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らくかき帳

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メゾン・ド・ヒミコ

2006年04月12日 | エンタメ


DVDを借りて見ました。
劇場で観たいなぁと思いつつ見逃してた作品。

なんともゆったりと時間が流れていく映画。
ヨーロッパ映画のような雰囲気(ロケ地は静岡だったかな?/笑)
舞台となる建物がいんだよね。
そこから海が一望出来て行ってみたくなった。

出演者は主役以外ほとんど知らない人で
さらにゲイという状況に慣れるまで少し時間を要したけど(^_^;
その後はゲイといっても誇張してるわけじゃないし普通に楽しめた。
オダジョーと柴咲コウが自然な感じでいい。
面白かったり、切なかったり、嬉しかったりと
いろんな思いが出来る映画だった。これはいい!

ゲイのおじさん達の中に叔父さんに似てる人がいてビックリ。


三谷さんのコラム

2006年03月29日 | エンタメ


朝日新聞の夕刊に三谷さんのコラムが掲載されている。
長期連載で、単行本も4冊出てるほど。
今月は「決闘!高田馬場」関連の話が中心で
今日は裏方さんのお話だった(残念だけど高田馬場ネタも最後だろうなぁ)

舞台で主人公の安兵衛が叔父からの手紙を読むシーンがあるんだけど
その手紙は結構な長文で
(芝居でも手紙を広げて「なげぇ~~~」って言ってるし/笑)
毎回くしゃくしゃになるから、まとめて印刷してあるのかと思ったら
どうやら手書きらしい。
しかも毎回書いている人はアタシよりも年下の人で驚いた。
放送を見たけど、しっかり映ってるし達筆なんだよね。

アタシも三谷さんと同様、歌舞伎の裏方さんって年輩の人が多いと思ってた。

遅ればせながら

2006年02月28日 | エンタメ


正月時代劇「新選組!!~土方歳三 最期の一日」を見た(爆)
放送当日と再放送を見逃して凹んだけど、友達に録画してもらい
ようやく見ることが出来た~。ありがと~
ちゃんと映るか確認するだけにしようと思ったのに
最後まで見ちゃった・・・。

なんだか懐かしい。回想シーンで山南さんや総司や源さん達が出てきた時は
勝手に同窓会気分(笑)

クスッと笑えるシーンや泣かせるセリフもあって
やっぱり面白いなぁ。
これでようやく2006年を迎えられたわ(笑)

『フライトプラン』

2006年02月26日 | エンタメ


予告編を見て気になっていた「フライトプラン」をようやく見てきた。
飛行機という密室で子供が消える!乗務員、乗客は覚えてない?
そして乗客名簿に記録がない・・・いったいどこへ行っちゃったの~?
それが気になって見にいったけど、消えた理由は意外と単純で
しっかりと作り手側の思惑にはまってしまったワタシ(笑)

最近のジョディーフォスターは、必死に子供を守る母親役が
多いね。そして細腕ながらたくましい。
今回も娘を捜すために、乗客の皆さんをパニックにさせていた(笑)
母親強しです。
けど、ラストで最初に犯人扱いした人には謝ってほしかったなぁ。

遅ればせながら

2005年11月03日 | エンタメ


先週の金曜日に「三響會」という能楽、歌舞伎の囃子方の兄弟が主宰する会へ行ってきた。

普段観ることの出来ない能楽と歌舞伎のコラボで、しかも出演者の豪華なこと。
一番観たかったのは萬斎さんと染五郎さんの「二人三番叟」
ここ数年、個人的に何かと縁のある二人(笑)
しかも好きな三番叟とくれば、もう行くしかない。
どんな舞台になるのかワクワクしながら当日を迎えた(こんな感情は久しぶり)

幕が上がると左右に四角い舞台があり中央には鈴が置かれ
その奥に紋付き袴姿の二人が浮かび上がっていた。
それだけでも、すごい同じ舞台に二人が居ると興奮気味だったけど。
まずは狂言の三番叟から。素で舞う三番叟は初めて。
キレの良い舞は、やはりスバラシイ。

次に歌舞伎の三番叟。何種類かあるようで今回のは狂言に近い初めて観るバージョンだった。
三味線が鳴っただけで雰囲気がガラリと変わる。
対照的に歌舞伎の方は、しなやかで柔らかい。

そして二人舞台中央に置いてある鈴を持ってついに共演。
いや~左右に分かれてるから目がキョロキョロ(笑)
それぞれの舞なのに時々ピタリと合う時があって鳥肌がたった。
後半、舞台を鳴らす所は見事に重なって「すごい」の一言。
素晴らしかった。

舞踊が2番続いて、今度は能と歌舞伎の「石橋」
生で観るのは初めて。
白い獅子を能で。紅い獅子を歌舞伎で演じていた。
有名な髪を振り回す(正しい表現じゃないだろうけど)所は勘太郎君の若さとパワーで
徐々にスピードアップしていくところには思わず拍手が。鬘は重いだろうに・・・。
こちらも静と動で対照的な獅子の動きに食い入るように観てました。
とにかく感動しまくり。とてもスゴイ物を観た!って一晩でした。

しばらく、余韻が続いていたよ。