このところかなり、「NARUTO」が読めるようになりました
でも今日はNARUTOの感想じゃなくて、ある少女漫画の感想を書きます
昔からずっと少女漫画が苦手で、好きな漫画ってあまりないのですが、その中でも何となく気に入ったものがあります
勿論少女漫画らしくない少女漫画はあります
「はみだしっ子」とかテニス漫画の「スマッシュを決めろ」とかありますが、いかにも少女漫画という結局男の子と結ばれるという王道少女漫画はいったいどこがいいのか全く分からない少女だったのですが、そういう少女漫画でも気に入ったものはあります
その一つが「Love Song」西 炯子著です
この少女漫画は変わっていて、ある男女がいて女性が主人公で女性から見た話なんですが、この二人は肉体関係があるにもかかわらず、女性の方が全く男性が好きではないという話です
彼女は全然彼を愛していないんだろうなと読むほうも思わせるんですが、有る時烈火のごとく嫉妬している彼女を見て読者はやっと「あれ?もしかして好きなのかな」と気付かされます
そして彼がいなくなって必死で探す彼女を見て彼女もまた認めざるをえなくなる
ずいぶん変わった恋愛ものでそもそも少女漫画の恋愛ものというのは女性の自覚{~君が好き}から始まるのとは全く違って、最初は本人にさえ気づかずに後になって気づく
更に甘い要素なんかまったくなくて何ならDVが出てきてSMっぽさがありました.