどない)ので
見当外れなことを書いても許してくださいね。

雨に濡れてパラシュートが開かなかったり、
せっかく綺麗に落ちてきても風に流されたり。
花火師さんの培ってきたものが、十分な成果を発揮できないまま
競技は進んでゆく…。

昼花火の観覧経験が浅い私は、どこでシャッターを切れば
いいのかも分からないけれど、それでも撮り続けました。
「雨よ降るな。風よ止め!」と祈りながら。



大曲全国花火競技大会レポ。その1。

2008-08-23 12:26:22 | どど~んと花火だ!

大曲の雷はドン・ドン・ドンと3回。
しかも機械的なまでに等間隔で鳴る。
おかげで最初、雷だと気付かないくらいだった…。

本当に正確に等間隔の雷。
あ、雷(らい)って音だけの花火のことです。
お祭りの日や運動会に朝に鳴る「ドン・ドン・ドン」って
やつね。

その雷の音で目覚め、時計を見ると8:30。
「しまった!出遅れた…」

こんなに正確無比な雷を作る秋田の技術力に脅威を
感じつつ、身支度を済ませ、機材その他を担いで車を離れる。
ゲートの開放は8時なので、その時間には着いていようと
思ったのに…。

ゲートまで歩きながら、会場内を物色し
三脚を立てられそうな場所を探してみたけれど
撮影に向いている土手の斜面は全部有料席。

だから、昨夜Y夫妻のご好意で道具を借りて場所取り
した場所(ゲートの外)で観覧することに決定しました。
花火会場に腰を落ち着けたのは9時半くらいでしょうか。


Yさんに現着した旨をメールで報告すると、ちょうど
ご夫妻もゲート内での場所取りを済ませたところとのこと。
キャンプ場に帰るご夫妻に会うことができ、昨夜拝借した
場所取りセット(ペグ)を無事お返しすることができました。

会場には地元の商店やらがテント出店していたので、
花火一直線で一切観光の予定の無い私は大興奮!
稲庭うどんを食べて…横手焼きそばを食べて…。
秋田に来たら、やっぱり「きりたんぽ」食べなきゃね~♪
食べてばっかりだ(笑)


そして運命の出会い。

カネトクという、大曲の花火土産を販売しているテント。
お土産に「花火玉あられ」を買い足そうと行ったそこには
自称「予想士」の花火博士おじさんが居ました。
自社のガイドブックを広げ、立ち寄る人に今年の入賞の予想や
花火の知識を説明しているのです。
思わずフムフムと覗き込み、いつの間にか最前線で聞き入り
花火についていろいろ教えてもらい、語り合い…。

そのテントには、さすがに全国の花火ファンが次から次へと
訪れ、私はその人たちを捕まえては話しかけ、
いろんな土地の花火大会の情報や観覧インプレを聞くことが
できました。

カネトクのテント前は、まるで(変な例えだけど)
花火のコミケみたい。

愛知から来た方に長岡の天地人の感想を聞き、
土浦の情報ももらい
「じゃあ土浦でもお会いできるかもしれませんね」と言うと
「諏訪の新作で会えるかも、ですよ」と彼。
そうそう!諏訪も見に行くつもりだったんだ。

お互い「また会いましょう!」と手を振って別れる。


結局カネトクさんのテント前に何時間居たことか…。
スタッフさんも良い方ばかりで、長居する私に嫌な顔ひとつ
せず、逆にお茶など頂いたりしてしまいました。
ありがとうございました。

こんな風に全国から花火ファンが集まって、交流でき
それを温かく受け入れてくれる大曲の人たち。
大曲の花火が最高なのは、こういったことも含めてなんだな、
と改めて実感しました。

大曲サイコー!!!
来て良かった。

川の向こうには煙火店さんのトラックが見える。
日頃、尊敬したり憧れている花火師さんと同じ空の下に
いると思うと、ますます感動。

齊木煙火本店さん、マルゴーさん、山内さん。
(↑山梨の3業者です)
頑張れ!!!

