教会で見た真理は、笑顔を持ち、素直で真っ直ぐな性格人格を持ち行動していた。
叔父夫婦宅にいる真理は、笑顔を絶やさなく、多大で豊かな好奇心を持っ ていた。
叔父夫婦にとっては、心を癒してくれる子供となっていく。
一方、美咲は独りになると感性個性なのか、沈黙する何かを抱いていた。
美咲は、施設では部屋に引きこもり、外に出た時でも、他の子供達と関わる事はなかった。
毎日のように小さな声で床に座り、美咲は何かを呟き囁いている。
神父は修道院での話し合いで沈黙した何かを見つける為に、美咲に1冊のスケッチブックを渡してみる事を考えた。
神父の思いは通じたのか分からないが、美咲は初めて顔を上に向け、神父の顔を見つめ神父が持つ物に興味を持った様子だった。
その後、美咲は与えられた自分だけの部屋に閉じこもり、絵を描くようになっていく。
スケッチブックがなくなると、美咲は、部屋を出て歩き、描き終えたスケッチブックを神父に渡す。
そして、神父は、新しいスケッチブックを美咲に渡すBotox瘦面。
神父と美咲との関係は、これだけであったが、その絵は美咲の思いが描かれ何かを求めるかの様だった。
美咲は、施設にいる間は何も言葉する事はなく、笑顔を見せる事もない。
姉妹二人でいる事で神父は、心に持つ光景を思い出す、そして真理と美咲の成長が遅れる恐れを感じていた。
見た目では正反対の性格と、愛情の捉え方の違いがあった。
これからの二人の人生がどうなっていくかはわからない、美咲には、真理ではない多くの友を必要としている。
神父はスケッチブックを渡すだけだった。
美咲への対応を修道院や孤児施設の職員と常に話し合いをして成長と共に関わり方を決めていくが、施設での生活の中で他の子供達と接する事は一切なかった。
美咲にとっての「友」とはどういうものなのだろうか、まだ神父には気づく事が出来なかったが、決めていくのは美咲自身だと思うようにしていた。
人類の世界では見える「友」とは、人間である。
しかし、美咲にとっては、現実にあるものではなかったのかもしれない。
神父は聖書その他書物の読み返し、この世界中の出来事の由来にまつわるものを全てを調べはじめる。
ある時、神父の心の中で囁く言霊があった。
この囁きは、これまでの囁く言霊で飲用水過濾器 はなく、美咲の成長と共に囁く言霊は変わっていく。
「神父よ、貴方は、きっと気づく時が来る、美咲は、もう何かを見つめはじめている」
常に変わる言霊は精霊や妖精、心の神であったりする囁く言霊達の言葉である。
この頃には、まだイエスが真理と美咲を導く為の言霊は無かった、イエスの伝令の言霊は遠くに離れている場所にあった。
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