旅・ふ・る Tabi Full

ロンドン&リバプール1日め <ロンドン到着>

●はじめに

昨年2014年の10月頃、仕事で豪華客船のクィーンメリー2について調べていた時、3クィーンズのランデブーについての記事が目に飛び込んできました。
キュナード CUNARD社の3隻の女王船(クィーンメリー2、クィーンビクトリア、クィーンエリザベス)が、創業175周年を祝って、2015年5月リバプールに集結する大きなイベントが3クィーンズのランデブーです。
リバプールはキュナード社設立の地で、1967年までの50年間、本社が置かれていたそうです。
リバプールの広大なマージ-川を美しい3クィーンズが優雅に並んで航行する、歴史的な光景をぜひこの目で見たいと思いました。

<3クィーンズのランデブー> CUNARDサイトより



当時発表されていた情報は少なく、イベント期間は5月23日~25日の3日間、3隻はそれぞれクルーズの途中、リバプールに立ち寄るので、3隻揃うのは5月25日の10時頃~14時頃までという情報だけでした。
まだイベントの詳細は発表されていなかったけれど、長く仕事を休めない私は、とりあえず5月24日にリバプールに泊まって、5月25日の夕方ロンドンに戻れば3隻は見られると思い、計画をたてました。

1人でも絶対行こうと思っていたけど、よく一緒に海外へ行くKさんにちらっとその話をしたところ、間髪入れずに「私も行きたい!」と返事があり一緒に行くことにしました。
彼女は私以上に熱狂的なクルーズファンだったのです(^^)

<マージ-川を航行するクィーンメリー2> 



●旅行の計画と手配

10万人規模のイベントになるそうで、これはまず何をおいても、リバプールのホテルを押さえなければ!と、イベント会場のマージ-川に近いインディゴホテル(Indigo Hotel)を予約しました。
まだその頃は空室があって、値段もリーズナブルでした。

その次に飛行機、ロンドンのホテル、ロンドン~リバプール往復列車の切符を手配して完了!と簡単に言いたいところだけど、一番難儀だったのがロンドンのホテルで、とにかく高いのです! 
ロンドンは物価が高いと分かってはいても、想像以上に高くて、たった2泊のホテル探しにかなりの時間を費やしました。
地下鉄の駅に近くて、そこそこ広くて、古すぎず、清潔で・・・なんてぜいたくを言っていたらすぐ3万円を超えてしまうのです。
予算は1泊1室2万円までだったけど、この値段で立地がよければ、バストイレ共同なんて恐ろしいことに(><)

いろいろ妥協しながら、長い間調べていたら、だんだん金銭感覚がマヒしてきて、3万円も安く感じてくるようになってきました(笑)
結局、妥協したのは値段で、1泊3万円強のダブルツリー・バイ・ヒルトン・マーブルアーチ(DoubleTree by Hilton Marble arch)に決めました。
でも払い戻し不可の早割価格でやっとこの値段なんです。
ホント、ロンドンの物価は恐ろしいです(-_-;)
その上、円安だし・・・仕方ないですね。

ホテルは、マーブルアーチ駅に近くて、観光にもショッピングにも最高の立地だったけど、部屋はやっぱり狭いですね~。
ホテルについては後ほど詳しく。

今回の3泊5日弾丸イギリス旅行(ロンドン1泊⇒リバプール1泊⇒ロンドン1泊)で絶対したいことは・・・

・リバプールで3クィーンズのランデブーを見学
・ロンドンのケンジントン宮殿を見学
・ロンドンのパブでビールを味わう
・ロンドンで本場のアフタヌーンティー体験
・本場のフィッシュ&チップスを味わう

ということで、貴重な短い時間を有効に使おうと、念入りに計画を立てたのであります。

~2015年5月23日(土)~

●日本出発

同行者のKさんはイギリスが初めてで、休みも取れたので、2日前に出発してロンドン観光やミュージカル鑑賞を楽しんでいる。
私もロンドンは数年ぶりなので、もう少し長く滞在したかったけど、普通の週末なので3泊5日が精一杯なのである(T T)
ということで行きの飛行機は1人、Kさんとの待ち合わせはロンドンの宿泊ホテルにした。

土曜日なのでルフトハンザ航空はほぼ満席だったけど、前日にwebチェックインをして通路側の席が取れたのでよかった。
webチェックインをすると、空港では長い列に並ばず、専用カウンターで荷物を預けるだけなので早くていい。

そして関空で両替をすると、なんと1ポンド=200円だった。
ひょえ~!高すぎる~(><)
KIX/ITMカードの割引を使っても!である。
先にロンドン入りしているKさんから、ハーゲンダッツのアイスが¥700でびっくりした!
とLINEが来たけど、本当に恐ろしい物価と円安である。

<1回めの機内食> お肉が苦手なので食べるものが少ない(T T)



<2回めの機内食> ペンネ、おいしかった~(^^)



●ルフトハンザ航空

ルフトハンザ航空はほぼ定刻の10:15過ぎに離陸した。
残念ながらシーフードミールがなかったので、事前のミールリクエストはしなかった。
昨年乗った、KLMもエールフランスもなかったから、欧州系航空会社はシーフードミールを廃止したのかな、残念!
行きの機内食はポーク OR ビーフだったので悩んだけど、お肉のにおいが軽そうなポークにした。
ポーク以外はとてもおいしくて、ワインもおいしくて・・・夜中のおにぎりもおいしかった。
普通のおにぎりだったけど、ポークを食べていないので、おなかが空いてておいしく感じたのかも(笑)

