フィリピン・ボホール島 ３日め－２

●チョコレートヒルの麓でバギー



チョコレートヒル展望台へ登る前に、麓のバギー乗り場へ。
ATV MOTORSという会社で、バギー30分400ペソ（約800円）に挑戦する。
誓約書にサインして、園内で少し練習。
私は3年前に車の免許を取ったばかりで、今だにびびりながら運転しているし、バイクは教習場で習ったきりなので、バギーも最初はとても怖くてゆっくり走っていた。
まだ全然心の準備ができていないのに、すぐスタートするという。ひぇ～！
インストラクターにゆっくり走ってもらうよう頼んで、インストラクター、私、Ｋさんの順にチョコレートヒルの麓の村や草原を走る。
道はでこぼこだらけで平らなところが少ないので、身体は飛び跳ね、ハンドルが取られる。
何回も悲鳴を上げながら必死でついていった。

村に入ると、犬や鶏、子供たちが出てくるのでひかないように気をつけた。
終盤にやっとスピードが出せるようになり、もう30分くらい走りたいくらいだった。
緊張で疲れたけど、とても楽しい体験だった。
最後に事務所で冷たいジュースを頂く。
それは紅茶のような色で氷が入っていたので私は遠慮したけど、Ｋさんは美味しいと言ってほとんど飲みほしていた。

●山頂でランチ





再び車に乗り、チョコレートヒルの展望台へ。
ここは1人50ペソ（約100円）の入山料が必要で、途中のゲートで払う。

お昼なので展望台のレストランで雄大な景色を眺めながらランチを取ることに。
無難なシーフードカレー（120ペソ＝約240円）にしたけど、これが意外と美味しかった。
とにかく暑いので冷たいスプライトが日本で飲むより何倍も美味しく感じる。
ランチ後、長い階段を登って、頂上の展望台へ。

●チョコレートヒル



チョコレートヒルはボホール島の中央にあり、こんもりした小山が1,001個も点在している不思議なところ。
４～６月は山が茶色くなるので、チョコレートヒルと呼ばれるそうだ。
なぜこのような地形になったのかは諸説あるけど解明されていないそうだ。

＜実はイケメンの写真屋さん＞



展望台でこのあやしい写真屋さんが声をかけてきた。
私はノーサンキューと断って自分で写真を撮っていたら、いつの間にか、何でも断れないＫさんが相手をしていた。

値段を聞くと1枚100ペソ（約200円）だと言う。
サンプル写真を見たけど、特に上手でもないしな～。
迷ったけど結局「記念だから」と撮ってもらうことにした。
２人でたくさん撮ってもらった後、お店で写真を選ぶ。
そこでスカーフとサングラスを取った彼はなんと、ジャニーズの「や〇ぴー」そっくりで、なかなかのイケメンだった。
急に２人のテンションが上がり、「顔を出したらお客さん増えるよ～。」とか「日本に来たらもてるよ～。」とかおばちゃん丸出しで要らんアドバイスをしてあげた（笑）
残念ながら写真はあまり「や〇ぴー」に似ていなかったので、ここで載せるのはやめておきます(>_<)

●乗馬





これで今日の観光は終わり・・・のつもりだったけど、町へ戻る途中、乗馬の看板を見つけて、急に乗りたくなった。
ギルバートさんに相談したらOKが出たので、30分200ペソ（約400円）だけ乗馬をすることにした。
2人とも少し経験があるので、練習なしですぐ山に連れて行ってもらって、椰子の林を歩き、途中降りて、鍾乳洞の見学もあり、楽しくてあっという間の30分だった。

●アイランドショッピングモール



タグビラランの町に戻り、一番大きなショッピングセンター「アイランドシティモール」に寄ってもらう。
ボホール島にこんな大きなショッピングセンターがあるなんて、びっくり！
中にはスーパーマーケットやホームセンター、お土産屋、本屋、服屋、フードコートなどがあり、すごい人出で活気にあふれていた。
というよりタグビラランの町全体が、思ったより都会なのでびっくりした。
ビルも多く、割と近代的なのだ。
失礼だけど、来るまではどんな田舎かと思っていたので、本当にびっくりした。
ショッピングセンターでは、お土産の他、またまたマンゴー、パイナップルを買った。

●絶景のミラビリャ・リゾート





夕食はタグビララン郊外の断崖に建つ「ミラビリャ・リゾート Miravilla Resort」にする。
ここは海に沈む美しい夕日を眺めながら、新鮮なシーフード料理が味わえると紹介されていた。
入口に大きな水槽があり、さまざまな魚や貝、エビなどが泳いでいたので期待が高まる。
景色はすばらしく、料理は全部美味しかった。
特にホタテのガーリックバター焼きが絶品で、冷たいサンミゲルも最高(^^)

日本から持ってきていた、醤油とマヨネーズを少しつけると、更に美味！
お会計は合計893ペソ（約1,780円）と満足の値段。

ホテルに着いた時、ギルバートさんに、時間オーバー分と今日１日わがままにつきあってくれたので、チップをはずんで渡したらとても喜んでくれた。
今日も満天の星空。
そういえば、チョコレートヒルに行く前、山賊に襲われたらどうしようと本気で心配していたことがおかしくて２人で笑った。
あまりにものどかで平和な景色に、そんなことはすっかり忘れていた。