今年に入り3月に行われる地芝居大会で上演する
菊池寛の
父帰るという
昔のお芝居の練習に週に2日行っています。
(娘が受験勉強で必死になっている時にナンテ事

と思われる
でしょうが一応了解はとりました

)
今回私がやるのは50代後半から60代くらいの3人の子供の母親で
20年前に旦那さんが借金を作り他の女のと家出した後に当時
8歳の長男と共に働いて苦労して生きてきたお婆さんです。
当然のことながらその年代をまだ経験してないし、この人ったら
自分達を捨てて出て行った旦那が落ちぶれて20年ぶりに帰って
きたら、許して家に上げちゃうんですよ・・・・
そして父親を許せない長男君を説得したりするんだよねぇ~
老け役は当然ながら難しいんだけど、その許す心情がいまひとつ
わからなくて四苦八苦してます。
だってねっ、旦那さんが出て行った後に子供3人と無理心中しようと
したほどだったんですよぉ~
このお話が書かれたのは大正時代・・・あの頃の女性ってみなさん
こんな風だったのかしら?
確かに自分も年齢を重ねている分だけ気弱になっているし
あまりにも変わってしまった旦那を見捨てる事が出来ないのかも
しれないけれど、お客様にそこの所を感じていただけるように
頑張らなきゃ~
と、あまりに自分とかけ離れた人物にとまっどっているのでした

しかも、裁縫苦手なのに舞台上で和裁をしなきゃいけないので
これも又苦労しそうです
でも、やっぱりお芝居は楽しいです。
出ることを許してくれた家族に感謝です
余談ですが菊池寛ってあの
真珠夫人の原作者だったのねぇ~
ビックリ