ラオス4日め(ルアンパバーンに着いてから3日め)は、車で1時間くらいの名所「クアンシーの滝」へ行こうと思います。
クアンシーの滝は、ターコイズブルーの美しい滝で、滝つぼに飛び込んだり、泳いだり、小舟で遊覧したりして楽しむことができる、風光明媚な観光地です。
滝へのアクセス方法は、
①専用車
②タクシーや配車アプリ(Loca)
③乗り合いバス
④トゥクトゥク
⑤レンタバイク
などがありますが、乗り合いバス(1人500円くらい)が一番安くて安心だと思います。
ただ、私の場合は、お腹が弱いので、片道1時間の間に、トイレに行きたくなったら他の人に迷惑をかけてしまいます。
高いのは承知で、①専用車か、②タクシーや配車アプリの選択になりますね。
それでもできるだけ予算を抑えたいので、町をぶらぶらしている時、旅行社を見つけたら値段を聞いて、比較してみました。
ちなみにホテルの専用車は、往復で70ドル(約10,500円、高すぎる~!)でした。
町の旅行社、3社に確認したら、だいたい往復で、850,000~950,000キープ(5,500円~6,500円)だったので、「ちょっと考えます。」と言って予約はしませんでした。
2日め、ホテルからプーシーの丘まで送ってくれた、Locaのドライバーさんが、運転しながら、「クアンシーの滝に行った?まだなら、往復700,000キープでどう?」ってセールスしてきました。
最安値ではあるんだけど、交渉したら、600,000キープ(約4,000円)になってラッキー♪
プーシーの丘まで短い時間でしたが、いろいろ話をしたら、好印象だったので、初めての人よりは安心だし、最安値になったのでお願いすることにしました。
ドライバーさんはLocaで呼ばれると、結構な割合の手数料をLocaに取られるので、できるだけ直接予約を取りたいようで、その後、何度か利用したLocaのドライバーさんはみんな「クアンシーの滝に行った?」と聞いてくるんです(笑)
600,000キープが実際安いのかどうか分かりませんが、信用できるドライバーさんに予約できたので安心です。
当日はホテルを10時に出発。
途中、商店でミネラルウォーターを買ってくれました。
笑顔で「コプチャイ!」とお礼を言いますが、一度も飲まず、自分の水ばかり飲んでいたので、申し訳なかったです。
ちなみに、ラオス語のありがとうは「コプチャイ」、こんにちはは「サバイディ」で、滞在中、この2語を連呼してました(笑)
クアンシーの滝までは、舗装道路も未舗装道路も、あちこちに穴ぼこができててびっくり!
ドライバーさんは、慣れているので、うまく避けながら上手に運転するので、感動すら覚えました(笑)
30キロの距離なのに1時間かかる理由はこれだったんですね。
この穴ぼこ地獄を知らない旅行者がレンタバイクでよく事故を起こすそうです。
ここは絶対、ツアーバスか専用車がお勧めですね。
トゥクトゥクは身体への振動がハンパないので、着いた頃にはヘロヘロになってるそうですよ(笑)
●野生のバッファローに遭遇!
突然、目の前に野生のバッファローが現れました!!!
私たちの車にまっすぐ向かってきますよ~(> <)
こんな風に向かってくるのは珍しいようで、ドライバーさんもびっくりして笑ってました。
まさか、ラオスで野生のバッファローに遭遇するとは!
ちょっと怖かったけど、野生のバッファロー、しかも親子で見られて感動(^^)
ちなみに、ルアンパバーンでは普通にバッファローの肉を食べていて、レストランではメニューにバッファローのステーキがあります。
もちろん、お肉が苦手な私は食べませんが、評判はいいそうですよ。
ドライバーさんの上手な運転のお陰で、穴ぼこを避けながらのくねくね運転でしたが、酔うこともなく、1時間くらいで無事、クアンシーの滝のチケット売場に到着。
酔ったというYoutubeを見たのでちょっと心配したんですが、ヨカッタです。
●クアンシーの滝に到着
入場料は、ラオス人20,000キープ(140円)、外国人は60,000キープ(420円)
突然ですが、日本でも、日本人と外国人の料金を分けてはどうかという意見がありますが、私は賛成です。
特に京都の神社仏閣や富士山などは、外国人料金を設定したらいいと思うな~。
入場券を買ったら、この改札を通り、奥のカートで入口まで送ってもらえますが、私は車で入口まで送ってもらいました。
この辺りで車を下り、ゲートへ歩きます。
少し歩いてゲートに到着。
入る前にトイレを済ませておこうと思います。
ゲート横のトイレ。
きれいではありませんが、許容範囲でした(> <)
滝まで坂道を結構上ります。
後で分かったのですが、本来の川沿いの美しい遊歩道は増水のため、歩けなかったんです。
こんな南国らしい大木があちこちに。
やっと到着しました。
遠くに滝が見えてきましたが、「ゴーゴー」と轟音が聞こえて、なんかイヤな予感(^^;
↑ 期待していた滝はこれ(写真はフリー素材より拝借)ですが、、
↓ 実際はこうでした。
あれ~!?
氾濫してますね(^^:
色も全然違いますよ。
唖然として、しばらくフリーズしてしまいました(笑)
橋の下も濁流で、かなり増水してます。
でもこの橋は通行止めにしてなくて、みんな橋の上で写真を撮ったりしててびっくり!
日本なら絶対、通行止めにしますよね(^^;
こちら、本来の遊歩道。
美しいターコイズブルーの川を眺めながら、ここを歩く予定だったのに・・・。
大ショックです。
無残な姿です。
イメージはこれ ↓(写真はフリー素材より拝借)
実際はこう ↓
心の中で、オーノー!を連呼してました(笑)
でも仕方ないですね。
先日の大型台風で、こんな状態になってしまったようです。
自然には逆らえません。
こんなレアな姿の滝を見られたのは、ある意味よかったかも。
絶対リベンジに来たいと心に決めて、クアンシーの滝を後にしました。
車で待っていたドライバーさんに、氾濫している滝の写真を見せたらびっくりしてました。
私がショックを受けていたので、優しいドライバーさんが、他の滝にも寄ってくれたんですが、同じように氾濫していたので(笑)一応、ドライバーさんの手前、写真は撮りましたが、同じような写真ばかりなので、カットしますね(^^;
●ドライバーさんの友達のカフェ
棚田好きな私が、道中、棚田を見つけると歓声を上げていたので、ドライバーさんが棚田ビューのカフェに寄ってくれました。
友達が経営しているカフェだそうです。
カフェと言っても・・・
こんな感じ。
素朴な休憩所って感じですね。
でものどかな風景に癒されます。
本当はもっと傾斜のある棚田が好きなんですが(笑)
ドライバーさんの気持ちが嬉しいじゃないですか♪
本当にいい人でヨカッタ。
ランチの予約時間が迫っていたので、カフェでゆっくりする時間がなく、写真を撮ってすぐ出発。
お茶の1杯も飲まず、申し訳なかったです。
帰りも穴ぼこだらけの道を走ります。
ここでドライバーさんがずっと待っているので、不思議に思っていると、「あの穴はすごく深いんだよ。」って。
穴の深さまで覚えているなんてすごい!ってホント尊敬しちゃいました(笑)
13時過ぎ、ランチを予約しているレストランまで送ってもらって、ドライバーさんとお別れしました。
最終日のホテル⇒空港の送迎も、安くしてもらったので、このドライバーさんにお願いしましたよ(^^)