日々是決戦

ベルギー暮らしの日々のあれこれ。

モとモモとモモモとモモモモ

2012-05-23 21:47:37 | ベルギー雑感
以前、職場にイスラム系移民が増えてきていると書きましたが、ふと気が付くとその後も増加している。しかも彼らの大半の名前が「モハメッド」なもんだから、呼び分けが困難。二人目までは「モ」と「モモ」の愛称で何とかしてたけど、その後はどうなっているのか分からない。もしかしたら「モモモ」と「モモモモ」が増えたのか。


うちの連れの名前も欧米では超一般的なものなので、名前が友達と被ってるとかいう状況が頻繁にあったそうだ。現に今も学生時代の友人仲間で集まるとそこに同名の人がいるし、私の友人の旦那さんが同じ名前、という事もある。


こういう現象って日本ではあまりなかったように思う。私の名前も特に珍しいものじゃないけど、これまでに同じクラスや同じ学年、会社の同期など、身の回りで同名の人に会ったことがない。名字は名前より更に一般的だと思うけど、それでも学年にもう一人同じ名字がいるかな?くらいだった。


連れの場合、名字もベルギーでは一般的なものなので、つまり日本で言う「鈴木一郎」みたいな感じ。ベルガコムという電話・インターネットサービス会社では「アントワープ地域だけであなたが13人目の鈴木一郎さんです。」と言われた。ベルガコムを使っていない鈴木一郎も沢山いるだろうから、多分彼の同姓同名さんがアントワープだけでも30人くらいはいるんじゃないかと思う。


今はFacebookとかLinkedInとかがあるので、そこで同姓同名さんを探すのも面白い。でも私の場合漢字までぴったりの人は今のところいないみたいで、漢字でググると自分が出てきて超ビビる。(うげー、こんな記録がググれるの!?というものが出てきちゃいます。ネットで実名で何か言うときは気をつけましょう・・・。)


日本は名前のバリエーションが多いし、同じ読みでも漢字が違うとか、完全な同姓同名って少ない。キリスト教圏はどうしても聖人の名前を使う習慣があるからか、選択肢に限りがある。イスラム教圏も多分一緒なのかな?


うちの息子の名前はキリスト教とは全く関係ないですが、どうも近頃流行ってるみたいで同僚などから、「最近良く聞く名前」と言われますね。近頃のベルギーでは超古典的、もしくは北欧など異なる欧州地域の名前をつけることが多いようです。


あ、でも逆に鈴木一郎的な名前の方がネット上で特定されにくいという利点(?)はあるのかも。バッチリ自分が出て来るのはちょっとショックかも・・・。

つれづれと。

2012-05-21 20:09:49 | 近況
春の嵐?でしょうか、先日から不安定な天候。しかしようやく気温が上昇してきております。週末は昼間っからテラスでビールを楽しめるお天気。


これという事も無いのですが、近況をつれづれ。


1)「We bought a zoo」

久しぶりに連れと二人で映画館へ。息子?ベビーシッター(義姉)に来てもらったの。映画館なんて何年ぶりかしら。映画の選択は私に一任されたので、上記の映画を選んだら「・・・マット・デイモンだからね。」と連れは不承々々。でもスカーレット・ヨハンソンも出てるから!という事でOKが出た(笑)

映画はなかなか面白かったけど、マット・デイモンがあまり格好良くなかったので減点。クールでセクシーな彼を期待していたんですが。ファミリードラマなんだからそりゃ無理か。邦題は「幸せのキセキ」というそうです。


2)初・自転車!

初めて息子を自転車の補助座席に乗せて買い物に行きました。息子は最初は楽しんでいたけど、買い物が終わって帰る頃には疲れたのか、被ったヘルメットをもぎ取ろうと暴れてた。暖かくなってきたので、これからはもっと息子と一緒にサイクリングに出かけたい。


3)出産ラッシュ

昨年に引き続き、今年も周囲が出産ラッシュです。職場の同僚、連れの友人などなど、この春だけで5人も赤ん坊が生まれている。で、新生児を見る機会が何度かあったのですが、みんな小さい!軽い!顔が宇宙人!!

