★飛騨高山祝宴旅行 ３

結婚式当日．
宿には温泉浴場があるというので，朝は元気に７時半に起きた．

温泉に入って朝飯を食って，９時．しかし外はよりによって大雨．

結婚式開始が13時だから，早く出てもロクなコトがない．
チェックアウトギリギリの10時までのんびり過ごす．

10時になってロビーに全員集結したが，あまりの大雨に誰も動こうとしない（爆）
せっかく高山に来たのに何も見ないのはもったいないので
とりあえずロビーで300円の傘を購入して出かけたのが10時40分であった．


市内を流れる宮川沿いに観光的な朝市がある．
この雨だからどうだろうと思っていたが，意外と盛況であった．
その先の古い町並みにも相当数の観光客がいた．
やはりココまで来て雨ごときでうろたえないのが日本人観光客(^^;;

ただ，我々は　全　員　ス　ー　ツ　ってのが痛いわけだが．


途中で飛騨古川の酒蔵の試飲会会場を見つけた．




こういうのを見つけたら入らねばならない（笑）
さっそく中に入って飲んでみた．






スッキリとして気持ちのいい味である．
荷物を増やしたくなければ買っても良かった．


他にも「せんべい」やら「おやき」やら買っているのもいたりして
雨でもそれなりに楽しみながら，結婚式会場の桜山八幡宮へ向かった．

ここには「屋台会館」という高山祭の展示場があり，
結婚式の招待状にその入館券も添付されていたから入ってみる．
荘厳な祭の様子がうかがい知れるが，
やはりこれは現物を見てみないことには想像できなかった(^^;;


結婚式はいたって形式的．それも飛騨流なのであろう．
所々，このようにやりますのでみなさんお願いします，みたいなコトを言われる．

彼の家は飛騨古川にあり，基本的には古川流らしいのだが，
高山流はこんな感じですみたいな場面もあって，
久々に祭礼の場で文化の違いを垣間見ることができた．

いたって形式的な結婚式であったので，引出物もかなりの量であった．
さすがにウワサの名古屋ほど・・・と言うわけではないが
同じ東海地方の流れであろうか．

と言うわけで大荷物をかかえて帰ることに．


～つづく～