心配なのはお天気。
降水確率がどんどん高くなっています…。


無謀な賭け

2008-08-19 21:59:12 | どど~んと花火だ!

9日間の夏休み明け、月曜日。
意を決してチームリーダーに
「あのぅ、無理だとは思うんですけど…」
金曜日に有休を取りたいと嘆願しました。
理由は、大曲の花火に行くため。

夏休み、花火号であちこち出かけ、旅先で出会った人と
花火の話題になると必ず
「あちこちの花火に行ってらっしゃるんですね!」
と言われました。

でも私、実は大曲も長岡も行ったことが無い。
土浦や片貝には行っているので、それなりに
「あちこち」を見てはいるけれど大曲と長岡は、まだ。
「あちこちに~」と言われる度に肩身の狭い思いをしていました。

そういったストレス(?)が積もりに積もり、とうとう
「今年は大曲を見に行こう!」と爆発してしまいました。

9日間の休み明けの週に「有休をくれ!」という要求は
すんなり受け入れられる筈もなく、仕事の様子を見ながら
翌日まで保留ということに。

翌日(つまり今日)の朝、朝一番でチームリーダーにしつこく
「あのぅ、金曜日の有休の件ですが、
いつ頃判断をして頂けますか…?」
と尋ねると、向こうも根負けしたのか
「とりあえず所長に申請を出すだけ出してみて」と
しぶしぶOK。
で、恐る恐る所長のところへ有休申請を差し出すと、
意外にアッサリはんこポ~ン。
思わず拍子抜けしました。

チームリーダーのところへ戻り「OKでした」と言うと
彼もホッとした様子で「良かったね」と一言。
リーダーも自分の判断でOKを出し渋ったというより
所長を恐れていたようで…。

という訳で私、今週末は大曲へ行って参ります。


花火資料館のち2尺玉(南部の火祭り) 前編。

2008-08-15 23:18:08 | どど~んと花火だ!

今日は8月15日。
かの有名な諏訪の花火大会であります。
が、私は諏訪行きを断念しました。

理由のひとつは、諏訪のチケットの抽選が外れたこと。
諏訪の花火はこれまで観覧したことがなく、様子が全く
分からないので、チケットが外れたら見に行かないと
決めていたのです。

そしてふたつめの理由は、南部の火祭り。
南部の火祭りでは、南部町が身延町と合併した年に
記念の2尺玉を打ち上げてから、2尺玉の打ち上げが
恒例になっています。

そしてなんといっても百八たいの荘厳さは、
南部の火祭りならではのもの。
数年前、初めて生で見た時の感動は、忘れられません。

南部の火祭りはだいたい様子が分かっていますから、
昼過ぎに出発して向かうことにしました。

途中、神明の花火の会場付近を通るのですが
そこに「花火資料館」という看板を発見!!

※そういえば7月の、ある日曜日、公園の駐車場に
 花火号を止めて読書していたら、通りがかりの軽トラの
 おじさんに「花火屋さんけ?」と話しかけられたことが
 ありました。
 私が「花火写真を撮っています」と答えると、おじさんは
 「7・8月限定で市川に花火の資料館がオープンするから
 見に行けし」と教えてくれたのです。
 花火見るのに忙しくて、資料館のこと、すっかり忘れてた~っ!

という訳で、早速寄ることに。

地元の煙火店3社の協力で設立された資料館は
花火の玉の基本的なことや、昔打ち上げに使われていた木製の筒など
貴重で分かりやすい展示。

オリジナルの花火グッズも販売していて
早速いろいろ購入しちゃいました♪

30分ほどで見学できる、こじんまりした資料館ですので
山梨観光のついでに、ぜひお立ち寄りください。


というわけで、花火のことをお勉強した後は、
実際の花火観賞へ。

ここ数年、南部の火祭りは恒例なので「勝手知ったる」という感じ。

土手の斜面にシートを敷き、のんびりと打ち上げを待ちます。
今年も良いポジションを確保できました!

