明日は「三成大火の日」。1945年、79年前に三成地区で起きた大火災の日です。三成小ではこの大災害の教訓を忘れないようにと、毎年この時期に避難訓練を実施しています。
さあ、2時間目の途中、非常ベルが鳴り響き、訓練スタートです。職員室では、先生たちが慌ただしく動き始めます。発生場所は? 初期消火はどうだった? 避難指示の放送を! 消防署への通報を!
子どもたちは、担任の先生の指示のもと、整然と避難していきました。おしゃべりの声が全く聞こえなかったことがすばらしい。みんな真剣に訓練に参加していることがわかりました。
わずか3分あまりで全員避難完了です。「どこから火が出たの?」と質問したところ、一斉に「理科室!」と答えてくれました。放送をよく聞いていたようです。
教頭先生が「三成大火の日」について教えてくださいました。このときに当時の先生方の手によって運び出され、難を逃れたピアノ(通称、大火ピアノ)は今でもカルチャープラザで大切に保管してあります。
最後に「少年消防クラブの誓い」をみんなで唱和し、訓練を終えました。
各学級に帰っての反省会。1年生は「お・は・し・も・ち」について再確認していました。
万が一のときは、今日の訓練のように素早く避難できるといいなと思います。何よりも尊い子どもたちの命を守るために、まずは私たち職員が落ち着いて対応しなければ、と思いを新たにしたところです。
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