今年も21年度分の確定申告の季節になりました。観音寺民商では、各地域の会員さんが、支部ごとに連日宣伝カー
を走らせて、民商への入会、商工新聞読者の拡大に奔走しています。今年にはいり新会員さんが5名入会しました。昨年より連絡のあった、設備業の60代の方を始め、警備保障の会社を立ち上げた30代、代行業の40代、税務調査にあって、所得税に連動して地方税の重い負担に驚かれ民商で税金の申告を考えたいと入会された70代、健食と衣料品販売50代女性の方です。
相談も新聞等の折込広告や会員の紹介で、毎日のように受けています。一番多い相談は、融資資金繰りでの相談と、関連して高利多重債務、生活福祉資金の制度、融資の借り換え、個人、法人の記帳と税務申告の相談と続きます。
その他多様な相談をあげるときりがありませんが、専門家に相談することや役所・税務署は敷居が高い、気軽に相談ができる民商は、中小業者の駆け込み寺になっています。
無申告で悩んでいる、税金、地方税、家賃を滞納して困っている、借入の支払も滞りがちになっている。労災保険に加入しなければ仕事がとれない等、事業で困っている方には「民商に入って、自主申告、自主記帳を!困った問題も自分で学習して自分が解決すれば経験にもなるし。仲間作りと自信にもなる!」と、声をかけて宣伝お願いします。
相談事例
○ 調査があって所得税18万超に加え、市から、重い地方税の支払いを過去3年分65万円余が要求された。分納相談にのる中、一部控除の間違いもあり訂正ができました。申告でも専従者給料の取り方、正しい減価償却をもっと早く理解しておればと話されました。
○ 法人を立ち上げたが、記帳はさっぱり、申告も勉強したい。200万円ほど融資を受けたいがどのようにしたらよいかわからないけれど目処がたったし、パソコン記帳の足がかりができてよかった。労災の適用もお願いしたい。
○ 多重債務で支払がしんどい、融資を受けて一本化して利子の支払いを軽減したいと思って相談にきたが、特定調停と過払い訴訟で140~150万円あった残額がプラスマイナス0になることがわかってほっとした。これで仕事に専念できる。
○ 業者として、独立をしたけれど元請けが主たる現場を渡してくれず手間賃が少ない。生活費にもことかく状態。生活費資金を借り入れたいと社会福祉協議会へ、生活福祉資金の総合支援金を申込みました。最初予定した金額にいたらずがっかりしましたが全く借入ができないことを思えばとほっとしました。
2月14日号外ニュースより後日2人が入会しました。商工新聞読者は30増です。