このドキュメンタリー映画を一人でも多くの方に見ていただきたいと思いました。
ぜひ、共感力を持って欲しい。
想像力を持ってほしい。
住み慣れた故郷に住むことが出来ない人々の気持ち。
本当は助けられたかもしれない命を救うことが出来なかった人々の後悔の念。
愛する人が原発事故の後に自ら命を絶ち、残された人びとの絶望のなかでの暮らし。
想像してみてください。
もしご自分が、その立場であったとしたら。
そして、この映画を作った河合浩之氏の強い意志の力に圧倒されました。
大人は、子どもたちの未来に責任があるのです。
私は、無数に並べられてあるフレコンパックの光景が、
目に焼き付いて忘れることができません。
ぜひ、生活音のなにもしない町を訪れてください。
きっと、あなたにも何か感じることが出来るはずです。
宇田みおこ
