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らくかき帳

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『朧の森に棲む鬼』カウントダウン

2007年01月01日 | シバイ


あけましておめでとうございます。
2007年もよろしくお願いいたします。

劇団☆新感線のカウントダウンに行ってきましたぁ。
公演は23時過ぎに終了し、出演者の皆さんが着替えている間に
私たちは「年越しそば(そうめん)」を頂きました。
なんと会場全員に振る舞われました!

そして高田聖子さんの「舟唄」てイベントスタート(笑)
ホント、歌がうまい!
紋付き袴姿で出演者が再登場で古田さん進行役のもと
スクリーンに映し出されるタイムを見ながらカウントダウン
「3,2,1おめでと~~」と銀テープが舞いました(残念ながらゲットできず)

その後、歌ゲストとして「メタルマクベス」に出ていた冠さんと
「阿修羅城の瞳」のTAKIさんが登場して劇中歌を歌ってくれました♪

と、花道よりお正月と言えば獅子。染五郎さんと前田さんで獅子舞を。
当日練習したとは思えないほど息の合った舞でした~。

イベントの締めくくりは、お餅投げ。
それも「君にジュースを買ってあげる」の生歌で(笑)
演舞場で聴けるとはねぇ。
結構、サダヲファンがおりました。
時間も時間だし、いい感じにお酒も入ってるし楽しかったぁ~
そして出口で樽酒を頂きもう言うことナシですよ。

当然、帰る電車もないから銀座のホテルで元日を迎えました。

もちろん!お芝居も面白かった!!
最高な新年を向かえてしまいました~~~

新宿狂言Vol.13『落語もとねた狂言会』

2006年12月16日 | シバイ


いや~久しぶりに狂言を観てきました。
新宿狂言は毎回、趣向を凝らした演出が面白くて楽しみなシリーズ。

今回は会場に入ってビックリ。
紅白の提灯や襖があってまるで笑点のようなセット。
舞台中央には紫の座布団。そして出囃子と共に萬斎さんが登場。

落語には狂言が基となった演目があるそうで、落語の枕のようなトークと
演目の解説があり、そこから落語のように聴かせる狂言(独・素狂言と名付けたらしい)を披露。
以前、にぎわい座で披露した時は一人三役で途中で役がごっちゃになってしまったことが・・・(^_^;
だから今回はリベンジの意味もあるような(笑)

後の「鏡男」「骨皮」は勘違いと食い違いが笑える、落語になりそうな演目でした。
シンプルだけどクスッと笑えて和みの一時でした。

『染模様恩愛御書』松竹座

2006年10月15日 | シバイ


読めますか?(笑)
「そめもよう ちゅうぎの ごしゅいん」と読みます。完全に当て字ですね。
素敵に洋風な建物で引っかけ橋の近くにありました・・・(えっ?大阪??
他にも用事があったんだけど、せっかくなので観てきてしまいました。

巷で話題?(アタシは知らなかったけど)BLと
その二人の想いを理解してくれた殿様のためにと、
屋敷が火事になり宝蔵にある大切な御朱印が焼失しまいそうな時に、
恩義に報いるのはこの時ばかりと炎を中に入り、
自らの腹を切ってその中に御朱印を入れて守る・・・

と、なかなか壮絶なストーリー。
昔は火事のシーンは本当の火を使って、役者にも本火を使用したとか。

復活物らしいけど、歌舞伎座では観られない現代劇風で素直に楽しめた。
そして話題が先行してしまっていた(^_^;
二人(染五郎さんと愛之助さん)の濡れ場シーンは、
シルエットだったんだけどドキドキしましたわ
着物ってエッチだよねぇ(笑)着物がはだけてるだけ、帯を引っ張ってるだけで
充分雰囲気はでるし、それがスルリと落ちると。。。キャ~~
照明もまたラブラブな色で盛り上げてましたわ。

大詰めの宝蔵に飛び込む場面は、花道から登場した染五郎さん、
破れた着物から煙と紅い火が・・・
間近で観ることが出来たんだけどマグマが燻ってる感じ。
舞台はメラメラと炎が映像で映し出されて、焼け落ちた柱が落ちてきたり
客席も一面スモークで赤いテープも舞い散る劇場全体が火事場になって
アトラクション状態(笑)

御朱印は無事だったけど逃げ場がない。後は腹を切って入れるしか・・・
臓物が邪魔で入らない、これが肝臓、これが腎臓、これが大腸と投げ捨てて。三つ合わせてこれがホントの勧進帳~
なんて瀕死状態でギャグっている(笑)

御朱印は無事でお家は安泰。
一人残った義弟。そこに二人を出会わせた杜若が舞い降りてくる。
舞台奥からからは、生前の義兄が遠くを見つめて立っている・・・って
どっかで観たことあるシーンだぞ~なんて心の中で突っ込みをいれつつ
幕は下りたのでした。

いろいろと趣向があって楽しい芝居でした。


追記・・・
染五郎さんと愛之助さんの役所、入れ替わっても面白いかもと思ったのでした。

芸術の秋はじまる

2006年10月01日 | シバイ


今年もあと3ヶ月(早い・・・)
芸術鑑賞のシーズンが来ましたぁ。
(一年中じゃないの??と突っ込みが入りそうですが・・・)

っていうか、先月から始まってるんだけどね(笑)
9月は『秀山祭九月大歌舞伎』昼の部を観てきました。
幸四郎さんと吉右衛門さん兄弟の共演が話題となった月でした。

最初は「車引き」
亀染松コンビで安定感のある兄弟でした。

初めて「寺子屋」を見たけど、なんて悲劇なんでしょう。
首実検のために我が子を差し向けるなんて・・・
それを自ら検分するんだから辛いねぇ。

古典だけど幸四郎さんと吉右衛門さんは
歌舞伎以外のドラマや舞台もやってるから
「形」だけど感情も伝わってきて演劇的な雰囲気があった。
だから余計に悲しさとかが増したのかな。
貴重な共演ですわ。

夜の部は幕見で「鬼揃紅葉狩」を見ました。
初めて染五郎女形を観たのですが、いやぁ綺麗でした。
舞踊も食い入るように観てしまいました。
そんな綺麗な御姫様が後半、本性を現すんだけど、
前半の余韻を見事に打ち砕くくらいの形相(笑)
遠くから観てると目と舌が真っ赤に見えて結構、怖かった。。。
侍女も鬼になってて、もう誰が誰だか・・・(^_^;
見応えのある演目でした。

と、これが先月までの話しで

今月は、ライブも始まる♪
いよいよ今週末からコブクロのツアーがスタート!
そして初めてホームグラウンドに行きます!久々の遠征ですわ。

『オレステス』シアターコクーン

2006年09月23日 | シバイ


「オイディプス王」、「メディア」に次ぐ3回目のギリシャ悲劇を観てきました。
そして初!生藤原竜也です(笑)
テレビや映画でしか彼の芝居を観たことなかったので、舞台を観るのは初めて。

内容は事前に本を読んでいたので、問題なし。
それに2年前にギリシャへ行った時に、話の舞台になっている地へも訪れたから
イメージはしやすかった。

オープニングから驚きの演出で役者さんたちは大変そうだなぁと
藤原@オレステス、すごかったです。
ホントに体当たりの演技というか、すごいパワーだなと思った。