耳下腺腫瘍の発覚後・・・

耳下腺腫瘍が見つかりました。
この腫瘍と共に生活する日々~除去~除去後を綴っていきます。

診断

2007-11-28 | 入院前
CT検査を終え、耳鼻科に戻った。
カーテン越しにDr.が、CT写真を光に当てながら見ている様子が見えた。
「あぁ~あの表情は、耳下腺だなぁ。。。」と確信。

「耳下腺腫瘍ですね」と午前とは違うDr.が説明。
「やっぱり・・・」と思ったけど涙があふれた・・・
Dr.は、さっとティッシュを3枚手渡してくれた。
まだ泣いていないのに・・・涙がポロポロ。。。Dr.の優しさに涙!?

『耳下腺腫瘍』について少しはネットで調べていたので
「先生!良性でも悪性でも手術しないといけないんですよね?」
「手術の前に細胞診があります」
「その検査で悪性だったらすぐに手術ですよね?その検査はいつですか?」
「12月4日です」
「え~すぐに出来ないんですか・・・結果はいつわかりますか?」
「1週間ほどでわかります」
「えぇ~そんなに!?先生、私21日から旅行なんです。なので悪性だと
キャンセルしないといけないから早く知りたいんですけど・・・」
「では、12月7日にわかるようにしておきます。」
「ありがとうございます。」
「で、もし悪性の場合すぐに手術したら旅行には間に合いますよね!?」
「手術は月・水・金曜日だから、ココでするとココには退院できるけどね」
とカレンダーの数字を指差しながら話す。

・・・とまぁ今思えば、なんとも楽観的!
Dr.もきっと「さっきまで泣いていたのに潔い患者!」と思ったに違いないでしょう。。。

帰宅後、妹に携帯メールで報告。すぐに電話してくれたけどびっくりしていた様子。
Kちゃんに携帯メールで報告。「当たってほしくなかったんですけどー」と・・・

ネットで『耳下腺腫瘍』検索・・・
病院の先生や患者さんの手術経験談など、とても詳しく書いてあり
改めてインターネットの便利さに感謝する。
と同時に色々詳しく書いてあるのを読むとだんだん不安になってきた。
「顔面麻痺」という4文字に恐怖になる・・・
読まなきゃ良かった・・・また涙。。。

息子が「病院行ってきた?どうやった?」と聞いてきた。
また後でゆっくり話すと言っても「教えて!」の一点張り!
私自身きちんと落ち着いて話せる状態じゃなかったけど、
なんとかわかりやすく説明した。
「でも手術して治るんだったら良かったやん!」
なんてクールなの!?もっと驚くかと思ったのに・・・
「パパにはまだ言わないで!」とお願いしておいた。