連れは「ウチの息子もあんなんだったっけ?」とそらっとぼけていますが、ウチの子も宇宙人みたいな顔だったっけ。

息子は自分より小さい生き物を不思議そうに眺めていました。あんたも去年はこんなんだったんだよー、と言われても彼は覚えていないのでしょうが。しかし新生児と比較するとでっかくなったのが良く分かるわ。



暖かくなるのに合わせて私は花粉症を発症中。職場には時期外れのインフルエンザで倒れている人もいるので、まだまだ体調には注意が必要なようです。特にうちの息子はね・・・。

祝・満1歳!

2012-05-14 18:43:30 | ベルギー子育て
息子がとうとう1歳になりました!


もう1年経ったのかー、という気持ちと、まだ1年しか経ってないの!?という両方の気持ちが交錯しております。長かったような、短かったような、です。

誕生日は家族でお祝いして、プレゼント貰って息子も嬉しそうでした。でもその日の晩からまた熱が出て、また保育所お休み中・・・


私、1歳ってもっと成長しているものだと勘違いしていました。一人で歩いたり、意味のある言葉を喋ったり、1歳くらいで出来るもんだと思ってましたがそうでもないねぇ。息子は家具や壁を伝って歩いたり、手押し車を使って歩き回っていますが、まだ一人では歩けません。言葉もママとかパパとかそれっぽい音は出すけど、言葉の意味が分かって使っている風ではない。

しかしこちらの言う事は段々理解するようになってきて、「ちょーだい」と言うと手に持っているものをくれます。そして「ありがとう。」と言うと頭をペコリと下げるんだけど、そのしぐさがあまりにも日本人!って連れに大ウケ。

私の日本語と連れのオランダ語と、どちらも一応理解しているみたいです。すごいよねー。


だんだん赤ちゃんから幼児っぽくなってきて、喜んだり笑ったり、怒ったりすねたり感情が豊かになってきました。最近になって人見知りするようになってきて、全く知らない人には泣く事も。


すくすく育っているので母としては有難いのですが、ただ一点病気がちなのが心配の種。もうちょっと健康でいてくれたら言う事ないんだけどな。病院へ連れて行くたび「保育所行ってるから仕方ない」って医者に言われるのが私は若干苦痛です。じゃあ私は家にいた方が良いのかしら・・・ってまたちょっと思っちゃうから。家にいた方がすっきり風邪も治るのかなー。いつも治りきらずに次の風邪に罹ってる感じなので可哀想です。


基本的に共働きの方が夫婦が対等でいられて良いと常に思っていたのですが、子供が小さい間は正直大変な事も多いねー。最近、経済的に許すのなら片親が家にいる方が夫婦子供全員がラクかも・・・と思う機会が増えました。これで息子が病気さえしなければ共働きが大変とも思わないのですが、子供はどうしても病気するからねぇ。

息子の病気が長引いて連れも私も疲れてくると、口には出さないものの「どちらかが家にいたらラクなのに・・・」という気持ちがお互い表情に滲み出てる(笑)でも疲れた、もうダメ、と言い合っている内に息子が大きくなるよーと励ましあって?おります。


本当にね、この調子だとあっという間に大きくなってそう。忙しさに負けず、今の息子を精一杯可愛がってあげなきゃー。

教習所へ行こうの巻。完結編 ~ 旅の終わり

2012-05-10 07:58:27 | ベルギー雑感
さて、計3回の運転教習も最後。最終回だからと特別な事をするわけではなく、これまでのおさらいという感じで市街地、郊外、また市街地、縦列駐車の練習、を繰り返してスムーズな運転を目指します。

この日は大雨が降るし、天気が悪いから薄暗くて見通しは悪いしでかなり悪条件の中での運転で、神経を尖らせていたため疲れました・・・。でもベルギーって悪天候の日の方が多いから、実際こういう状況で運転する事の方が多いのかも。



そして!教習の終わりとほぼ時を同じくして、我が家の新車がやってまいりました~。


とうとう車買ったんですー。途中経過を細かくアップする予定だったのですが、なんだかバタバタしている内に買い終わってしまった。

中古車も見てみたり色々検討した結果、やっぱり新車を購入。結局ルノーになりました。型番落ちデザイン、ディーラー在庫車が安かったので。難点は色を選べなかったため黒い!という一点に尽きます。


