宇田みおこ(実生子)の佐倉ひまわりだより 

佐倉市の所有者不明の土地について

 

佐倉市に所有者不明の土地がある。
私の関係する土地は、登記をしていない土地ではなく、所有者の消息が分からない土地である。もう何年も前から、わからないらしい。
佐倉市に確認をして、わからないとはどういうことですか?では、どうすればいいのですか?と尋ねても、それは、所有者同士の問題ですから、弁護士に相談してはいかがですかとしか、答えない。
とりあえず、法テラスに電話をしたら、自治体が調査して分らないことをあなたが弁護士に依頼したからと言ってわかる可能性は極めて低いですよと言われた。至極もっともである。
昨日は、朝から夕方にかけてずっと自宅前の所有者不明の土地について、かかりっきりだった。以前は、自治会の役員や、議員にお願いをしたこともあったが、どうすることもできないと言われ、結局何も変わらなかった。本心では、めんどくさいとおもいつつ、しかし誰かがやらなければと、またこの問題に向き合うことにした。
今、少子高齢化を迎え、この佐倉市でも空き家が増えている。そして空地も増えている。
市役所では、所有者不明の土地、空き家がどのくらいあるかはを訪ねたが、教えて貰えなかった。
しかし、空きや空き地が放置されることは、景観の面、そして佐倉市の蕨和雄市長をはじめとして力を入れているらしい防災の観点からも由々しき問題であると私は、考える。本当に力を入れているのだろうか?大きな政策もいいかもしれないが、防災という問題はそれこそまず自分の足元を固めることが必要なのではないだろうか? 天変地異は別として、火災や、防犯といったことは、まず足元から見つめなおし、一つ一つ小さな問題を解決することが必要なのではないかと私は思うのだが、これも勉強不足、認識不足なのだろうか?
もしも、空き屋や、空き地で火災が起こったら、被害をこうむるのは、地元住民である。
また私の関わる土地は、がけであり多くの電線がその伸び放題の竹や樹木によって覆われ、電柱までもが見えないといった状況にあった。私たちが自主的に伐採したり、することは法律によって禁じられている。それでは、防災面から市にお願いすると、所有者のわからない土地には手を付けられないというのである。では、どうしたらいいのですか?各企業に、電話をかけ法律に当たらない範囲で若干の伐採をお願いしているが、周辺地域にする住民のストレスは、当事者にしかわからない。
所有者不明の土地や、空き家に関しては、自治体が一定の基準を設け、町内会等への空き家や空き地の管理・手入れ(雑草の除去樹木の伐採も含む)を認める条例や、規則といったものを作ることはできないのであろうか?何も、補助金つけろなんて言ってませんから!
とりあえず、市の職員の助言に従い、弁護士による佐倉市の無料相談に年内に行くことにした。そして、全国で空き地や空き家に関して特例条項を認めている地方自治体がないかを調査し、仕方がないので、また、来年の2月か6月議会に陳情を提出しようと考えている。
このことをある人に相談したところ、どうせ、また、陳情却下されるだろうけどね~。。。と言われましたはい!そのとおりです
最後に一言。いったい役所とはなんなのだろうか?力もない市民が助けを求めても、私費で弁護士を雇って訴訟を起こせとはどういうことでしょう?だいたい相手がわからないから、市役所に相談しているんですけどその相談も、本当にたらい回しにされるんですけど。いったい、どうなっているんだか、本当に民間だったら、ありえないわ。だいたい、市役所は営利目的ではなく、市民サービスの向上のために本来存在しているのではないかと思うのであるが、私の考え方がまちがっているのでしょうか?
そういえば、私の先輩が自宅前の道路に樹木があって危険なので移動してくださいと市役所のある部に言ったら、自分でお金出してやったらどうですかと言われ、激怒してましたっけ
 
 
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