入院エピソード2 となりのウーパーさん

今私は４人部屋にいます。

私意外の３人さんは全員７０代でほぼ両親と同世代。

隣のベッドの方は歯に１７本の金歯、髪は黄色とオレンジに染め、
いつも綺麗な柄のムームーを着ているゴージャスな７５歳のマダム
私の中ではウーパールーパーのウーパーさんと呼ばせていただいています
５日前、別の階から移動しお隣になりました。

そのウーパーさんが３日前「あなたのマットレス見せて」と言い、シーツをひっくり返しチェック。
「あ～私が上の階で使っていたマットレスはこれよあなたのと取り替えたい」と言いだし
看護師さんをよびました　この時は適当にスルーされて私もホッ

ところが昨夜の消灯前
「あなたは自分の枕（自前のを持ち込んでいます）で、マットレスも快適でいいわね。
私は病院の枕で不快なマットレス
これじゃ眠れない。これから手術を受けるのよ、耐えられない」と訴えるではないですか～～

思わず・・・「取り替えましょうか」と言ってしまったところで看護師さんに
「消灯ですよ、お静かに」と怒られちゃいました。

で・・・２,３分しないうちに隣から大きなイビキ
私が眠れなくなってしまいました。

朝起きると、他の２人がウーパーさんに「昨日はすごかったわね～眠れないとか言っててのにイビキかいてたわよ」
「mintさん、気の毒だったわね～」と大笑いしながらなぐさめてくれました。

今日になってウーパーさんは他から回ってきたお気に入りのマットレスをゲットできましたよかった。

でもね、このウーパーさんはカラッとしていて裏表がない可愛い方なんです。
これからも楽しい入院生活が送れそうです