富士宮〜甲府の音楽旅行です。(その５)

2023年9月1日、静岡県富士宮市の飲食店＆ライブカフェ『ままん』の演奏後、店に程近い場所にある宿泊施設(ゲストハウス)『キャビンハウスヤド富士宮』に宿泊する事になりました。

この宿泊施設は従来の旅館やホテルとは違う流行りのゲストハウス的な宿泊施設で、宿泊設備は最低限に抑えながらリーズナブルな価格を提供しているので『寝る事だけに特化したコンセプト』若者やバックパッカーに支持されています。

近年伊豆の各地にもこうしたゲストハウス的な宿泊施設は増えていますが、地元在住だとあえて利用する目的がありません。

しかしながら魅力的な宿泊スタイルだと思ったので今回宿泊する事にしました。

ゲストハウス最大の魅力はやはり『価格の安さ』だと思いますが、かと言ってビジネスホテルと比べ極端に安い訳ではなくそこだけを期待すると裏切られます。

宿泊設備は必要最小限と言った感じで、トイレやシャワーは供用、部屋は広さに応じて価格が細かく設定され多様なニーズに対応します。

一番驚きだったのは各部屋の仕切りが簡素で出入りがカーテンのみだったでした。イメージとしては広いワンフロアを細かく仕切って宿泊スペースを確保した感じです。

これだとカップルや家族連れにはセキュリティ面にも不安はありますが、旅慣れたバックパッカーであれば割り切った設備で受け入れられるのでしょう。

勿論宿側も防犯対策は行われていて、宿泊部屋は各階で男性・女性専用に分かれ施設の出入りは専用カードで管理されていました。

宿泊者の大部分は若者なのか、みんな礼儀正しく挨拶していきます。

また基本は宿泊するだけの目的なのか部屋の飲食や飲酒は皆無で、部屋だけでなく通路やトイレも綺麗です。

あとカーテンで仕切られた空間なのでテレビやスマホは専用のイヤホンで行われ、お喋りも響くので皆さん静かにしています。

従来の宿泊施設から見れば規則や制約も多く慣れないと使いずらい面はありますが、逆に慣れればシンプルで静かで酒臭くなく使いやすい宿だと思います。

ゲストハウスだと中高年の宿泊者の姿は少ないせいかかなり目立ちますが（笑）、今の時代に合ったいい宿だと思いました。

今後は宿泊施設を選ぶ選択肢にはなると思います。

また館内は基本撮影禁止みたいで、最低限の写真だけをアップしました。

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