日が暮れると、投げたいまつが始まります。
10mほどの高さの的(かがり火のかご)に
たいまつを投げ込むというもので
地区の子どもたちが参加します。

縄の先には火のついたたいまつ。それをぶんぶん回しながら
的の周りを円を描いて行列し
その後(地元の人にしか分からない、投げ始めるタイミングがあるらしい)
一斉にたいまつを投げます。

的から外れたたいまつは、当然あちこちに落ちてくることになり…
非常に危険な感じ。

的に投げいれた子どもは勇者。
的であるかがり火のかごには爆竹が仕掛けられていて
たいまつの火が燃え移ると、パンパン弾けます。

子どもたちの祭りながら、なかなか勇壮です。


その後、読経や大たいまつへの点火、流し灯篭(直径1mくらいのかがり火を流す)、
百八たいへの点火があり…

いよいよ花火の始まりです。

ここの打ち上げは、「斉木煙火本店」。私のお気に入りの花火屋さんです。

ひとつひとつ書くと長くなってしまうので、
今回の目玉であった2尺玉についてだけ書きます。

1発は、ふつの玉でしたが
2発目が、今まで見たことのない玉でした。

千輪が咲いて、わずかにタイムラグがあって、また千輪が咲くというもの。
その不思議な開花に、観衆も「???」。

技術的にも工夫された難易度の高い玉ですが
一般受けはしないみたい。

そういうところも斉木さんらしいや(笑)

今日はいいもの見ちゃったな(*^_^*)

※上記の不思議な花火、その斉木さんに尋ねたところ「二度咲き千輪」という名前だそうです。


観戦(観覧)記録

2008-08-07 13:18:27 | どど~んと花火だ!
なぜ観戦記録かというと…
打上の仕込みのところから拝見している
ケースもあるから。
夏の日中の仕込み作業は、まさに暑さとの戦いです…。

7月20日~8月20日まで石和で行われている
「連夜花火」通称10分間花火を、現在約4割観覧しています。
撮影成果ほとんどなし…(涙)

7月27日には北杜市長坂町で行われた
「名水とオオムラサキの里まつり 花火大会」を観戦&撮影。
撮影成果…霧のためなし(号泣)


今後の観戦&撮影予定は以下の通りです。

8月9日ふくろい遠州の花火
8月10日鳥羽毎夜連続花火
8月11日同上
8月13日石和連夜花火
8月14日同上
8月15日南部の火祭り
8月16日韮崎武田の里まつり
8月17日八景島シーパラダイス花火シンフォニア
8月23日甲府大好きまつり
8月24日熱海会場花火大会

昨年のふくろいは、昼間は良い風が吹いていたのに
打上時間になったらピタッと止まってしまいました…。
おかげでクリアな写真が撮れず惨敗。
今年は良い風が吹いてくれるよう、祈っています。

はなび★

2008-07-20 12:07:20 | どど~んと花火だ!

河口湖富士山山開き花火の撮影はさんざんでした…。
昼間は程良い風が吹いていたのに、日が暮れたら
すっかり止まってしまって。
なんとなく乗れないまま打上スタートしたら
レンズ選択はミスってるし、レンズ交換時に次郎ちゃん
(デジカメ専用標準ズーム)を落としちゃうし。
ぐっすん。
あまりに落ち込んで、花火撮影にも自信がなくなり
ブログを書くことすらできず、だらだらと日が経って
しまいました。


が、昨夜。
南アルプス市のハッピーパークの夏祭り2008のミニ花火大会で
「ミニ」花火大会の言葉通りに、本当にミニでかわいらしい
花火だったけれど、マルゴーさんのきれいな色味の花火を見たら、
「やっぱり花火っていいなぁ」って素直に感動しました。
素敵な花火を素敵なままに写真で再現してみたくって、
これからもやっぱり花火撮影を続けようと、改めて決心したのです。

というわけで写真は今年の富士山山開き花火から。
花火写真てシュルレアリスム的だと思うのは私だけでしょうか?