は東京湾に浮

2017-03-28 11:13:27 | 日記

ご機嫌です搬屋價錢ねえ?」
とその理由をいかにも聴きたいと言った表情のトオルに、
そりゃあそうさ。
この1週間ばかり生きた心地もしてなかったんだ。
ヘタすりゃあ今頃、俺は東京湾に浮かんでたところさ」
とのサクヤマのリアクションに、
そ、それはまた、ど、どう言うことで?」
と今度はナカバヤシが絶妙のフォローを入れる。
って、まさにサクヤマ搬屋服務社長オンステージが始まろうとしていた。

オマエら、あの地震直後に起こった少女倶楽部メンバー失踪事件のことは知ってたか?」

えっ?
ああ、あれ。
ネットでけっこう騒がれてた」
とマキ。
ああ、あのメンバーのひとりの娘ってのが、実は今朝発見されてね。
これはまだニュースには上がってないと思うけど・・・、とにかくそれで俺の首が繋がったってわけなんだよ」
そうサクヤマは言い、1杯目のビールを一気に飲み干す。
と、その空グラスにすかさずトオルがビールを注ぐ。
そう言えばあの失踪の娘、一部ではジャンヌ・ダル紅酒 クみたいな言われようでしたもんね?」
と言ったトオルに、
ジャンヌ・ダルク?」
とナカバヤシが聞き返す。


牧は怯えた顔

2017-03-16 12:29:21 | 日記

サバイバル中はこれくら卓悅化妝水い歩いてましたから。日本に帰って少しなまったけど、全然大丈夫です」
それは頼もしいね。あれ?ザンは?」
見回すと、ザンの姿が消えていた。
すると、木々をかき分けて、ザンが戻ってくる。
ぶひ!」
ザンはその腕に、子豚を抱えていた。
あ!!」
陰からこちらを伺っていた」
ザンは穏やかに笑いながら子豚を葉月の足下に離してやった。
ふふ、久しぶりね。少し大きくなったかな?」
葉月は子豚の背中を撫でながら、違和感を感じる。
(?)
よく見ると、子豚の首に、細い麻ひもが括り付けられていて、そこにメモのようなものが結ばれていたのだ。
これ!」
ああ。見てみろ」
ザンは気づいていたらしく静かに頷いてみせる。その表情は少し疲れている様で、葉月は気になったが素直に言われた通りにした。
カタコンベで待つ』
卓悅化妝水そう書かれたメモを、葉月は悲壮な表情で読み、ザンを見上げた。蘇るカタコンベでの戦い。
正気を失ったジェイコブに、本性を現した歩。
カタコンベか」
メモを受け取りながらザンも苦々しい表情になった。
栄太やマリアも厳しい表情で想いを馳せる。
それって、ここから遠いの?」
2時間もかからない。休憩したら出発しよう。」
いよいよ歩との対面が迫っていた。

その頃東京では。
だからさぁ、牧さん。嫌だとか言ってる場合じゃないでしょ~?状況わかってんの?」
心底軽蔑したようなレイの言葉に、牧は怯えた顔をして頭から布団をかぶった。
わ、私はもう東雨宮やカナンとは関わりたくないのだ!もう表舞台からもおろされた。おしまいなんだ!放っておいてくれ!」
くぐもった声で叫ばれて、レイはため息を付きながら、洋司と蓮を振り返る。
東雨宮の情報を晒す計画には、政治家で顔の知れ渡っている牧の協力が必要不可欠だ。というより、牧がいなければ計画を遂行することはできない。
蓮はイライラとため息を付き、洋司がレイと入れ替わりにベッドサイドに立った。
先生、時間がありません。すぐに着替えを」
うるさい、洋司!お前は誰卓悅假貨 の味方なんだ!」
もちろん、先生のために言っているのです。このまま奴らに馬鹿にされて、政治家人生をめちゃくちゃにされたままで良いのですか?そんな結末、政界のアランドロンには似合いません」

逆境の中立ち向かってこそ、牧海人でしょう。もう、反撃の材料はそろっているのです。ダダをこねるのもいい加減にしてください。奥様とお子様は既に海外に避難済みです。この一連の事態を終らせないと、どうなるか分かりますよね?」
失敗したらどうなる」
終わりです」
このまま逃げたら、どうなる」


辺は実はあんま

2017-03-02 12:09:45 | 日記

ええ、わたし・・・、ちょっと見て来てもいいですか?」
と言ってヒカルさんはメニューに目も通さずにそのままそのアメジストの方へと歩いて行dermes 激光脫毛ってしまう。
ああ、あれでしょう?
なんか店長の神山さんが言ってたんだけど、ブラジルから直接航空便で取り寄せた貴重なクリスタル原石なんだって」
と言うチハルに、
へえ?」
とわたしはそれに目が釘づけになったまま何故か両目の焦点がずれ込み、視界がぼんやりとしてくるのを感じる。
それよりもほら?dermes 脫毛 注文どうする?
あたしはお勧めのモーニングセットにするけど」
あ、ああ、じゃあわたしも。
ヒカルさ~ん?モーニングセットでいいよねえ?」
とわたしがアメジストに張り付いたまま離れようとしないヒカルさんにそう声を掛けると、
え、ええ。
私もそれでお願いします」
とこちらも振り向かずにそう答えるヒカルさん。

あの人、ああいうの好きそうだもんね?」
うん、まあ、彼女ヒーラーだしね」
ねえ、ちなみにヒーラーってなんなのよ?」
と息を殺すような声でチハルがわたしに耳打ちをしてくる。
ええ?
それは・・・、ってわたしもその辺は実はあんまり詳しくなくて。
ああ、でもほら、霊気って聞いたことあるでしょ?」
レイキ?」
そう、なんかほら?気功とかヨガとかでもよく言われる、空間に浮遊しているエネルギーみたいなものを使って癒すっていうやつ・・・、多分」
へえ〜。
それってちょっと・・・って言うか、大分怪しいけど。
で?それが凄いんだ?」
いや、わたしはまだやってもらったことないから」
ええ?
だってアンタら、友だちなんでしょう?」
まあ、それだからなおさらっていうのもあるかなあ?
逆にやってもらいずらい?みたいな」
はあ。
そんなもんなんだ?」
とチハルは基本どうでもいいと言った具合にそう答える。

すると、気づけばヒカルさんの姿が見えなくなっていた。

まあ、おそらくトイレにでも行ったのだろう?
なんて、わたしとチハルはしばらくのdermes 脫毛 間適当なおしゃべりをしながらヒカルさんが戻るのを待っていたのだが、それから30分以上経っても彼女は(わたしたちのいる)こちらの席へ戻ってくる気配もなかった。