感動したのはトイレで、いつ行ってもきれいに掃除されていて気持ちがよかった。
CAさんも親切でフレンドリー、帰りのフランクフルト⇒関空便では超美人の日本人CAさんが担当で、女性の私たちでもテンションが上がった。
私がこれまで乗った飛行機のCAさんの中で、ナンバー1だと思う。
本当にみとれるくらい美しいのです。
ルフトハンザ航空、ますます好きになりました(^^)

<フランクフルト空港のルフトハンザ航空>



●フランクフルト乗り継ぎ

フランクフルトの乗り継ぎ時間は1時間しかないので、出やすいように前方の席を取っていた。
なのに、10分も遅延してしまったので、ロンドン行きのゲートへ猛ダッシュ!
イギリスはシェンゲン協定国ではないので、フランクフルト空港で入国審査がなくて助かる・・・けどセキュリティ検査が厳しすぎてそこでかなり時間を費やした。
1人1人、丸い試着室のようなボックスに入って、両手を上げ、身体を1周X線撮影される。
これに相当時間がかかっていた。

●万引きの疑い?

なんとかゲートに到着すると、搭乗は始まっていたけど、長い列ができていたので、ホッとして、水を買おうと近くの売店に寄った。
レジも空いているし、余裕だと思ったのに、私の前の人が支払いに時間がかかっている。
ゲートを見ると列が短くなっていたので、やばい!と思って、水をあきらめ、ケースに返し、ゲートへ走った。

すると後ろから「エクスキューズミー!」と女性の大きな声。
「えっ私?」と振り向くと、「支払いをして。」みたいなことを言われた。
「時間がないから、ケースに返した。」と答えると「ソーリー」と今度は小さな声。
え~っソーリーも大きな声で言ってよ~(T T)
まるで私が万引きをしたかのような視線が・・・。

でもショックを受けている場合ではなく、早くゲートに行かないと!
ま、疑わしい行動をした私が悪いんだけど(-_-;)
次から気をつけよう。

●ロンドン到着

ほぼ定刻の16:40頃、ロンドンのヒースロー空港に到着した。
イギリスによく行かれる方から、ヒースローの入国審査は厳しいと聞いていたけど、本当に質問が多くてびっくりした。
日数、目的、滞在先はもちろん、誰と旅行か、友達は先に行って何をしているのか?職業は?など。
でも問題なく通過。ターンテーブルから荷物を取り、ヒースローエキスプレスの乗り場へ。

到着ロビーでヒースローエキスプレスの券売機を見つけた。
ここで買った方がいいのか???
近くにいた係の女性に聞くと、ちゃっちゃとボタンを押してくれて、あっと言う間に、31.5ポンドのオフピークの往復割引切符がカードで買えた。
後で聞くとKさんはホームへ向かう途中の、小さなカウンターのおばちゃんから、35ポンドで往復割引切符を買ったそうだ。
3.5ポンド(¥700)の差はなんなのか???
帰国後、調べてみると、2015年5月の毎週土曜日とバンクホリデーは、オフピーク料金が適用されると分かった。
私はたまたま土曜日でラッキーだったけど、なぜ5月の毎土曜日がオフピークなんだろう???

●ホテル到着

ヒースローエキスプレスで、空港からパディントン駅まで約15分。
パディントン駅からタクシーでホテルへ。約10分で5ポンド(¥1,000)。
ロンドンのタクシーは丸くてかわいい。
座席前が広くてスーツケースも一緒に乗せられるので安心である。
それにしてもロンドンは寒~い!!!

ダブルツリー・バイ・ヒルトン・マーブルアーチ DoubleTree by Hilton Marble arch





チェックインすると、Kさんは既に到着(他のホテルから移動)していて、部屋で待っていた。

<ホテルからプレゼントのクッキー> あったかくておいしい♪



<ダブルツリーの部屋> 
床に2つのスーツケースを広げると歩けなくなるくらい狭いけど、ロンドンなので仕方ない。



でも部屋もバスルームもきれいで清潔、立地は抜群で、スタッフの対応もいいので満足です。
ただ1つ大変だったのは、天井に固定されたシャワー。
壁に固定されていたらまだなんとかなるけど、真上からくるのは本当に使いにくい。
と、チェックアウトの時に、フレンドリーなフロントマンに言うと「私もそう思います。少しずつ改装しているのでご理解下さい。」と言われた(笑)

●パブで夕食

どうしても行きたいパブがあった。
ノッティングヒルの、花であふれたチャーチルアームス CHURCHILL ARMSという老舗パブ。
奥のタイ料理レストランが人気で週末は予約必須だって。
パブなら予約なしで大丈夫だろうと行ったところ、中も外も人であふれていたのであきらめた。
チャーチルアームス近くでよさそうなパブが見当たらなかったので、地下鉄でマーブルアーチに戻ってホテル近くのパブにした。

<ホテル近くのパブ> ビールも料理もおいしかった(^^)




 


ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「ロンドン&リバプール」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事