【観音寺民主商工会 ~商売とくらしの相談~】 

観音寺民主商工会です。中小業者の集まりです。
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3/13重税反対統一行動

2008-03-26 | ~観音寺民商ニュース~
 3月13日(木)、平成19年度分の確定申告の集団申告も無事終了しました。
 5支部に統合された旧9支部での受付を済ました300~400名弱の会員と、三豊民商会員で集会後市民会館を後に税務署へ行進、各自持参した申告書を提出しました。
 税務署では、電子申請を勧められ、対応も簡素化して節税の相談ができる状況でないなか、納税者にとって不利な税務申告のまま放置される場合が多いようです。
 「売上が5000万円を越えたので本則にと思ったけれど、越えた時点から2年を経過しないと本則にならないことを知ってショック」とはAさん。売上が1億以上になったけれど、仕入れ経費が多いので本則課税だと6~7万円の消費税が、簡易課税だと100万円近く消費税がかかり2年にわたると200万円近くの消費税の納付になりました。昨年は税務署で、青色申告をしていたにもかかわらず、節税になる本則を勧められていなかったので、民商でもっと消費税の学習をしていればと後悔されたのが残念でした。
 制度の内容を知らないと不利益をこうむることがあります。税金を納める立場で相談できる民商の良さを多くの方に宣伝する事が大切です。 また後期高齢者医療制度ができ75歳以上の方を別の制度に組み込み扶養からはずし個々に保険料を徴収する制度がこの4月から施行(6ヶ月経過措置)されること、年金財源の確保に消費税の増税も見込まれます。税金の無駄遣いをなくし、庶民に明るい展望を見いだせる制度をつくるためにも多くの仲間の入会を呼びかけます。



「2・8全国業者大会」に参加して

2008-03-04 | 【おしらせ 民商行事・支部のとりくみ】
「2・8全国業者大会」に参加して     観音寺民商・渡辺康平
前日の7日、県内の参加者9名は県連事務局長に見送られて高松空港を18:45分に出発、東京では深夜の夕食となりました。
8日は朝食を早めに済ませて、中央省庁の交渉先を話し合って分担し、要望項目について打ち合わせを行い出発。
私は厚生労働省となり、三豊民商の浪越郁子さん浪越利子さんの3人で、厚生労働省がある合同庁舎5号館へ出かけました。入り口は厳重なチェックで緊張感が一気に高まり、ロビーでの簡単な打ち合わせを真剣に聞き、団長の米田さん、書記の牧さん、高橋千鶴子衆議院議員と参加者が会議室へと向かいました。
省庁側からは14名が出席し、舛添要一厚生労働大臣宛てに出した「社会保障制度」の改善についての要請書、についての回答がありました。内容は「マニュアルどおりに読み上げる」というもので、限られた時間をつぶす誠意が感じられない話し振りに、だんだんに怒りが湧いてくるものでした。各地からの参加者が発言し、中には何回も食い下がる方もあり、私も観音寺市での実情をまず話し「後期高齢者医療制度」のひどさが、このままでは弱者とっては命にかかわる出来事となり、どう救済するのかという趣旨の質問をし、一部分での回答がありました。(保険料の減免などを自治体の保険組合へ相談に行ってもらいたい、相談に乗るよう対応を致します)地方の実情を省庁のキャリア組に伝え、少しでも押し返すこともやりながら、自分たちの運動を大きく世論として盛り上げていくしかない、自分たちが大きな力を持つしかない、との想いを実感いたしました。
夜は、高松での「2008年春の運動ジャンプ集会」に参加し、地元の仲間の顔を見、勇気が湧いてくる集会となりました。