
いや~スケールデカイです。
主人公は「古事記」や「日本書紀」などの神話を独自の仮説をもっていて
実証するために日本や海外を仲間と共に渡り歩いていくんだけど
その都度、仲間に解説してるんだけど、
アタシも一緒になって驚いたり、疑問を持ったりツッコミを入れてみたり。
(大胆な解釈に電車の中で声を出しそうになったくらい/笑)
実際に行ったこともある場所も仮説の中ではとんでもないことになってて
確かめに行きたくなっちゃう(笑)
ただ仮説を確かめる旅じゃなくて、4巻目までは戦いがあったり別れもあったり
ハラハラドキドキですわ。
1,2巻で竜とは・・・主人公の仮説を実証してしまったので一応、話は終わってるんだけど、
3,4巻で新たな物語がスタートする。時代は縄文時代(日本で言うと)時空を超えちゃってます。ここでも驚きな事がたくさん。
やっと現代に戻れる~って思いきや
5,6巻は大正時代に(笑)でもなんか楽しそうなんだよね。まだまだ無名の宮沢賢治とか江戸川乱歩に会っちゃったり、
生活感が見えて面白い。その中で現代に戻るための方法としてロンドンに渡って霊媒師に会う。
終盤は、結構のんびりムードで眠くなりそうになってきた所で話が動き出してラストスパート。
一緒になって時間旅行をした気分。
高橋さん作品は読んでると舞台となった場所へ行きたくなる。
今回行ってみたいのは青森。さすがに古代には行けないしなぁ(笑)
また出雲にも行ってみたい。今度は出雲大社の本殿に入って確かめたいわ。