美容室の帰り路、偶然通りかかったうずらギャラリー
で開催されていた、
丸山智代 銅版画展「密やかな視線」
を観た。
これまでうずらギャラリーの存在も識らなかったし、
丸山智代さんという銅版画家も識らなかった。
ただ、ギャラリーの前に貼ってあったポスターの
視線が、私を誘っているようだったので、
おもわず足を踏み入れた。
昭和初期に建てられた町家の一室がギャラリーとして
使われている。人通りの多い三条通に面しているのに、
室内の静けさに驚く。
部屋が広くはないので、7~8点ほどの展示だったが、
丸山さんの描く銅版画の線の繊細さと、独特なモチーフと
その世界に引き込まれてしまった。
会場にいらしたご本人が作品の説明をして下さった。
岡山の田舎で生まれ育った丸山さんは、ご実家の周りは
夜になると闇に包まれ、月や田んぼの水面の光が
強く記憶に残っていらっしゃるとのこと。
この銅版画も白黒の世界なのでそれに引き込まれ、
モチーフとされている人物の髪の毛や衣装は、
故郷で触れて見てきた植物、アジアの民族衣装にご
興味があるとのことで、これらが作品上で融合されている。
また、捨てきれない旧い作品の一部を切りとって、
新作の一部に貼り付けることで、作品の立体感を出す。
等の面白い技法も使われている。
うーん、深い世界だ。
これまで知り得なかった銅版画の世界、少し垣間見させて
いただいた。
本日7/6まで京都・うずらギャラリーで開催された。
で開催されていた、
丸山智代 銅版画展「密やかな視線」
を観た。
これまでうずらギャラリーの存在も識らなかったし、
丸山智代さんという銅版画家も識らなかった。
ただ、ギャラリーの前に貼ってあったポスターの
視線が、私を誘っているようだったので、
おもわず足を踏み入れた。
昭和初期に建てられた町家の一室がギャラリーとして
使われている。人通りの多い三条通に面しているのに、
室内の静けさに驚く。
部屋が広くはないので、7~8点ほどの展示だったが、
丸山さんの描く銅版画の線の繊細さと、独特なモチーフと
その世界に引き込まれてしまった。
会場にいらしたご本人が作品の説明をして下さった。
岡山の田舎で生まれ育った丸山さんは、ご実家の周りは
夜になると闇に包まれ、月や田んぼの水面の光が
強く記憶に残っていらっしゃるとのこと。
この銅版画も白黒の世界なのでそれに引き込まれ、
モチーフとされている人物の髪の毛や衣装は、
故郷で触れて見てきた植物、アジアの民族衣装にご
興味があるとのことで、これらが作品上で融合されている。
また、捨てきれない旧い作品の一部を切りとって、
新作の一部に貼り付けることで、作品の立体感を出す。
等の面白い技法も使われている。
うーん、深い世界だ。
これまで知り得なかった銅版画の世界、少し垣間見させて
いただいた。
本日7/6まで京都・うずらギャラリーで開催された。