5月の税金アップ前に慌てて新車登録を済ませる事にして、おかげで保険をどうするかとか、支払いをどうするかとか、全て大慌てで済ませる事になって4月は忙しかった。ディーラーまで車を受け取りに行った連れの感想は「すごく黒い!」・・・いや分かっていたけど、実物を改めて見ると黒いわー。

新車はやっぱりいいよ~。匂いが新車~。


納車後初の週末、オランダへ遠出したんですが、無謀にも?私が半分運転しました。出発直後、立て続けに2回エンストしたものの(・・・。)高速に乗ってからは順調。高速の方が運転はラクだとAT車でも思っていたけど、マニュアルだと絶対高速がラク!ギアチェンジ全く必要無しってのが良い。

まあね、右折時に歩道のガードレールすれすれで助手席の連れに悲鳴を上げさせたりしましたが、(連れ曰く1.5センチくらいしか間隔が無かったらしい。しかし彼の悲鳴の方にビビるから止めて欲しいよね。)そこそこ順調に運転出来ました。どうも右側の感覚がいまいちですが、まあそのうち慣れるさ・・・。


渡白約4年にしてようやく車に乗れるように。やっぱり車だと行動範囲が広がるし、子連れでも天候を選ばず外出出来るのが良いかな。郊外のショッピングセンターへも買い物に行けるしね!

教習所へ行こうの巻。その2

2012-05-04 21:18:59 | ベルギー雑感
何事も練習事は繰り返しと継続が大切、ということで日を置かず初回教習と同じ週に2回目の教習へ。今回は少し慣れて最初からスムーズに運転出来るように。

2回目なのでもう少し大きな道路も走る。ベルギーでは郊外へ出ると高速じゃなくても制限速度が90kmの道があるので、その辺りで4速まで上げる練習。また対照的に住宅街の中のせまーい一方通行の道を1速と2速のみで走ったり、前回よりもバリエーションに富んだルートを走りました。


マニュアル車の場合、スピードが出ている方が運転楽ですねぇ。一旦加速したらもうクラッチ踏む機会がほとんど無いもの。そうするとオートマ車と別に変りません。低速で住宅街をのろのろ運転の方がクラッチから足を離せなくて辛い。


今回も道中2度ほどエンストしたのですが、どちらもちょっとややこしい交差点で若干パニクったらエンストした。1つは信号工事中で交通量が多いのに信号なし、目視で左折しなければならなかった時。もう1回はトラムも混じった交差点で、やっぱり信号が無かったところ。しっかり交通状況を見ようと思うと左足への注意が疎かになってしまうみたいです。

教官はエンストも慣れっこなのか、パニクってる私に「落ち着いてエンジン掛けて」と声を掛けてくれるため、こっちも冷静に対処しやすい。これが連れと練習してると彼もパニクるから、余計に難しくなるのだ。

わたわたと何とか難しい交差点も切り抜けて、通常走行に戻るとほぼ問題なくギアチェンジ出来るようになってきました。 途中、縦列駐車の練習もやったんですが、車のいない静かな道だったのでこれは意外とすんなり出来た。やっぱり減速、停止、再発進の繰り返しが続くとクラッチ操作が段々ぬるくなるのでこっちの方が問題。ゆっくりクラッチを戻してくるのを忘れて、ガックンとなって「はーい、そこはゆっくりー」と何度も注意されてしまいました。


ただまあ教習で実際の道路を走行して、多少ガックンガックンなっても車は止まらずにとりあえず走るし、予想外のタイミングでエンストする事は基本的に無いとか(要するにほぼ停止している状態で、やばいかなーという状況でしかエンストってしない。)あーそんなにビクビク怖がらなくて良いんだ、というのが段々分かってきました。

あとは1速の使い方!これって停止から発進する時しかほぼ使わなくて良いのね。ぎりぎり動いていれば2速のままで良いんだー、とこれもスッキリ。自分の勝手な思い込みがマニュアル車を随分難しいものにしていたみたい。「モーターの音の違いを聞く」という意味もやや理解出来てきた。


教習は残り1回。後は高速が走れるようにならないと・・・。